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たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

コロッセオ

2006-04-26 | イタリア
教科書の中のローマで、まず思い浮かぶのは 『コロッセオ』 です。
円形闘技場で、日々血なまぐさい死闘が繰り広げられたという説明は
子供の心には、いささかショックでした。

しかし今目の前にある 『コロッセオ』 は静かに大きく、
すっかり枯れてどっしりと建っていました。
ローマ法王ヴェネディクト16世は、キリストがなくなったとされる日に
ここでミサを行いました。


ここも観光地ですから、世界中から観光客が訪れています。


観光客目当ての馬車がいます。
馬の鼻を撫でているのは、いえびとです。
恥ずかしくて全身は見せられないので、手だけお見せします。



おまけ
イタリアの地形は南北に長く、気候も日本と似ています。
たまびとが行った時のローマの気温は東京とほとんど変わらず、
一重の桜は散り、八重桜が満開でした。
(もっとも、桜の木はあまりありません。日本と比べやすいのでとりあげてみました。)


北のミラノは札幌の気温とほぼ同じということでしたが、
それほど寒さは感じませんでした。



ローマの松と鳥

2006-04-25 | イタリア
イタリアの朝は、なかなか明けないのです。
そして夜は午後8時頃まで明るかったような気がします。


真っ暗な朝5時頃、鳥の声で目が覚めました。
イカルの鳴き方によく似た声が闇に響いています。
どうやら鳴き交わしているようです。
明るくなってから、声の主を確かめようとしましたが、
昼間はあまり鳴いてくれません。

もしかしたらこの鳥かもしれないと、目についた鳥の写真を撮っってみました。
でも名前もわかりません。


おもしろいことに、この野鳥は人間を怖がりません。
それどころか、呼びもしないのにこちらに向かって歩いてくるのです。
いつもパンを貰ったりしているのでしょうか。
理由はわからないままです。



レスピーギの交響詩 『ローマの松』 の中に
管楽器で小鳥のさえずりを表す部分があります。
たまびとは今まで森の中で鳴く鳥を想像しながら聞いていましたが、
ローマに行ってみて、この認識が間違いだったことに気がつきました。

『ローマの松』 は町の中にたくさんあり、鳥も町の中で鳴いていたのです。

ローマの松は下枝を切り落として傘の形に仕立てられた、
『かさ松』 と呼ばれる独特な形をしています。



おまけ
この鳥、形、大きさ、動きは 『カラス』 にそっくりです。
でも色が・・・・・違う。
イタリアはファッションの国・・・・・
カラスまでこんなにおしゃれなのでしょうか・・・・・











ローマの街

2006-04-24 | イタリア
サン・ピエトロ広場の前に伸びる 『コンチリア・ツィオーネ通り』 の写真です。
大きな建物が写っていますが、何の建物かわかりませんでした。(汗)


イタリアの街で普通に見かける風景です。
奥に教会の丸屋根 (丸屋根はクーポラ) が二つ見えます。
このような建物を 『Duomo ドゥオモ』 といいます。
日本語では 『聖堂』 と訳せばいいのでしょうか。・・・(不安)
ドゥオモは、あちこちにたくさんありました。


イタリアの道路は、車が通る広い道も、細い路地も 『石畳』 です。




ローマの街の中をゆったりと流れる 『Tevere テヴェレ川』 です。



おまけ
売る人が見えない・・・・・休憩中?
「同じ顔の人がたくさんいる?」 ・・・それは選挙ポスターです。


ヴァチカン美術館

2006-04-23 | イタリア
ヴァチカン市国の中には 『ヴァチカン美術館』 があり、
ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、
社会科の教科書や美術の教科書の中で見たような気がする
           (気がするだけなんですが・・・)
絵がギッシリと出迎えてくれるのです。


