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「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【前日光】お天気山、羽賀場山

2012-11-27 23:15:57 | 道不明瞭

                    お天気山からの展望

【日 程】2012年11月27日(火)日帰り
【山 域】前日光
【山 名】お天気山、羽賀場山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【参 考】新分県登山ガイド「栃木県の山」
【コース】山口橋バス停(9:00)→お天気山(11:30)→羽賀場山(13:00)→下小代駅(15:40)

東武鉄道の新鹿沼駅からリーバス小来川森崎線に乗り、山口橋バス停で下車して橋を渡ってから分岐する林道を歩きます。林道の右側は入って行きたくなるような良く手入れされたなだらかな植林帯です。それに対して左手の植林帯は倒木や藪がやや目立っています。
林道が登りから下りにかかるあたりから左の斜面に入りました。尾根に上がってピークを越えていくと、未舗装の林道が見られます。この後、ひたすら尾根を辿っていくつもピークを越えて行きましたが、所々で未舗装の林道が見られました。これらの林道が繋がっていれば、辿っても行けるのですが保障はありません。
石祠のあるピークがあり、525mピークと思われますが、山名板のあるピークはありませんでした。やがて、前方にお天気山と思われる突き出したピークが見えてきます。お天気山の登りにかかる直前で前方が切れ落ちていて左から巻く所はちょっとやっかいでした。振り返ると登れないことも無さそうな岩場でしたが、上からだとルートが見えないので巻くのは仕方ないと思います。
お天気山への登りは藪のある岩場で、潅木が手掛かりにもなり、邪魔にもなるといった感じです。まともに登ってしまいましたが、かなり危険もあります。ここは左からやさしいルートがあったのかも知れません。しかも、ちょうどこの時だけ強い風が吹いて来たので余計大変でした。けれど風に吹かれた大量の枯れ葉が谷底に向って舞って行くのはなかなかの見ものでした。お天気山の頂上からは北西方向に展望があり、見える山々の姿と名前が記された板が設置されていました。地形図には名前が記されていない未知の山もあって、次に登る楽しみができました。頂上には天久山と書かれた山名板もあり、これがお天気山という名に変化したのでしょうか。
お天気山からは踏み跡が比較的明瞭になります。お天気山は標高777mですが、その先のもう一つの777mピークなどを越えていくと展望の無い羽賀場山です。さらに尾根を忠実に辿っていくと、小さな石祠を過ぎてから藪がひどくなり、藪を避けてしばらく尾根の右下を歩いてから尾根に戻ります。分岐する尾根を左に取ると林道に出てもとの黒川に下りました。黒川を渡って車道を歩き、郵便局のある分岐は左に取って、さらに左の峠越えの分岐を行き、下小代駅まで歩きました。

 

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【前日光】白鬚山

2012-11-20 23:21:23 | 道不明瞭

                 1,034mピーク付近から白鬚山方面


【日 程】2012年11月20日(火)日帰り
【山 域】前日光
【山 名】白鬚山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【コース】小川橋バス停(9:50)→白鬚山(12:30)→1,034mピーク(13:00)→下の向バス停(14:20)

東武鉄道の新鹿沼駅からリーバス古峰原線に乗り、小川橋バス停から歩きました。良く手入れされた植林帯の林道が途絶えるまで利用させてもらい、尾根にあがります。藪の無い尾根をひたすら登ると小さな石祠が二つ並んでいる白鬚山に着きます。山名板は二つあり、一つは古びて山名が消えかかっていますが、もう一つは新しく、標高1,000mと記されています。いったん下って次のピークには青い板があるだけ。その次の1,034mピークも山名板は無く、木の枝に一升瓶が逆さに挿してありました(写真)。
次のピークを越えると未舗装の林道に出ました。前方の1,070mピークが遠く感じられ、時刻を考えてこの林道を利用して下りました。この林道はほとんどジグザグが無く沢に沿って急傾斜に作られています。途中に舗装された部分もあるものの、抉られている場所や倒木で遮られた部分もある廃道状態です。通行止めのワイヤーを越えて下ると、別の林道と合流し下の向バス停に下りました。

 

