ポスコが東欧の家電メーカー「Gorenje」に鋼板製品を長期供給する。
ポスコは3日、先月28日にスロベニアでGorenjeと3年間の供給契約を締結したと明らかにした。欧州の家電メーカーと長期契約を結んだのは初めて。
スロベニアに本社を置くGorenjeは、ボッシュ・アンド・シーメンス・ハウスゲレーテ、エレクトロラックスなどとともに欧州でトップ5に入る家電メーカー。ポスコは2008年に同社と取引を開始したが、定期的な取引は行われなかった。
ポスコは今後、スロベニアのコパー港にある物流基地「POSCO-ESDC」を活用し、保管や運送などの物流サービスを高めることで、欧州市場での販路をさらに拡大する計画だ。
李明博(イ・ミョンバク)大統領がロシア訪問時にメドベージェフ大統領から破格の扱いを受けていたことが分かった。李大統領は2日(日本時間)、20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に出席するため、ロシアからフランス・カンヌに向かった。
青瓦台(大統領府)などによると、両大統領による首脳会談後、メドベージェフ大統領は「ロシアの伝統料理をごちそうする」と李大統領を自らの専用車に乗せ、昼食会の会場に連れて行ったという。この異例の行動について青瓦台の主要スタッフは李大統領が就任後、ロシアを3度訪問し、6回にわたり首脳会談を行っているメドベージェフ大統領とのきずなの深さを示したものだとみている。
今回の韓ロ首脳会談では、北朝鮮を経由する韓国とロシア間のガス管建設事業の実現に向け、緊密に協力することで合意するなど、韓ロの親密ぶりが目立った。
メドベージェフ大統領の李大統領への「厚遇」は、李大統領が訪米した際、オバマ大統領がホワイトハウスで歓迎会を開いたり、ワシントン以外の都市をともに回ったことに倣ったとの見方も出ている。
ヒップホップデュオSupreme Teamのメンバー、E-Sens(24・本名カン・ミノ)が大麻吸引を告白し、謝罪した。
2日午後5時、所属事務所アメーバ・カルチャーのビル(ソウル市麻浦区西橋洞)で、E-Sensの記者会見が行われ、活動休止の理由を説明し、大麻吸引に関して警察の取り調べを受けたと発表した。
この日、大麻吸引の事実を初めて明かしたE-Sensは「これまでわたしの音楽を愛してくださったファンの皆さん、事務所関係者、わたしを可愛がってくださった芸能産業関係者の皆様に今回の件について、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
警察の取り調べによると、E-Sensは自宅などで、1年前から数回にわたり、知人から入手した大麻を吸引。これに対し、E-Sensは大麻吸引の事実を正直に述べ、事務所にも今まで大麻を吸引していた事実を打ち明けた。
事務所側は「犯罪の事実を認め、過ちを謝罪するため、会見を開いた。まず甘んじて罰を受けた後、円満に音楽活動ができるよう、事務所も支援する」と伝えた。
Supreme Teamは2009年にデビュー。「Supermagic」「その時は、その時は、その時は」などをヒットさせ、昨年のソウル音楽大賞ではヒップホップ賞を受賞している。
海外事業を行う際、現地でわいろを最も多く供与しそうな企業は、ロシアと中国の企業だという調査結果が出た。韓国企業によるわいろ供与の慣行に対する国際的認識もあまりよくないことが分かった。
国際透明性機構(TI)が2日発表した「わいろ供与指数(BPI)」で、韓国は清廉度10点満点中7.9点で、調査対象28カ国中13位だった。ロシアは6.1点で同28位だった。6.5点だった中国は1段階上の27位だった。
わいろ供与指数とは、ある国家の企業が海外ビジネスを行う際に、わいろを供与する可能性を国家別指数で表したもので、指数が高いほど企業がわいろを供与する可能性が低い。世界主要企業の経営者3000人に対するアンケート調査を基に算出した。
