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韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

北朝鮮、在外同胞離散家族再会で外貨稼ぎ

2011-11-14 19:18:25 | Weblog

  北朝鮮が在外同胞の離散家族再会を斡旋して金を受け取っていたことが確認された。 血縁の情を外貨稼ぎに活用したのだ。 こうした事実は、米司法省が公開したロビイスト活動内訳報告資料で分かった。

  また北朝鮮は米国内にロビイスト団体を置き、米国政府や企業などを相手にロビー活動をしていたことが明らかになった。

  こうした事実は、オンライン中央日報が米司法省の03年11月20日付の外国代理人登録法(Foreign Agents Registration Act=FARA)関連資料を入手して確認した。 これによると、モンタナ州ジャーマンタウンに居住する在米同胞Cは当時、司法省に北朝鮮と結んだ4枚分量の契約書を提出した。 書類でCは、在米韓国人の北朝鮮内離散家族再会事業を北朝鮮海外同胞援護委員会と推進することで口頭契約を結んだ、と書いている。 海外同胞援護委員会を通して北朝鮮内の家族の捜し出し、在米同胞が訪朝して会わせるということだ。 再会が実現した場合、在米同胞はコミッションを支払う。 しかしその費用がいくらかは書かれていない。

  北朝鮮が外貨稼ぎのために離散家族対面を活用しているという疑惑は以前から提起されてきた。 しかしこうした北朝鮮の活動を確認する文書が公開されたのは今回が初めてとなる。

  Cは自分と交流している国が北朝鮮であることを書類にはっきりと書いている。 また交流団体の住所は「平壌(ピョンヤン)牡丹峰(モランボン)区域」となっている。 北朝鮮側の代表は海外同胞援護委員会のキム・ベファという人物だ。

  Cは米司法省が議会に提出した04年下半期の外国代理人報告書にも登場する。 米議会は6カ月ごとに、外国代理人として登録されている団体の情報について司法省から報告を受ける。 ロビイストの活動内訳の報告を議会で受けて審査するのだ。 この報告書でCは北朝鮮と契約を結んだ外国代理人として登録されている。 具体的な活動事項と北朝鮮からいくらの資金を受けたかは「報告されていない(None Reported)」となっている。

  この報告書には、Cのほか、英ニューカッスルに本部を置く「ユーロアシア産業開発研究所」(Institute for Bsiness Development in Euro Asia Limited)という団体が04年9月21日、北朝鮮と交流する外国代理人団体として登録されたという事実も簡潔に書かれている。 報告書には、この団体が北朝鮮の経済開発のための諮問と技術教育を提供し、海外投資誘致を支援し、外国企業と協力業務を担当している、と説明されている。 また北朝鮮から活動資金として5万ドルを受けたという内容もある。

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「韓流、海外消費者の韓国商品購入にも影響」

2011-11-14 19:12:44 | Weblog

「韓流のために韓国商品を買う」。韓流が海外消費者の韓流商品購入にプラスの影響を与えていることが分かった。

韓国貿易協会国際貿易研究院は13日、日本・中国・台湾・ベトナムなどの韓国訪問客および現地消費者1173人を相手にアンケート調査を行った結果に基づき、報告書「韓流を知れば輸出が見える」を出した。

これによると、回答者の80%以上が「韓流が韓国商品の購入に大きな影響を及ぼす」と答え、4人のうち3人が実際に韓国商品を購入したことが調査で分かった。 報告書は韓流と韓国商品購入の関連性から、輸出拡大に有利な品目を提示した。

K-POPやドラマなど韓流コンテンツに頻繁に露出される加工食品・化粧品・衣類などだ。ただ日本(加工食品)、中国(化粧品)、台湾・ベトナム(衣類)など国別に好まれる品目が違うため、戦略的な接近が必要だと助言した。

また、商品販売チャンネルではインターネット上のB2C(企業と消費者取引)販売が効果的で、広報の面ではユーチューブ・SNSなどインターネット動画プラットホームを最大限に活用するのがよい、と強調した。 価格の面では基本的にプレミアム戦略が必要だと指摘した。