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【奥日光】雪の五色山

2012-11-18 23:19:13 | 道不明瞭

                         五色山頂

【日 程】2012年11月18日(日)日帰り
【山 域】奥日光
【山 名】五色山
【メンバ】単独
【天 候】雪
【コース】日光湯元バス停(10:00)→中曽根登山口→五色山(13:50)→中曽根登山口→日光湯元バス停(16:15)

本当は五色山を越えてから避難小屋に泊まって錫ヶ岳、宿堂坊山と歩く予定で、大きな荷物を担いで行きました。
天気予報も良さそうで日光駅周辺は晴れていたのですが、白根山周辺だけ雪が降っていました。中曽根コースを登る途中でも時々、わずかに青空も見えることがあったので山頂まで頑張ってみました。五色山頂までは吹き溜まりを除いては踏み跡も見られましたが、積雪は予想以上でした。五色山頂で風雪も強まり、避難小屋は見えていたのですが、翌日の行程も困難が予想されたので頂上から引き返しました。
日光湯元バス停に戻ると雲がかかっているのは白根山周辺だけで、男体山あたりは晴れていました。バスの時刻ぴったりに戻れたのだけが救いでした。

 

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【前日光】鳴蟲山

2012-11-07 23:30:40 | 道不明瞭

                         鳴蟲山頂

参考ガイドブックは鳴蟲山を南北に登降するコースを紹介していますが、ネット上には東西に伸びる長い尾根を歩いた記録がいくつか見られます。今回、尾根の西端に近いところから登りはじめて、699mピーク、718mピークを越えて鳴蟲山に登り、山頂からはガイドブックに従い北に下りました。このコースは鳴蟲山手前で舗装された林道により分断されています。西から歩いてきた場合、この林道に下る所が要注意で転落の恐れがあります。

【日 程】2012年11月7日(水)日帰り
【山 名】鳴蟲山
【メンバ】単独
【天 候】曇りのち晴れ
【参 考】栃木百名山ガイドブック(栃木県山岳連盟)
【コース】上久我石裂バス停(8:50)→718mピーク(11:30)→鳴蟲山(13:20)→片野道バス停(15:10)

東武鉄道の新鹿沼駅からリーバス上久我線に乗り、終点の上久我石裂バス停まで行きます。石裂山の登山口もある所ですが、すぐに橋を渡って荒井川の左岸の舗装道路を行きます。道路はいったん右岸になり、再び左岸に戻るとすぐに右に林道分岐がありますが、これは通り過ぎ次の林道分岐に入りました。電子国土地形図に点線が記されている所です。この林道は立入禁止の看板があり、奥で伐採作業が行われているので早々に左の尾根に取り付きました。尾根上に出てみると良く整備された植林帯で、藪もなく広々と歩きやすくなっています。尾根を行くと右手が急斜面となり、伐採作業が行われている上を通ることになりました。
699mピークからの下りは前方に木々の間から718mピークも見えますが、それでも左の支尾根に引き込まれて途中から方向修正をしました。718mピークからの下りは左手が藪でフェンスがあります。下りはじめはフェンスに沿って行きますが、すぐに右に分岐する尾根に向います。下りついたあたりには未舗装の林道が通っていました。いったん登って下りに変わるあたりから尾根の両側に舗装道路を見下ろすようになります。この先はコンクリートで固めた高度のある擁壁の上の痩せ尾根を歩くことになるので要注意です。やがてついに尾根が分断される箇所に至り、踏み跡も藪に消えてしまいます。あちこち偵察した結果、高度差が少なく斜度がそれほどきつくない左手に下ることにしました。ひどい藪の中に折り重なる倒木を越えながら下ると偶然にも鉄梯子の上に出ました。林道に降り立ってから確認すると他の場所はすべて高度のあるコンクリート擁壁となっていました。こんなルートを歩く人はいないというのが前提でしょうが、危険な場所でした。
林道から東へ登る箇所は目印があり、踏み跡もあります。最後に厳しい急登をこなして鳴蟲山の山頂に着きました。ここまで十分歩いたので、東に伸びる尾根に踏み込むのはやめて、北へ登山道を辿って下りました。片野道バス停ではバスの時刻にわずかに遅れてしまい、対岸の道路に戻って景色を眺めながら天王橋のバス停まで歩きました。

