登り始めの伐採地から横根山方面の展望
【日 程】2015年11月16日(月)日帰り
【山 域】前日光
【山 名】月山、石裂山
【メンバ】単独
【天 候】晴れ後曇り
【参 考】電子国土地形図
【コース】五月公民館前バス停(8:15)→900m弱のピーク(10:30)→小川沢峠(11:20)→月山(12:30)→石裂山(13:00)→石裂山バス停(14:40)
東武鉄道の新鹿沼駅からリーバス上五月線に乗り、五月公民館前バス停で下車しました。リーバスは何度も利用しましたが、この路線は初めてで、車窓から見る景色が新鮮でした。下りは朝夕の一日2本、上りは朝だけ2本という奇妙なダイヤで、日帰りでは帰りに乗ることはできません。
小川沢峠へは舗装された小川沢林道の左手の尾根を辿って行くことにしました。粟野川に架かる橋を渡って直ぐに左手の斜面に取り付いて急斜面を登ると小川沢林道から分岐していると見られる未舗装の林道に出ました。この林道を少し辿って、伐採跡に出た所で林道を離れて尾根を直登します。伐採跡はススキの原になって展望が良く、前方にはこれから登るピークが見え、左手には横根山、下には上五月あたりの集落が見えました。(写真は横根山方面の展望)
伐採跡を過ぎて植林帯に入ると踏み跡がはっきりしてきます。800m弱のピーク直下は急登になります。ピークには壊れかけた石祠がありました。このあたりで遠くに犬の声が聞こえ、猟銃の音も聞こえました。その先は一部藪っぽくなり、アップダウンを繰り返してコース最高点(月山と同程度)になる900m弱のピークに至ります。ここは尾根の分岐点ですぐ下に林道が来ています。尾根の左の分岐は林道を横切って7日に登ったばかりの大滝山につながりますが、先ほどの銃声が西の方から聞こえてきたこともあり、右の分岐を取って小川沢峠から石裂山を目指しました。
小川沢峠を目指して下り始めると林業用モノレールが施設されており、ほぼこれに沿って下って行きます。尾根の左手は伐採跡で展望が良く、白鬚山から大滝山に続く尾根が間近に見えます。この尾根を歩いた時には同じようなピークのアップダウンを繰り返したように思えましたが、ここから見ると白鬚山と大滝山の二つのピークに名前が付くのも頷けます。下りついた鞍部には横根山と石裂山方面を示す壊れた道標が木の幹にビニールテープでくくりつけてあるほかは何もありませんが、ここが小川沢峠と思われます。
小川沢峠からの登りは長く、最後の月山への急登は疲れました。山頂では二人の方がちょうど昼食休憩しており、その背後に出ることに。疲れたので月山からそのまま下ろうかと思いましたが、バスの待ち時間が長すぎることになるので、石裂山を回って下りました。前日の雨で岩が濡れて滑りやすくなっており、下りは注意が必要でした。
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