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イ・ヒョリが突然の“死亡説”に怒り

2011-11-14 19:09:20 | Weblog

‘セクシークイーン’イ・ヒョリが突然の‘死亡説’に怒りを表した。

14日午前、SNSやカカオトークなどでは「イ・ヒョリが死亡した」という噂が広まり、多くのネットユーザーが衝撃に陥った。このデマのため、当日午前、ポータルサイトの検索語には「イ・ヒョリ」が登場した。

「イ・ヒョリ、自宅で息をしたまま(=韓国語の発音でスムシンチェ)見つかる」というコメントがSNSを通して広まったハプニングだ。 「死亡したまま(=韓国語の発音でスムジンチェ)見つかる」に錯覚させようと、 あるネットユーザーがいたずらしたのだ。

イ・ヒョリはは午後、ツイッターに「おもしろくもなく意味もない冗談を何というのでしょうか。それはゴミ」とコメントし、怒りを表した。

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2PMニックンが篠田麻里子と共演=『桜蘭高校ホスト部』

2011-11-14 19:06:13 | Weblog

 2PMのメンバー、ニックンは俳優としての可能性を認められ、日本の人気アイドルグループAKB48のメンバーと映画で共演していたことが分かった。

 JYPエンターテインメントは14日、ニックンが映画『桜蘭高校ホスト部』(来年3月公開予定)にキャスティングされ、このほど撮影を行ったことを明らかにした。

 ニックンは、AKB48篠田麻里子演じるシンガポールからの短期留学生ミシェルの兄役で、大企業社長ローレンス役を演じている。

 映画会社はキャスティングの理由について「ニックンの活動を見ていて俳優としての可能性を感じた。今回のローレンス役は英語に堪能で、いつも堂々としているプロフェッショナルでありながら、ソフトな面も持っていなければならない。こうした役の設定がニックンにピッタリだった」と話している。

 ニックンが所属する2PMは現在、アジアツアーの真っ最中。17日にはシンガポール公演が予定されており、近く出国する予定だ。

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大学入試:論述試験会場にバイク便数百台が待機!?  ソウルの4大学で受験生を運ぶ

2011-11-14 19:03:27 | Weblog

 大学修学能力試験(修能=日本の大学入試センター試験に相当)が終わり、最初の週末となった12‐13日、ソウル市内の四つの大学で、バイク便のオートバイによる競争が繰り広げられた。一般入試の論述試験の会場に受験生たちを運ぶため、オートバイが数百台も待機したのだ。

 

 13日午後2時20分、ソウル市鍾路区の成均館大。論述試験を終えて出てきた受験生数百人が、キャンパス内で待機していたオートバイに乗った。受験生たちは約40分後(午後3時)、同市東大門区の慶煕大キャンパスに到着し、再び論述試験に臨んだ。

 

 週末のため、ソウル市内の交通渋滞が激しい上に、この日は成均館大周辺でデモが行われたため、公共交通機関や自家用車を利用すれば、ほかの大学の試験開始時間に間に合わない可能性があった。一部の保護者たちは、試験が終わる20分前からバイク便のオートバイを捕まえ、後部座席に座って、わが子が出てくるのを待った。

 

 この日、経営・社会科学・人文科学の各学部ごとに論述試験を順次実施した成均館大のキャンパスでは、各科目の試験が終わるたびにオートバイが一斉に出入りする光景が見られた。

 

 受験生Kさん(18)は「修能の点数が思ったよりも低く、2校の一般入試を受けることになり、両方の論述試験に臨まないといけないため、バイク便を利用した。試験時間が重なったため、1校しか受けられなかった友人に比べると幸運だった」と話した。一方、バイク便業者のLさん(46)は「元々、人を乗せることはほとんどないが、入試の時期だけは例外だ。成均館大から慶煕大まで、6万‐8万ウォン(約4100‐5500円)で連れていっている」と話した。

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複雑化する韓国の大学入試、受験生も保護者も悲鳴

2011-11-14 19:01:02 | Weblog

 ソウル市蘆原区に住む高3受験生のキムさんは、13日午前に鍾路区の成均館大学で小論文の試験を受けた後、すぐに自宅近くにある小論文専門の予備校へと向かった。来週には漢陽大学と高麗大学で小論文の試験を控えているからだ。しかも、前日の12日には中央大学と西江大学でも小論文の試験を受けた。