 

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【日光周辺】芝草山

2012-10-25 23:45:25 | 道不明瞭

                芝草山の山頂先より日留賀岳方面の展望

【日 程】2012年10月25日(木)日帰り
【山 名】芝草山
【メンバ】単独
【天 候】曇り時々晴れ
【参 考】栃木百名山ガイドブック(栃木県山岳連盟)
【コース】中三依温泉駅(9:10)→大岩(11:30)→芝草山(12:00)→林道(15:00)→中三依温泉駅(16:10)

中三依温泉駅から入山沢に沿った舗装道路を行くと、三依渓流つり場の看板が見られ、太郎温泉を過ぎるとすぐに登山口があります。登山口には「登山カードBOX」があり太郎山(荒海山)、芝草山(三依富士)共用と書かれています。ここから荒海山への登山道があることを知らなかったので、芝草山から荒海山までどのようなルートで行くのだろうかと思いました。
芝草山への登り始めは送電線巡視路でやがて鉄塔下に出ます。その先で小さな道標があって送電線巡視路と分かれて急な細道に入ります。この道標は油断していると見落としてしまいそうです。登るにつれ色づく紅葉を見ながらが行くとやがて大岩が現れ、左から巻くとロープのある急斜面になります。
ロープの終わるあたりから、右へ少し下ってみると大岩の上に出ます。大岩の上は南側半分の展望があり、紅葉の尾根と中三依の町を見下ろし、その向こうに高原山と二つのスキー場が見えています。登山道に戻って少しのがんばりで芝草山に着きます。頂上は左右にわずかな展望があります。
頂上から先にも踏み跡が見られるので、時間を限って辿ってみることにしました。すぐに踏み跡は不明瞭になり、笹と石楠花の藪になりますが丁寧に踏み跡を辿れば問題ありません。尾根に沿ってピークを越えて行くと右手が開けて日留賀岳方面の展望(写真)があります。やがて前方が開けて荒海山の展望があり、1,238mピークが見えて、とても急な危なっかしい下りが現れます。踏み跡が主尾根に沿ってずっと続くのであれば時間的に歩き通すことは難しいので、ここから引き返しました。
同じ道を戻るのはつまらないので、引き返す途中で右斜面の斜度が緩んだ所から下ってみます。丈の高い笹薮の斜面で、左右にトラバースしながら踏み跡を探してみても全く見当たらず、そのまま下ることになりました。いったん沢に下って、踏み跡らしきものを見つけて辿って見ますが、すぐに消えてしまいます。やがて植林帯に入ったので仕事道に期待しますが、それもありません。結局、入山沢沿いの林道に出るまで踏み跡はありませんでした。林道に出てみると、すぐ近くに送電線巡視路の入り口があり、もう少し登山道を戻ってから下り始めれば、途中で巡視路に当たって楽ができたかも知れません。
自宅に帰ってからネットで調べてみると、この林道のさらに奥から荒海山へも芝草山へも登山道が開かれているようでした。しかし、そちらから芝草山への登路は頂上付近の状況を見ても全体的に不明瞭になっているような気がします。

 

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【日光周辺】葛老山から五十里ダムへ

2012-10-13 21:37:45 | 道不明瞭

【日 程】2012年10月13日(土)日帰り
【山 名】葛老山
【メンバ】単独
【天 候】曇り時々晴れ
【参 考】栃木百名山ガイドブック改訂新版(栃木県山岳連盟)
【コース】湯西川温泉駅(9:00)→葛老山(10:40)→五十里ダム(14:40)