韓国の順位は、22カ国を対象とした2008年の調査の14位から1段階上昇した。しかし、今年の調査対象国28カ国のうち、経済協力開発機構(OECD)加盟15カ国だけを見ると12位で、依然として下位圏だ。
ロシアと中国は前回のBPI調査に続いて、再び最下位圏にとどまった。08年の調査でロシアは22カ国中22位、中国は21位だった。自国でわいろの慣行が盛んな企業が、海外でもわいろを供与するのを当然視する傾向がある、とBBC放送が透明性機構の関係者の言葉を引用し報じた。
インドが今年の調査で19位となったのをはじめ、アルゼンチン(23位)、インドネシア(25位)、メキシコ(26位)など新興成長国に対する評価もよくなかった。
今回のBPI分析で、オランダとスイスがそれぞれ8.8点で共同1位となり、ベルギー(3位)、ドイツ、日本(共に4位)が後に続いた。米国は10位だった。
世界約1700空港の協議体である国際空港協議会(ACI)が初めて制定した「名誉の殿堂(Roll of Excellence)」。このほど仁川空港が世界最優秀空港として殿堂入りを果たした。
仁川空港は2日(韓国現地時間)、「モロッコのマラケシュで開催された2011年ACI総会で、6年連続世界最高の空港に選ばれた功労が認められ、殿堂入りした」と発表した。ACIが今年新設した「名誉の殿堂」は、5年連続で上位5位に入った空港を対象としており、仁川空港は2006年から今年まで6年連続で全世界最優秀空港として選ばれ、今回名誉の殿堂入りとなった。
また、仁川空港公社のイ・チェウク社長(写真)は同日、韓国の空港の社長として初めて、ACI「世界理事会理事」に任命された。任期は3年で、世界5地域(アジア・太平洋、北米、南米、ヨーロッパ。アフリカ)、計29人の代表で構成される世界理事会は、ACIの重要政策を決定する最高意思決定機構だ。
ソン・キム駐韓米国大使が3日に米国務省で就任宣誓式を行い、10日にソウルに赴任する。韓国政府筋は2日、クリントン国務長官が1日に母親を亡くしたため、代わりにバーンズ副長官が宣誓式を執り行うと伝えた。
ソン・キム大使は、韓米国交樹立以来129年目にして初の韓国系米国大使となる。赴任後、オバマ米大統領の信任状を李明博(イ・ミョンバク)大統領に奉呈し、業務に就く予定だ。オバマ大統領は今年6月、6カ国協議担当特使だった同氏を駐韓大使に指名し、米上院は先月、全会一致でこれを承認した。キャサリン・スティーブンス前大使は先月末に米国に戻っており、今後1年間、ジョージタウン大学で講義を行う計画だ。
20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に出席するためフランス・カンヌを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日(日本時間3日)、世界経済危機に関連し、「政府レベルの計画も重要だが、企業は投資と雇用を拡大すべき」と企業の役割を強調した。
この日カンヌで開かれた世界の企業家が集うビジネスサミット(B20)の晩餐会(ばんさんかい)で、李大統領は「世界危機克服に向けた企業の役割」と題した基調演説を行った。
李大統領は自身の経験から、世界の優れた企業は不況のときこそより果敢に投資することで大きな成長をとげてきたとして、「雇用と投資、技術革新における企業家の果敢な行動に期待する」と述べた。特に、世界的な若年層の就職難と所得格差拡大の解決に向け、企業の果たす役割が大きいと力説した。
欧州発の財政危機の影響が世界的に広がっている状況については、「福祉への過度な支出や放漫な財政運営で債務が累積した国家は、骨身を削って構造改革すべき」と促した。迅速で果敢な対策を打ち出すためにG20の国際協力が非常に重要だとして、あすのサミットでも確実な対応策を打ち出すと表明した。
また、自由貿易協定(FTA)について、ドーハ開発アジェンダ(DDA)がこう着状態に陥っている中、韓国は自由貿易の拡大を通じて2009年にプラス成長を記録し、昨年は6.1%の経済成長をとげたとして、FTAの成果を強調した。