 

 今年に入ってキムさんは、修学能力試験(修能、日本のセンター試験に相当)の準備に加え、小論文や内申の対策にも力を入れなければならなくなった。

 

 随時募集で8大学に願書を提出したキムさんは、今年から毎週末、小論文の予備校に通っている。キムさんは「随時募集での小論文試験は、修能の直前あるいは直後に行われるため、あらかじめ準備しておかなければならない」「大学の中には“数理論述”を課題として出すところもあるので、数学に対する理解も必要だ」と話した。

 

 平日は内申対策と修能準備のために通っている予備校で、主にビデオ講義を受講している。随時募集と一般募集では、高校在学時の学習成績なども反映されるため、中間試験や期末試験の準備にもおよそ1カ月前から真剣に取り組まねばならない。夏休みには入学査定官試験(学力試験ではなく入学査定官が内申や面接の成績で合否を決める入試)に提出する自己紹介書を書いた。さらに、修能の前の月となる先月は、複数の大学で随時募集の小論文試験を受けた。

 

 修能後はさらに忙しくなる。引き続き、各大学での小論文試験が毎週末に行われる上、14日からは高校の期末試験も始まる。今年の受験生に関しては、多くの大学が高3の1学期までの成績を審査の対象としているが、もし来年浪人するようなことになれば、高3全体の成績が反映される。そのため期末試験も決しておろそかにすることはできない。

 

 これまでの大学入試では、1982年から93年までは学力考査、また1954年から1980年までは本考査だけに力を入れて準備していれば、志望する大学に入ることができた。ところが今は学業成績だけでなく、修能、小論文、面接、さらには内申の成績に反映される日常の生活態度など、全ての面で優れた「スーパー受験生」になる必要があるのだ。

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元ミスコリアと著名建築家が眺望権などめぐり法廷闘争

2011-11-14 18:58:29 | Weblog

 元ミスコリアでタレントのハン・ソンジュさん(37)と、著名な建築家のイ・チャンハさん(55)が、ソウル市竜山区漢南洞11番地一帯の眺望権や日照権をめぐり、3カ月にわたって法廷闘争を繰り広げている。

 

 ソウル西部地裁が13日に発表したところによると、イさんは今年初め、ソウル市竜山区漢南洞11‐326番地に地下2階、地上3階建ての建物の建設に着手した。

 

 この土地のすぐ裏には、ハンさんの2階建ての自宅があることから、ハンさんはイさんに対し、建物の建設を中止するよう求め、今年8月に仮処分を申し立てた。

 

 ハンさんが「イさんが建物を建てると、私の家の眺望権や日照権が侵害される」と主張したのに対し、イさんは「ハンさんの自宅は11メートルの高台にあるため、眺望権などが侵害されることはない」と反論した。

 

 地裁の関係者は「ハンさんとイさんは建物の竣工時を想定した資料を提出し、激しい法廷闘争を繰り広げている」と話した。

 

 問題になっている漢南洞の土地は、ソウルを代表する高級住宅地で、漢江の眺めが特に良いことで知られている。

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遺体に群がる葬儀業者・警察・消防、悲しむ遺族を食い物に

2011-11-14 18:56:31 | Weblog

 ソウル市永登浦区のA葬儀場には、交通事故の死者や自殺者などの遺体がなぜか非常に多く集まるとのうわさが広まっていた。

 

 ソウル南部地検は先月初め「警察官が裏金を受け取り、遺体を組織的にA葬儀場に搬入している」との情報を入手した。捜査の結果、遺体をめぐって警察官、消防官、病院の担当者、互助会、葬儀用品業者、葬儀場経営者が裏金やリベートなどをやり取りしながら共生するという、非常に複雑な仕組みが一気に明らかになった。検察の関係者は「彼らは遺体に群がり、遺族が負担する葬儀費用を分け合っていた。まるでハイエナのようだ」と述べた。

 