一昨年の12月に川治湯元駅から葛老山を目指したものの、天候が悪くて途中から送電線巡視路を辿って五十里ダムの駐車場付近に下りました。今回は野岩鉄道の湯西川温泉駅から葛老山にまず登って、五十里ダムの五十里湖と川治ダムの八汐湖に挟まれた尾根を下りました。
湯西川温泉駅を出ると隣に道の駅があります。その駐車場奥に案内板と登山口があります。登山口から葛老山頂へはとても良く整備された道で、土曜日というのに誰も登っていないのがもったいないと思うほどでした。また、山栗の多い山で、登山口から頂上付近までたくさんの実が落ちていました。頂上は樹林の中で、樹間からダム湖が見下ろせるもののあまり展望はありません。
頂上から登って来た道を戻り、山頂から0.4k、湯西川道の駅へ2.4kという標識のある場所で、登山道は左へ下って行きますが、右の踏み跡も無い笹原に踏み込んで行きます。下りはじめに出てくる岩場で尾根を右に外しましたが、すぐ左へトラバースして尾根に戻ります。このあたりから微かな踏み跡が見られるようになります。緩やかな下りを行くとやがて左が崖になっている痩せ尾根を通過する時、左手が開けて五十里湖を見下ろすことができます。(写真)このコースで一番の展望でした。その後は進むにつれて笹の丈が高くなり、途中に出てくるピークへの登りではやや面倒な藪こぎになります。やがて右手に川治ダムを見下ろせるところで急斜面が出てきます。左から巻くように下って振り返ると、大きな岩壁になっていました。右に寄り過ぎると危ない所でした。
藪こぎに飽きてくる頃、左手が沢状になってその向こうに別の尾根が見えました。尾根の分岐で間違えてしまったかと思い、沢に下ってさらに左へトラバースして行くとやがて送電線巡視路に出ました。さっきの尾根で間違いなかったわけですが、仕方が無いのでこの送電線巡視路を下りました。下り着いた所は五十里ダムの少し上の、五十里ダムから川治ダムへ抜ける葛老トンネルの分岐付近でした。送電線巡視路は五十里ダム付近で分断されていることがわかりました。
五十里ダムのバス停で時刻表を確認すると20分ほどの待ち時間でしたが、きのこ採り帰りの親切な方が鬼怒川公園駅まで車に乗せて下さり、お土産のきのこまで頂戴しました。

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【足尾周辺】餅ヶ瀬林道から中尾根コースで袈裟丸山

2012-05-30 23:23:18 | 道不明瞭

                         賽ノ河原付近のミツバツツジ

【日 程】2012年5月30日(水)日帰り
【山 域】足尾周辺
【山 名】中袈裟、後袈裟丸山、前袈裟丸山、小袈裟
【メンバ】単独
【天 候】曇り
【コース】原向駅(9:30)→中尾根取付(11:30)→中袈裟(14:40)→賽ノ河原(17:00)→沢入駅(19:30)

袈裟丸山は車利用の登山者が多く、電車・バスでは不便な山と言えます。餅ヶ瀬川沿いの長い林道歩きから中尾根コースで中袈裟に登り、折場登山口に下って沢入駅まで長い車道を歩きました。餅ヶ瀬川沿いの林道は途中で通行止めになっており、工事関係者も入っていましたが、止められることはありませんでした。林道から餅ヶ瀬川に下る場所は道の反対側に赤テープも見られ、バイクが一台止まっていました。バイクで来て中尾根を登ったのかも知れません。餅ヶ瀬川はけっこう水量がありましたが、なんとか靴を脱がずに濡れないで対岸に渡れるところを見つけました。踏み跡は比較的明瞭であり、見失っても尾根に忠実に登れば問題ありません。いきなり長い急登があり、やがて少し緩むもののなかなかの傾斜が続きます。ぐんぐん高度が上がる証拠にミツバツツジが盛り過ぎ→見頃→蕾とどんどん若返ります。その後、アップダウンが続いてしばらく高度が上がらない部分ではアカヤシオの群落が見られますが、盛りは過ぎており、一週間ほど早ければ素晴らしい花園が見られたことと思います。再び激しい急登となり、ルートは笹薮を避けるためあえて崖の近くに寄ります。ここでは息が上がってしまいました。一息入って最後の急登になりますが、途中で進退窮まるのではないかと心配になるほど手ごたえのある登りが続きます。
傾斜が緩むと目印がやたら多い場所に出ました。ここが縦走路の分岐で、間違えて中尾根に入らないように多くの目印を付けているのでしょう。中尾根を下るのはロープが無いと難しいでしょう。分岐から中袈裟方面に向かうと、縦走路なのに石楠花などの藪のうるさい道になります。後袈裟丸山から前袈裟丸山にかけては山桜が見られ、前袈裟丸山から小袈裟にかけて石楠花が開き始めていましたが、蕾はあまり多くありません。安定した曇りで展望はほとんどありませんでした。天気予報では安定した晴れとのことだったのに・・。小袈裟あたりのアカヤシオもすでに盛りを過ぎていましたが、賽ノ河原ではミツバツツジの花盛りでした。時刻は夕刻になってガスも出てきていましたが、思わず声も出る美しさでした。シロヤシオも開き始めており、もっと早ければアカヤシオも素晴らしいこの場所はツツジの名所と言えるのでしょう。折場登山口に下る途中、見晴らしの良い笹の斜面に出ます。向こうの尾根には点々と赤いツツジが見え、沢筋には何段にも続く滝が見られる美しいところです。折場登山口では車で来ていて、ここで泊まって明日に登るという方に会いました。本日たった一人だけ出会った登山者でした。