Supreme TeamのE-Sens(本名カン・ミンホ、25)が大麻使用容疑で活動中断を宣言した。
E-Sensは2日午後、ソウル市麻浦区西橋洞(マポグ・ソギョドン)にある所属事務室で記者会見を行い、「大麻使用容疑で警察の調査を受け、近く検察に送検される予定」と明らかにした。
この日、E-Sensに同行した所属事務所の法務代理人チャン・ホジン弁護士は「E-Sensが自宅などで1年ほど前から数回、知人から入手した大麻を使用した」とし「同じ事務所のミュージシャンや職員は全く介入していない」と明らかにした。
所属事務所側はE-Sensの行為が青少年に否定的な影響を及ぼすことになった点を深く謝罪し、「とうてい正常な芸能活動はできず、率直かつ気持ちを込めて歌詞を書き続けてきたラッパーとして率直に過ちを認めるのがよいという判断をした」と、検察送検の前に記者会見を行うことになった理由を明らかにした。E-Sensは数日以内に検察に送検されるという。
この日、髪を短く刈って記者会見場に姿を現したE-Sensは「瞬間の衝動と誤った判断で社会的に悪い影響を及ぼす違法な行為をした。自らも良心の呵責を感じて芸能活動中断を宣言することになった」とし、ファンと所属事務所および芸能関係者に対して公式的に謝罪した。
E-Sensは09年、ヒップホップグループSupreme Teamでデビューし、昨年のゴールデンディスク授賞式ではヒップホップ賞を受賞した。
現代・起亜自動車グループの5車種が2012年のカナダ・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。業界関係者が3日に明らかにした。
現代自動車の「アクセント」、「エラントラ」(韓国名アバンテ)、「ヴェロスター」の3車種、起亜自動車の「オプティマ」(韓国名K5)、「オプティマ・ハイブリッド」の2車種が部門別1位になった。
現代自の「アクセント」は2万1000ドル(約164万円)以下の小型車部門、「エラントラ」は2万1000ドル以上の小型車部門、「ヴェロスター」は5万ドル以下のスポーツカー部門でトップ。起亜自の「オプティマ」は3万ドル以下のファミリーカー部門、「オプティマ・ハイブリッド」は3万ドル以上のファミリーカー部門でトップだった。
全11部門のうち5車種での部門別1位は現地販売企業の中で最多。カナダのカー・オブ・ザ・イヤーは、カナダの自動車ジャーナリスト協会が今年発売された新車を対象に、外観、性能、燃費、安全装備、使いやすさなどを評価して選定される。
一方、北米のカー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされている17車種のうち、現代・起亜自グループから「アクセント」、「エラントラ」、「ヴェロスター」、「リオ」(韓国名プライド)の4車種が選ばれ、現地販売企業の中で最多のノミネートとなった。
「韓流TV」が日本商業衛星放送スカイパーフェクトを通して、韓流専門コンテンツを日本に放送し始めた。
韓流TVを放送するグローブセットは8月、日本ファッションテレビと提携し、先月31日からファッションTVを通して一日1時間、韓流関連の放送物を送り出し始めた。
韓流TVは、韓流コンテンツだけを集め、衛星を利用して海外に放送するチャンネル。海外で衛星アンテナとセットトップボックスを設置した家庭に韓流放送を送り出す。しかしファッションTVで放送される1時間は韓流TVを申し込まなくても視聴できる。現在は芸能情報番組を中心に放送されているが、次第にジャンルを広める計画だ。
現在グローブセットがサービスしている「韓流TVパッケージ」は、テレビチャンネル2つ、歌謡を聴かせるラジオチャンネル4つで構成されている。
1月から日本・中国・フィリピン・香港・台湾・ロシアなど北東アジア地域を対象に試験放送を始め、来年はタイ・ベトナム・インドネシアなど東南アジア地域にサービスを拡大する予定だ。