 検察による捜査の結果、この葬儀場を経営するイ容疑者(54)=逮捕・起訴済み=から受け取った裏金に味を占めた警察官らは、遺体が発見されるとすぐにその情報をイ容疑者に提供した。相場は1体あたり20万ウォン(約1万3700円)。摘発された警察官11人のうち、7人は実際に金を受け取っていたことが分かった。消防署に連絡が入った遺体についての情報をイ容疑者に流した消防官2人も、今回同時に摘発された。また合計250人に上る互助会や病院の担当者も、2009年1月から今年9月まで、846回にわたりイ容疑者に遺体情報を流し、その見返りに20万ウォンから30万ウォン(約2万700円)を受け取っていた。

 

 警察によると、問題の葬儀場を経営するイ容疑者は、収賄事件に絡んで1997年に警察を退職した元警察官だった。イ容疑者は2003年から葬儀場の経営を始めたが、開業と同時に「遺体営業」も開始したという。検察の関係者は「元警察官のイ容疑者は、遺体に関する情報が現場勤務の警察官や消防署に最初に入ることを知っていた。そのため、警察や消防関係者の会食に出向いては、食事代を肩代わりするなどして親しくなっていった」と述べた。

 

 イ容疑者が遺体を引き取り、その見返りとして警察官などに支払った裏金は、遺族が支払う葬儀費用で賄われていた。イ容疑者は遺族が葬儀用品取り扱い業者に弔花、霊きゅう車、遺体の装束、喪服のレンタルなどを注文するたびに、業者からおよそ20%のリベートを受け取っていた。例えば遺族が葬儀に参列するための貸衣装を借りると、その費用の6万ウォン(約4100円)のうち、3万5000ウォン(約2400円)を業者から受け取っていたという。遺族が30万ウォン(約2万円)の弔花を注文すると9万ウォン(約6200円)、55万ウォン(約3万8000円)の遺骨箱を注文すると24万5000ウォン(約1万7000円)、7万ウォン(約4800円)の遺影であれば2万ウォン(約1400円)がイ容疑者の懐に入った。

 

 警察は検察が捜査を開始する前の今年4月、この葬儀場と警察官の間で裏金がやり取りされているとの情報を入手し、内部監察を行っていたが、あいまいな調査に終始したため、汚職の実態を暴くチャンスを自ら逃していた。当時、ソウル地方警察庁の監査官室は「濡れ衣だ」と主張するイ容疑者と警察官の言葉だけを聞き「嫌疑無し」との結論を下していた。警察庁の関係者は、当時の内部監察に問題があったことを認めた上で「ソウル警察庁の聴聞監査官を懲戒し、自宅待機命令を下した」と明らかにした。

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遺体で金もうけ、葬儀場経営者や警察官ら摘発 遺体1体で35万ウォン

2011-11-14 18:54:21 | Weblog

 交通事故や自殺などで死亡した人の遺体を特定の葬儀場に引き渡し、その見返りとして1回当たり20万-35万ウォン((約1万3700-2万4000円)を受け取っていた警察官や消防官などが、相次いで検察に摘発された。

 

 葬儀場経営者はこのようにして引き渡された遺体の葬儀を執り行う際、遺族が支払う葬儀用品費用のおよそ20%を、業者からリベートとして受け取ってきた。検察によると、1回の平均葬儀費用430万ウォン(約29万4500円)のうち、22%に当たるおよそ95万ウォン(約6万5100円)が、このような形で警察や葬儀場経営者などの手に渡っていたという。

 

 ソウル南部地検刑事6部は13日、2009年1月から最近まで、ソウル市永登浦区で葬儀場を経営するイ容疑者(54)に遺体を紹介した警察官11人と消防官2人を摘発し、警察庁と消防防災庁に通知したと発表した。

 

 検察によると、摘発された警察官・消防官らは警察や消防に「遺体が放置されている」との連絡が入るたびに、メールなどでイ容疑者に連絡していたという。うち警察官7人は遺体1体当たり20万ウォン、計23回にわたり総額455万ウォン(約31万1600円)を受け取っていたという。それ以外の警察官4人と消防官2人に関しては、金を受け取った事実は確認されていない。また互助会や高齢者施設、救急病院の関係者250人も、同じ手口で846回にわたり遺体をこの業者に引き渡し、総額で1億8936万ウォン(約1300万円)を受け取っていたことも明らかになった。

 

 葬儀場を経営するイ容疑者は、裏金を支払って手に入れた遺体の葬儀を行う際、葬儀用品の取扱業者からリベートを受け取っていた。

 