 

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【奥武蔵】聖尾根から熊倉山

2012-05-12 23:50:43 | 道不明瞭

                   山頂直下のアカヤシオ

【日 程】2012年5月12日(土)日帰り
【山 域】奥武蔵
【山 名】熊倉山、城山
【メンバ】単独
【天 候】曇り時々晴
【コース】三峰口駅(8:15)→大峠(10:30)→熊倉山頂(14:00)→城山(15:30)→白久駅(16:30)
【参 考】電子国土地形図

三峰口駅から荒川上流へ向かい、白川橋を少し過ぎた所で林道擁壁に作られている階段を登って聖尾根の末端に取り付きました。初めのうち急斜面が続いてルートファインディングが必要ですが、ある程度登っていくと穏やかになります。やがて尾根の右側に聖岩が見え急登をこなすと岩場の上に出ます。左から巻くように下ると「聖尾根の大峠」の看板があります。聖尾根は道標が少なくて途中のピークで方向が変わるので、見通しが利かない時には迷う恐れがあると思います。アカヤシオには遅すぎたかと思いましたが、高根の手前でようやく散り残っている花がありました。熊倉山頂の一つ手前の岩のピークでもやや盛りは過ぎていましたがアカヤシオが楽しめました。頂上直下の分岐では「林道コースは一部崩壊のため通行禁止で城山・日野コースを利用してください」との張り紙がありました。この一般登山道の下り始めにある、アカヤシオの大きな株は蕾をわずかに残す満開状態でした。城山コースを下り、林道に出るあたりでグループに追いつきました。林道を歩くのは嫌なので、突っ切って城山を通るコースに入りましたが、けっこうアップダウンのある道でした。

 

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【渡良瀬川左岸】十二時山~鍋足沢の頭~鳴神山~大形山

2012-05-07 23:52:00 | 道不明瞭

                      イカリソウ(岡平付近)

【日 程】2012年5月7日(月)日帰り
【山 域】桐生市・みどり市
【山 名】十二時山、丸山、鍋足沢の頭、鳴神山、三峰山、大形山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【コース】小中駅(9:00)→十二時山→鍋足沢の頭(12:00)→鳴神山→大形山(15:40)→岡平→村松峠→桐生駅(17:30)
【参 考】電子国土地形図

