たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

節目

2012-09-02 | 人間
8月31日で退職しました。
「まだまだ働ける」 という気持ちもありましたが、「きっぱりやめるという選択肢もいいな」 という気持ちが混在していました。

いろんな人から 「やめて何するの?」 とか 「家にいられないんじゃないの?」 とか、様々心配していただきました。
毎朝会話する男性から 「月曜からどうするの?」 と聞かれたので 「晴耕雨読です。 読みたい本がたまっているので」 と答えました。
主婦の生活に戻るのは、24年振りくらいでしょうか・・・戻れるのかなあ、私。
子供たちのためにパンを焼いたり、セーターを作ったり、そんな生活すっかり忘れてしまっている今の私です。

31日の朝、kameさんからメールが来ました。
「長い間、ご苦労様でした」    
「あらっ、今日で終りって覚えていてくださったんだ」 と感激。

お昼には、人形町の本社から来てくださった皆さんと一緒にランチしました。
出張でベトナムに行った若い男性から、ティッシュ入れをいただきました。




ゴルフに行ったという話をすると、Hansenさんが 「林住期(りんじゅうき)を楽しんでいますね」 とコメをくださるのですが、今までは 「まだ林住期じゃない」 という考えがありました。
やっぱり会社に所属している以上、仕事に行くことを第一に考え、前の晩に飲み過ぎないようにとか、虫に刺されて顔が腫れたりしないようにとか、気をつけながら生活していましたから。

あ~~~ もう考えなくていいんだあ~~~

Hansenさんが言う 『林住期』 は、インドの考え方で、一生を4つに区切った3番目の時期のことを言います。
最初の 『学生期(がくしょうき)』 は、字の通り、学ぶことを主とする時期、2番目は 『家住期(かじゅうき)』 で、家族のために懸命に働く時期、3番目の 『林住期』 は、仕事一筋だった人生に区切りをつけ、自然の中で心豊かに過ごす時期、そして4番目は、終末のことまで考えて身辺整理をする 『遊行期(ゆぎょうき)』 ということになります。

さて、これから 『林住期』 だと納得できるような生活ができるのでしょうか。
足腰の痛みはあるけれど、何とか動ける間は、規則正しい生活を続けるよう日々努力していきたいと考えています。
そして何より、今まで以上にいろんなことに興味を持って、前向きに生きていきたい。