たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

ピサ 1

2006-05-06 | イタリア
フィレンツェからアルノ川を下った海辺に PISA ピサ の街があります。
ピサといえば 斜塔 ですが、斜塔を含む ドゥオモ広場 全体が、世界遺産になっています。


斜塔の他に ドゥオモと洗礼堂 がありますが、どれも傾いているように見えました。


ドゥオモ


斜塔の写真はたびたび目にしますが、向かい側はどうなっているのか・・・
これが芝生の広場を挟んだ、斜塔の向かい側の写真です。



おまけ
作者 『たまびと』


フィレンツェ 2

2006-05-05 | イタリア
フィレンツェの象徴といわれる サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 
という名のドゥオモ。


色違いの大理石を組み合わせてあり、華やかで重厚で壮麗な建物でした。




イタリアの絵描きさんは彼自身が絵のようです。


ヴェッキオ宮殿の塔を美しくとらえたつもりの写真です。


シニョリーア広場に面したこれらのお店はすべて食べ物屋さんのようです。
RISTORANTE (リストランテ=レストラン)、 PIZZERIA (ピッツェリア=ピザの専門店) などが並んでいます。


イタリアのおまわりさんは馬に乗っていました。
たまびとは、かっこいい馬と一緒に写真を撮りたかったので、
「一緒に撮ってもいいですか?」 って尋ねたら 
「どうぞ!」 っと頷いておまわりさんも入ってきてしまいました。
その笑える写真を載せられないのが残念です。



おまけ
大都市は車もたくさん走っていますが、バイクもたくさん走っています。
若い女性でもかなり強引な走り方をします。
ここは道路のはずですが、バイク屋さんの展示品のように間をつめて
延々とバイクが止めてあり、壮観でした。



フィレンツェ 1

2006-05-04 | イタリア
トスカーナ平野の中央に位置する フィレンツェ は美しい街でした。

『ミケランジェロ広場』 に立つと、眼下にフィレンツェの街が広がります。


中央を流れる川は 『アルノ川』 です。






『ヴェッキオ橋』 は、橋の上に宝飾店が並ぶ珍しい橋です。



おまけ
いえびとは、昼も夜も酒びたりです。
(人目を気にしているたまびとが、ゴチャゴチャ言わないのをこれ幸いと)
イタリアといえばワイン。 ワインも昼夜飲んでいますが、
ビールもいろいろ試しています。


クロスティーニはトーストの上に
レバーペーストやオリーブペーストなどが乗せてあります。
ブルスケッタともいいます。きざんだトマトが乗っていたりします。


トスカーナ

2006-05-03 | イタリア
これがイタリアのピザ・・・・・大きい!
アーティチョーク (チョウセンアザミのつぼみ) が乗っています。


アーティチョークは日本でも売っていますが、
食卓での馴染みはまだ薄いと思われます。
イタリアの八百屋には、トマトと並んで売られていました。
真っ赤なトマトの下に見える紫色の大きな野菜がアーティチョークです。



翌朝ローマを発ち、北のフィレンツェへ向かいました。
ローマからフィレンツェまで約270kmのバスの旅です。

車窓から撮ったトスカーナの風景です。







おまけ
イタリアの大都市や観光地では、旅行者を狙うスリ、置き引き、
ひったくりなどが多発しているという話でした。
人ごみを歩く時には、持ち物に注意しなければならないので、
観光どころではないという気持ちになりました。

道端には物乞いの女性がいます。
小さなお子さんがいるのかもしれないと思われるくらいの年齢で、
お金を恵んでもらうための小さな器を前に置き、
たいてい身体を伏せています。
この人達を哀れんで小銭を入れようとすると、
財布ごと盗られるという怖い話も聞きました。

イタリアを旅する間、毎日目にする光景、この人達の貧困は
イタリアの政治の貧困だと感じました。
現地ガイドの話によると、ナポリの失業率は40パーセント、
信じがたい驚愕の数字です。
他人の物を奪わなければ命をつなげない状況に置かれている人たち。
政治の貧困が犯罪者を生み出しているのだと感じました。
昨日、自分の富を築くことに熱心だったベルルスコーニ首相が辞任しました。
彼に託された不況脱出はかないませんでした。
貧富の差の大きさに憤りを感じます。