十二時山は昨年(2011年12月27日のブログ参照)、わたらせ渓谷鉄道の花輪駅から小夜戸山経由で登っていますが、今回は小中駅から目指しました。渡良瀬川をつり橋で渡って上流に向かい、沢を過ぎてから右に分岐する道を登ります。適当な所から山に入っていくと古い鳥居をくぐる道があります。辿っていくと先ほどの沢沿いの道になり、沢の分岐を左へ左へと取って行き、水が枯れるあたりで尾根を目指して登りました。急斜面の岩場となり、ルートファインディングが必要となります。這い上がった尾根上には踏み跡はありません。尾根を登って頂上に近づく頃、いまさらのように目印が出てきます。前回歩いた小夜戸山からの道に合流して、十二時山に至りました。ここから前回と同様に林道を突っ切り、丸山を経由して鍋足沢の頭に至ります。踏み跡と目印がありますが、丸山で分岐する別のルートにも目印が付いているので、間違ったルートに入らないように注意が必要です。
鍋足沢の頭から鳴神山に向かう道でも、別ルートにも目印が付いているので注意が必要です。鳴神山手前の椚田峠下のカッコソウは咲き始めたばかりで、囲いの近くに花が無く良い写真が取れませんでした。また、アカヤシオもほとんど散ってしまっていました。鳴神山から吾妻山へ向かう道は道標などが良く整備されており、新緑が綺麗でした。大形山を越えて岡平という伐採地に出ると桐生の町が良く見えました。吾妻山の手前の村松峠から左へ宮本町に下り、桐生駅まで歩きました。

 

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【愛鷹山塊】越前岳、位牌岳

2012-04-06 23:31:44 | 道不明瞭

                位牌岳、前岳間から越前岳と富士山の展望

【日 程】2012年4月6日(金)日帰り
【山 域】愛鷹山塊
【山 名】黒岳、越前岳、呼子岳、蓬莱山、鋸岳、位牌岳、前岳
【メンバ】単独
【天 候】曇りのち晴れ
【参 考】山と高原地図31富士山
【コース】愛鷹登山口(9:00)→黒岳(10:30)→越前岳(12:00)→位牌岳(15:20)→前岳(16:00)→愛鷹登山口(17:20)
【切 符】青春18切符

御殿場駅からバスには私のほかに3人のグループがいましたが、愛鷹登山口で下車したのは私一人でした。登り口の駐車場には何台か停まっていました。富士見峠から、先ず黒岳を往復します。途中、正面に富士山が見える展望台がありますがこの時は雲がかかっていました。頂上直前に市販の地図には出ていませんが左へ分岐があります。富士見峠に戻って越前岳へ向かうと雲が多くなってきて、越前岳手前では風花が舞うほどでした。越前岳頂上あたりでは多くのハイカーに出会いましたが、その先では誰にも会いませんでした。お昼を過ぎると天気は回復に向かい富士山の雲も取れてきました。呼子岳から折り返すように曲がって割石峠へ向かいましたが、呼子岳からまっすぐ大岳へ向かう道は廃道の表示があり、痩尾根の急下降で藪もあって厳しそうでした。
割石峠からは沢沿いに愛鷹登山口へ戻る分岐がありますが、蓬莱山へ登ると頂上から先には警告板があります。進んで行くと岩が非常に脆く、最初の鎖場で足を置いた岩がぼろっと崩れたのが警告板以上の警告になりました。標識もあって、鎖やロープも設置されていますが、手掛かり、足掛かりの信頼性が低いため緊張します。危険地帯を過ぎると穏やかになり、途中から下る分岐もあります。位牌岳へ登りにかかる手前で危険なトラバースが一箇所あり、その先からきつい登りになります。位牌岳から前岳方面に下る道を取ると左が開けている所が多く、富士山の雲もすっかり取れてすばらしい展望でした。前岳から市販の地図には出ていませんが、愛鷹登山口に下る分岐があります。まっすぐ尾根に沿って下る道は時間がかかって終バスに間に合うか微妙だったので、この分岐を取って愛鷹登山口に戻りました。

 

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【奥武蔵】宗屋敷尾根から大血川東谷林道

2012-02-20 23:14:17 | 道不明瞭

              宗屋敷尾根分岐付近から酉谷山方面の展望

【日 程】2012年2月20日(月)日帰り
【山 域】奥武蔵
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【コース】武州日野駅(8:00)→宗屋敷尾根取付き(8:30)→宗屋敷尾根分岐(13:30)→大血川分岐(15:00)→三峰口駅(19:00)
【参 考】山と高原地図22奥武蔵・秩父