 イ容疑者は遺族が葬儀用品業者に弔花や霊きゅう車、装束などを注文する度に、20%前後のリベートを受け取り、2003年以降だけで50億ウォン(約3億5000万円)以上の利益を不当に手に入れていたことが、取り調べの結果分かった。

 

 検察の関係者は「今回の事件は、遺体を金もうけの手段とする葬儀業者のモラルの欠如が、周囲にも広まっていることを改めて示した。全国にある葬儀場の数を考えれば、今回の捜査で明らかになったのは氷山の一角だろう」と述べた。

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左派偏向授業、生徒が録音しネットで公開  2週間で4回告発、ほとんどが全教組所属教諭

2011-11-14 18:52:07 | Weblog

 「植民地時代、こいつは日本野郎・チョッパリ(日本に対する蔑称)の手先で、もう1人は独立運動に関わった人物だ。こいつは力で国を掌握し、もう1人はペンで国民の心をつかんだ」

 

 2009年、慶尚南道金海市の高校で、歴史担当教諭が朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領と、月刊総合誌『思想界』の張俊河(チャン・ジュンハ)元発行人について、近現代史の授業時に述べた言葉だ。この授業内容をある生徒が10分25秒にわたり録音し、その音声ファイルがこのほどインターネットメディアで公開されたことから明らかになった。

 

 公開された音声によると、この教諭は「『こいつ』は血書を書いた。そして『こいつ』は満州(現・中国東北部)で将校になり、日本が負けてからわが国の抗日軍将校になった」など、朴元大統領のことを「こいつ」と呼んでいた。また、授業中に左派傾向のあるインターネット放送を流したこともあるという。全国教職員労働組合(全教組)所属のこの教諭は昨年、慶尚南道巨済市内の高校に異動し、今も勤務している。本紙の電話取材に対しては「話すことはない」とコメントを拒否した。

 

 この授業を録音した元生徒は「先生の発言には問題があると思った。当時は高校2年生だったので、大学修学能力試験(日本の大学入試センター試験に相当)の準備を妨害されるのではと心配し、黙っていた。遅くなったけれども、こうしたことが繰り返されないようにしようと思い、公表を決意した」と話す。

 

 この教諭のように左派偏向のある発言をする教諭たちの授業が録音され、インターネット上で公開されるという出来事が相次いでいる。事実歪曲(わいきょく)や非論理的な反政府・反米発言を繰り返す教諭たちに、生徒が反発しているのだ。物議を醸している教諭たちはほとんどが全教組所属だ。

 

 ある生徒は先日、若者がよく利用するサイトに「僕はこの授業を世間に知らせることを決心した」という書き込みと共に、1時間に編集されたソウルK高校の倫理教諭(54)の授業を音声ファイルで掲載した。この倫理教諭は授業で「金持ちは絶対に民主主義を好まない。彼らは民主共和国の敵」と発言していた。

 

 今月3日、京畿道城南市のある中学校教諭は、授業中に反米感情を一方的に主張した。この教諭は「米国は数多くの武器を作っているが、武器を消費する場所がない。(だから)アラブをターゲットにして戦争を起こした」と発言した。全教組に所属するこの教諭は「見方によって一つのことも違って見えると説明したもの」と釈明したが、生徒たちは「先生は授業中にこういうことをよく言う」と話している。

 

 先月末には、京畿道金浦市にある高校の韓国史教諭(29)がののしり言葉と共に「李明博(イ・ミョンバク)大統領は退陣しなければならない」「朴槿恵(パク・クンヘ)おばさんは出てくるとたたかれるから出てこない」などと発言をしたが、これも同様にネットに掲載された。朴槿恵氏は朴元大統領の長女でハンナラ党元代表だ。

 

 この録音ファイルをサイトに掲載した生徒は「今日、左派寄りの韓国史の授業を録音してきた(みんな絶対見てね)」というタイトルを付け「あーむかつく。何とかしてよみんな…」というコメントを添えている。

 

 京畿道高陽市一山の高校では、昨年の北朝鮮による延坪島砲撃事件の翌日、昼休みに放送部指導教諭が校内で北朝鮮の歌を流したことについて、生徒が問題提起したこともあった。

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