日本の現状もイタリアと大差はないのではないでしょうか。
様々な面で格差が拡大している状況に恐怖を感じています。









ポンペイ 3

2006-05-02 | イタリア
ポンペイの街は、なかなかおしゃれな街だったようです。
壁の模様もさまざまです。




床にはモザイクが施してあります。


道は石が敷き詰められています。
大きな石が三個、横断歩道として置いてあります。
一段高くなったところが歩道で、中央の低い部分が荷車が通る道です。
荷車の轍 (わだち) がへこんでいる様子から、
たくさんの人が長い間生活していたことをうかがうことができます。



おまけ
ポンペイの遺跡の中でのんびり昼寝をする犬


かなり自己主張の強い花がさいていました。
青い空に濃い赤紫の花がよく映えていました。


ポンペイ 2

2006-05-01 | イタリア
ポンペイは想像よりずっと大きな街でした。
通りはいわゆる碁盤の目になっていて、一番長い通りは1kmもあります。
見るものが多くて、写真をいっぱい撮ってしまったので、
ポンペイシリーズだけで№4までいきそうです。 (すみません)


ポンペイの通りです。


下の写真は、共同浴場と説明されたような気がしますが、
あんまりいっぱい見過ぎて記憶が薄れてきました・・・


これはよく覚えています。なんたって 『水洗トイレ』 の跡ですから。
水道や水洗トイレがあったらしいんです。


ワインを入れて寝かせておいた甕らしいです。





おまけ
ポンペイから出たところに、白い花と赤い花が咲いていました。
赤い花は 『八重桜』 のようでしたが、白い花は名前がわかりません。


この木、一本の木のように見えますが、白い花と赤い花が咲いているんです。
どうも、二本の木がからみあっているようです。




ポンペイ 1

2006-04-30 | イタリア
ポンペイ はナポリから20km南にあります。

ヴェスヴィオ火山の噴火によって埋もれた街として
誰でも知っている世界遺産です。
たまびとも中学生の時に 『ポンペイ最後の日』 という本を読んでから
憧れの地でした。
今、ポンペイの地に立っていることが夢のように思えます。

上が丸くなっている二つのトンネルは、マリーナ門といいます。
ここからポンペイに入ります。
マリーナ、つまりこちら側は海だったということです。
大きな門は荷車が通り、小さな門は人が通る門だったそうです。


ヴェスヴィオ山が見えます。


家の壁がそのまま残っています。


パン屋のかまどは今でもパンが焼けそうです。


パン屋の石臼も残っています。



おまけ
ポンペイの黄色い鳥です。
名前はわかりません。


ポンペイの黄色い花です。
名前はわかりません。



おまけのおまけ
今日、スーパーに止めてあった自転車の後ろカゴに小さな犬が乗っていました。
いえびとが犬の頭を撫でていたら、持ち主の男性が近づいてきました。

男性    「私、イタリア人、この犬もイタリア人」
たまびと  「え~! 私達イタリアに行ってきたばかりなんです」

彼はペルージャの出身で、写真家なので犬と一緒に
世界中をまわっているということでした。
それから、私達がイタリアのどこに行ったとか、
どんなイタリア語を覚えたとか話が盛り上がりました。

たまびとが 「グラーツィエ (ありがとう) アリヴェデルチ (さようなら) サルーテ (乾杯)」 などと
得意の知ったかぶりを披露していたら、
突然彼が私達を人がいないところに連れて行って、
いかにも他人に聞かれてはまずいというように小さな声で 
「乾杯はchin-chinチンチンと言います」 って言うんです。
「日本でこれを言っては駄目でしょ?」 って。