武州日野駅から熊倉山への登山コースを行き、途中から宗屋敷尾根に取付きました。小ピークに登り着くと進行方向が鹿よけネットで遮られていましたが、低くなって乗り越えられるところがありました。尾根伝いに登っていくと中腹の林道に出ました。その先は急斜面なので、登り易い所を探して林道を左に少し歩き、再び尾根に沿って登ります。熊倉山から酉谷山へ続く稜線の一つ手前のピークは岩場になっていて、重なり合う大岩の間を縫って登ります。岩場を過ぎてピークの突端で進行方向が崖になっていて下りと登り返しに苦労しました。
稜線に出て酉谷山に向かい、大血川への分岐で下りました。道は初め明瞭でしたが、仕事道と渾然となってよく分らないまま沢へ下りました。沢沿いは雪が深くてルートがはっきりせず時間がかかり、観光釣場を過ぎて暗くなってしまい、国道に出たときには終バスも行ってしまったあとで、三峰口駅まで歩きました。

 

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【奥武蔵】持小屋沢左岸尾根から矢岳

2012-02-03 22:56:09 | 道不明瞭

            1,040mピークから見る武甲山、子持山、大持山

【日 程】2012年2月3日(金)日帰り
【山 域】奥武蔵
【山 名】矢岳
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【コース】武州中川駅(8:00)→持小屋沢出合(8:40)→矢岳(13:00)→1,040P(14:30)→武州中川駅(17:00)
【参 考】山と高原地図22奥武蔵・秩父

安谷川の持小屋沢出合から尾根に取り付き、矢岳に登りました。登り一方で急登の多いコースで矢岳頂上近くは岩場が多く、積雪が中途半端なためキック・ステップが効かず苦労しました。雪にオーバー手袋を付けた手を突っ込み、四つん這いになって登ることも何度かありました。下りも積雪が岩場や倒木を隠しているため、気を抜けず時間がかかりました。1,040ピーク近くは浦山ダム湖側が大きく伐採されて、武甲山から子持山、大持山、有間山への山並みが見渡せる展望が広がっていました。このピーク付近だけはっきりした足跡がありました。浦山ダム湖から道の無いところを登ってきたのかも知れません。時刻が押してきていたので、大反山のピークは省略して巻き路を下って武州中川駅に戻りました。

 

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【渡良瀬川左岸】小夜戸山~十二時山~丸山~鍋足沢の頭

2011-12-27 23:08:05 | 道不明瞭

                       十二時山

【日 程】2011年12月27日(火)日帰り
【山 域】桐生市・みどり市
【山 名】小夜戸山、十二時山、丸山(離山)二等三角点、鍋足沢の頭
【メンバ】単独
【天 候】曇り一時雪
【コース】花輪駅(8:50)→小夜戸山(10:50)→十二時山(12:40)→丸山(13:00)→鍋足沢の頭(13:30)→梅田南小学校前バス停(16:50)
【参 考】電子国土地形図

わたらせ渓谷鉄道の花輪駅から小夜戸山~十二時山~丸山~鍋足沢の頭と歩いて座間峠に出る予定が鍋足沢の頭で間違えて桐生市側へ降りてしまいました。12月11日に渡良瀬川左岸の荒神山~大畑山~小夜戸山と歩いて花輪駅に下りましたが、その続きでした。花輪駅から中野駅方向へ歩いて渡良瀬川を渡り、そのまま車道を行き三叉路から少し左へ行き、入りやすい所から取り付きます。尾根に上がって最初のピークで前に下ってきたルートに合流しました。小夜戸山から尾根伝いに進んでいくつかの無名のピークを越えて高度を上げて行くと十二時山(1,056m)という変わった名前のピークに着きます。

十二時山から南へ尾根を辿るとすぐに山道は舗装された林道に断ち切られています。林道に下って右に少し行った所から斜面に取り付いて登って行くと1,064m二等三角点の丸山(離山)に至ります。さらに尾根を辿ると次のピークには祠が二つ並んでいました。このピークには山名板はありません。さらに先のピークを目指すと道が比較的明瞭になって鍋足沢の頭に着きました。鍋足沢の頭から座間峠へは鳴神山から縦走して歩いたことがあるのですが、ここで間違えてしまいました。逆方向から鍋足沢の頭に着いたことで錯覚し、南東の尾根を下ってしまいました。一度歩いた所なので油断をして磁石による方向確認も怠りました。間違えたルートは赤テープの目印はあるものの藪っぽく足場の悪い尾根でした。次第に分りにくくなり、最後は沢に下って砂利舗装の林道に出ました。この林道を延々と歩くと、舗装道路に変わって鳴神山の登山口前を通ってさらにバス停まで長い車道歩きになってしまいました。