実際に目の当たりにする絵は、非常に大きなものが多く、
写真からは想像できなかったドハクリョクで迫ってきます。

床も大変美しい。


これは外壁です。


展示コースは全長7キロ、全てを歩くには一日中いる覚悟が必要です。
今回どれくらい歩いたのかわかりませんが、疲れ果てました。


次回からは、いよいよローマの街に出たいと思いますが、
その前にちょっとおしゃれなローマのバスの写真を載せます。





おまけ
下の写真もバスです。
サイドミラーの形がおもしろいと思いませんか?
動物の耳のようにも見えるし、クワガタムシの角のようにも見えます。



サン・ピエトロ大聖堂

2006-04-22 | イタリア
礼拝堂にミケランジェロの有名な作品 『ピエタ』 があります。
『ピエタ』 の意味は 『悲哀』 ということで、
イエス様を抱いて悲嘆にくれるマリア様の大理石像です。


サン・ピエトロ広場に面した建物の最上階の右から2番目の部屋が、
ローマ法王の部屋ということでした。  (記憶が正しければ・・・
夜、ヴァチカンの前を通ったら、この窓に灯りがともっていました。


1年前、前法王ヨハネ・パウロ2世が、最後の力を振り絞って
手を振られたのは、この窓だったのでしょうか。
平和を呼びかけ各国を訪問された前法王の力強く優しいお姿は、
今も心に残っています。


ヴァチカン市国の中で働く人たちの写真です。





おまけ
あちこち、藤の花が盛りでした。
紫色の花は 『キリストの花』 として大事にされています。



ヴァチカン市国

2006-04-21 | イタリア
ヴァチカン市国はローマの中にあり、ローマ法王が統治する
世界最小の独立国です。



高い塀で囲まれているカトリックの総本山ですが、観光地になっていて、
信者だけではなく世界中から人々が集まります。

塀に可愛い花が咲いていましたが、名前はわかりません。




ヴァチカン市国全体が世界遺産だそうです。

下の写真は法王の祭壇を覆うブロンズの大天蓋です。


4月16日のイースターを控え、サン・ピエトロ大聖堂の中は椅子で埋められています。


大聖堂の前の広場にも椅子が準備されている最中で、
16日にはこの広場が10万人のカトリック信者で埋め尽くされたそうです。


右の青い服の男性が椅子を並べています。


ローマ法王ベネディクト16世のミサは、イタリアのテレビ放送で見ましたが、
帰国後に日本の新聞でも見ることができました。
しかしその扱いは小さなものでした。

たまびとは信者ではありませんが、
素晴らしい時にイタリアを訪問できたことに感激しました。


おまけ
もうすぐイースター・・・・・あわてて (?) ペンキを塗っています。


Buon giorno !

2006-04-20 | イタリア


「Buon giorno (ブオンジョルノ)!」 =こんにちは
     ・・・・・気分はすっかりイタリア人・・・・・

夕べ、UPしようとしましたが、編集画面に入れませんでした。
たまびとはイタリア人になってしまい、
ブログUPの方法を忘れたのかとあせりました。




イタリアは世界最高の40ヵ所の文化遺産を持つ国だそうです。
特にローマはローマ帝国の遺跡があちこちに残り、
ミケランジェロの 『最後の審判』 の壁画など名画の数もおびただしく、
中学社会科の教科書 の中を歩いているような気がする旅でした。


気が向くままに写真を撮っていたら、1000枚を超えてしまい、
整理に相当時間がかかると思い、情けなくなっています。
だいぶ減らしましたが、まだ500枚位残っているので、
1日5枚掲載しても、100日かかることになります。
つまり以後数ヶ月 『たまびと日記』 は 『イタびと日記』 になるということ?・・・・・(汗)


イタリアの旅行者は小銭がないと、生きていかれません。
なぜなら、水は買って飲むもの、食事の時の水も
買わなければ出てきません。
それに水道水は硬質なので、日本人のお腹には合わないようです。
ペットボトルの水は、500ミリリットルが1ユーロ (約140円) 前後です。


公衆トイレに入る時は入り口でチップを払います。
だいたい50セント (約70円) 位です。

そんなわけで、トイレはわりあいきれいです。
特にこの写真のトイレは中が異常に広くて、住めそうでした。
          ・・・・・そんなバカな

でも、ウォシュレットはありません。