あ~ おもしろかった



ナポリ

2006-04-29 | イタリア
朝ローマを発ち、南へ230キロ ナポリ を目指します。

バスの窓から 彩雲 (さいうん) が見えます。
雲が七色に彩色されているのです。
日本にいてもなかなか目にするチャンスが無い珍しい雲です。




イタリア半島を縦断する アテニン山脈 の雪の山が見えました。


ナポリのサンタルチア港の埠頭に建つ 『卵城 (たまごじょう)』 です。
海に面した城ですが、牢獄として使われていたということです。


お土産に レモンチェロ (Limoncello) を買いました。
レモンチェロは食後酒としていただくレモンのリキュールです。


お店のおばさんに 「レモンチェロ」 と言ったら、すぐに発音を直されました。
おばさん   「ノー ノー リーモンチェッロ!」
たまびと   「リーモンチェロ」
おばさん   「ノー ノー リーモンチェッロ!」
いえびと   「リーモンチェッロ!」
おばさん   「Si スィー」
いえびとにOKが出ました


おまけ
イタリアの都市は車が多く、駐車場は無い。
じゃあどうするかというと、道路の端に縦列駐車をするのです。
それも写真のように、ほとんど前後を空けません。


出るときは前の車をバンパーで押して、後ろの車もバンパーで押して・・・
信じられない出方をします。
信じられないところですが、この目で見てしまったので、信じるしかありません。
そんな訳で、イタリアの車はたいていへこんでいます。
下の写真の奥に止まっている車は典型的にへこんでいます。


そんな事情のもと、いっぱい走っているのが、メルセデス・ベンツの車 smart スマート です。
ちっちゃくて可愛い車です。













スペイン広場

2006-04-28 | イタリア
この 『スペイン広場』 もすごーく有名ですよね。
昔の映画 ローマの休日 に出てきましたから。
でも、どうして 『スペイン広場』 っていうのかは、意外と知られていないかも・・・
17世紀にここにスペイン大使館があったからだそうです。

ここに来たからには、スペイン階段で オードリー を気取って見なくちゃ・・・
と思っていたら、とんでもないこと・・・
たまびとが立つ場所すら無いのです。


階段の手前に 『バルカッチャの噴水』 があります。
テヴェレ川でワイン運搬に使われていた船 『バルカッチャ』 の形に造られています。


さて次に 「スペイン階段を上から見たら・・・」 という、
たまびと流写真をお見せします。


広場の向こうに見える建物は、すべて高級ブランドのお店です。
中央の奥に伸びるコンドッティ通りには日本でもお馴染みのブランドが軒を連ねています。
いえ、たまびとにはお馴染みではありません。

グッチ、プラダ、ブルガリ、フェンディ、エトロ、ルイ・ヴィトンなどなど・・・



おまけ
あ~ ブランドの名前あげてるだけで疲れました。
ちょっと横道を覗いたら、こんな花屋がありました。




トレヴィの泉

2006-04-27 | イタリア
ローマって有名な場所がたくさんあるんですね!
この 『トレヴィの泉』 ってすご~く有名ですよね。
後ろ向きにコインを投げると再びローマに来れる っていう伝説の・・・


いえびとが、たまびとに言いました。
「コインを投げるところを写真に撮ってあげる。」
照れ屋のいえびとが日本を離れてから別人のようです。
日本にいる時はたまびとの写真も撮らないし、
自分の写真も撮らせないのに。

仕方が無いので、たまびともいえびとの写真を撮ってあげました。
皆さんにお見せしたいくらいニッコニコです。

さて、コインを投げるには泉のそばまで行かなくてはなりません。
ポーリ宮殿の壁面を飾るネプチューンやトリトンの像の写真は
テレビなどでも見ますが、反対側の映像は見たことがありませんでした。
実際に行ってみたらビックリです。
なにしろ人で埋まっているのですから。


人波をかきわけて、コインを投げて来ました。
手持ちの中で最小の金額のユーロセントを。


おまけ
お約束のジェラート、食べました!


ジェラートを売っているお店は 『GELATERIA ジェラテリア』 と言います。
お店の中はサーティワンと同じようにショーケースが並んでいます。
先にレジで会計を済ませ、注文する時にレシートを渡します。