 

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【奥武蔵】官ノ倉山と臼入山(細窪山)

2011-12-15 21:57:34 | 道不明瞭

                 官ノ倉山から臼入山方面の展望

【日 程】2011年12月15日(木)日帰り
【山 域】奥武蔵
【山 名】官ノ倉山、臼入山(421.1mピーク)
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【コース】東武竹沢駅(8:00)→官ノ倉山(9:00)→臼入山(10:44)→落合バス停(12:00)
【参 考】山と高原地図22奥武蔵・秩父

東武竹沢駅から官ノ倉峠に登り、官ノ倉山を往復してから西へ伸びる尾根を歩いて、臼入山(細窪山)のピークを越えて行きました。臼入山への標識には誰かがマジックで「細窪山」と修正を入れてあり、この山の名称について異論を持つ方がおられるようです。

官ノ倉山までは外秩父七峰縦走コースの標識もあるハイキング・コースですが、官ノ倉峠には臼入山方面への道には「山道」とだけ記されています。道は比較的明瞭ではじめは道標がありませんが、「烏森山」との表示のあるピークから臼入山への道標が出てきます。まわりが竹藪に変わったあたりで、山道は林道に断ち切られていました。地形図には無く、最近作られた林道のようです。臼入山頂上からは南へ下る道がありますが、臼入山を越えて尾根通しに行く踏み跡が続いています。道標は無くなり藪っぽくなりますが、道ははっきり続いており、辿っていくと落合バス停の少し手前で車道に下ります。かなり早い時間に下ってしまいましたが、別のピークに登るには半端な時間なので、バスを待って帰路に就きました。

 

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【渡良瀬川左岸】荒神山~大畑山~小夜戸山

2011-12-11 22:03:07 | 道不明瞭

            荒神山展望台から赤城山方面の展望

【日 程】2011年12月11日(日)日帰り
【山 域】桐生市・みどり市周辺
【山 名】荒神山、大畑山、小夜戸山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ
【コース】水沼駅(8:40)→荒神山(10:00)→大畑山(12:20)→小夜戸山(14:30)→花輪駅(15:50)
【参 考】電子国土地形図

わたらせ渓谷鉄道の水沼駅から渡良瀬川左岸の低い尾根を歩いて花輪駅に下りました。水沼駅から荒神山へはハイキング・コースになっています。はじめ車道を行き、遊歩道入り口から山道に入ります。遊歩道の分岐(標識は送電線の番号が表示されている)を右に取りましたが、進むにつれて遊歩道という名前にはそぐわない荒れた道になりました。途中で車道に出てしまいますが、この車道からの展望が良くて、富士山の山頂が少しだけ頭を出しているのが見え、浅間山も綺麗に見えます。荒神山の山頂より少し下にある展望台からは赤城山や皇海山方面の素晴らしい見晴らしがあります。

荒神山の山頂から東に尾根を辿ります。踏み跡は不明瞭で、藪や落ち葉に消えていたりします。途中、猟に入っている人と二度出会いました。大畑山には小さなアンテナがあり、山名板が木の枝に取り付けられています。雪が残っていました。大畑山から先には猟師が入っていないようでした。大畑山から小夜戸山まではいくつものピークを越えていきます。巻き道らしきものも見られますが不明瞭なので、ピークをすべて拾って行きました。どのピークにも山名板はありません。地形図で標高がほぼ800mのピークには小夜戸山と書かれた小さな札があり、アンテナ設備があります。大畑山も小夜戸山も、また渡良瀬川対岸の中野山も麓の地名がそのまま山名になっています。小夜戸山からは西へ伸びる尾根をまっすぐ下ります。踏み跡らしきものもありますが、あまり信用できないと思って無視しました。最後は藪っぽく急斜面になります。

 

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