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たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

黄砂

2006-06-05 | 韓国1
春先には日本にも飛んでくる 黄砂(こうさ)
黄砂は大陸の乾燥した黄土が風に乗って運ばれてくる現象です。
たまには東京にも降ったと話題になることがあります。

東京にいる時に、ソウルの黄砂はひどいという報道を聞きましたが、
実際に行ってみたら・・・・・

2,3日空港の駐車場に止めておいた車はこのありさまです。


黄砂が道路を流れたあとです。


報道ではスカーフを被ったりマスクをしたりということで
防いでいるということでしたが、5月中頃ともなると歩くのに
困るというほどではありませんでした。





タプコル公園

2006-06-04 | 韓国1


ソウルの鐘路(チョンノ)にある タプコル公園 は、李氏朝鮮王室の護寺だった
 円覚寺 というお寺があった場所で、当時作られた石塔が残っています。
大理石の塔は国宝で、ガラスケースで保護されています。


下の写真は、円覚寺の跡を公園にする時、1897年に建てられた 八角亭 です。


その他に、この公園はある重要な意味を持つ場所です。
1919年3月1日、この八角亭に集まった群集の前で独立宣言が朗読されたのです。
そしてここから抗日運動が朝鮮半島全域に広がっていきました。
ここは韓国民族の独立の精神がいきづく場所なのです。


その9年前1910年、日本は無理矢理韓国を併合しました。
日本に支配された時代は長く、第二次世界大戦の終結まで続いたのです。

ソウルに滞在中、毎日放映される午後のテレビドラマを見ました。
『見ました』 と書きましたが、ことばがわからないので、
ただ映像を見ていただけです。
何となくわかったのは、時代設定が日本の植民地時代ではないかということです。
着物を着た日本人男性が登場するのですが、
威圧的な態度のように見えました。

今、日本では韓国ドラマがブームになっていますが、
韓国の人々が過酷な時代をどのように考えていたのか知るために、
このようなドラマも見る必要があると思いました。



ある日

2006-06-03 | 韓国1
ある日、観光地ではない道路を歩いていたら、
後ろから来た年配の韓国人男性に、日本語で話しかけられました。
「日本の方ですか?」
たまびと、少し緊張しました。
丁寧に誠意をもってことばを選びました。
「はい。  
日本に強制的に日本語を勉強させられた世代の方ですか?」
相手の方は穏やかに答えます。
「はい。日本語は60年も使っていないので、
だいぶ忘れてしまいました」
近くの大学の教授とおっしゃるその方は、
昔覚えた日本語を使ってみたいと思っていらっしゃるようでした。

韓国と日本の間に横たわる歴史はあまりにも重く、
韓国の方々の心情を思えば、ことばの一つにも真心を込めて
お話ししたいと考えるのです。

歩きながら少しお話しして、歩道橋の上でお別れしました。

明日はこの続きで タプコル公園 のお話をしたいと思います。



韓国伝統の品々です。 自分用のお土産です。



韓国のお茶

2006-06-02 | 韓国1
昨日のお茶のほかにも、いろいろなお茶があります。

これはお土産に買ったインスタントの なつめ茶 です。
お湯やお水に溶かして飲みますが、甘くて飲みやすいです。


これは 甘茶 です。
アジサイの仲間の 甘茶の木 の葉をつんで発酵させて、甘味を引き出してあります。
日本では花祭り(お釈迦様の誕生日) の時、お釈迦様の像にかけますね。
ほんとに 甘いんですよ!


こちらは シッケ という飲み物で、自販機で買いました。
700ウォン 約70円です。
炊いたお米から作る冷たいお茶で日本の甘酒をすごーく薄めた味です。


この他に コーン茶 も飲まれています。
こうばしくてサッパリしています。
日本で焼肉食べた後にこのお茶が出てきて 「おいしいな~」 と思っていましたが、
やっぱり韓国には売っていました。


仁寺洞 (インサドン) 4

2006-06-01 | 韓国1
韓国では身体に良いという伝統茶の種類が豊富です。
今、日本で人気の高い 柚子茶 も仲間です。

インサドンにもお茶のお店があり、ゆっくりくつろげます。


ナツメ茶(甘くておいしい)  カリン茶   五味子茶 を注文しました。
どれも1杯 5,000ウォン 約500円です。




帰りにトイレのドアを見たら、こんな風に書いてありました。


すごーく 納得!

仁寺洞 (インサドン) 3

2006-05-30 | 韓国1
これからお餅をつくところみたいです。
このお釜でお米を蒸かしているのだと思います。
「見たいな~ いつ始めるんだろう(ワクワク)」


前方を見ると、お餅をつくおじさんがトイレに向かって歩いていました。
残念ながら餅つきは見ることが出来ませんでした。
あっ そうそう、トイレのことは ファジャンシル といいます。


5月14日にうっしーさんがコメントを入れてくださった
妙な物を売っている屋台の写真がありました。(ヤッタネ!)
奥の鍋の中にあります。
ポンテギ といって、蚕のサナギを醤油で煮付けたものです。
クセが無くて意外とアッサリしているとはいいますが、ニオイがすごくて、
さすがのたまびとも遠慮しました。

ポンテギの手前に並んでいる物は ポプキ といって、
砂糖とソーダの粉末を溶かして作るお菓子です。
模様の部分が残るように食べて、うまく出来たら持って行くと
もう1本貰えるそうです。
昔、日本でも 『紙芝居屋さん』 にそんなのがあったな~


こちらの通りには飲み屋風屋台が並んでいます。
この屋台では、昼間からおじさん達がお酒を飲んでいます。
トゥイギム という天ぷらや キムパプ という海苔巻きを食べながら 
マッコリ(白い濁り酒) を飲んでいました。

 

仁寺洞 (インサドン) 2

2006-05-29 | 韓国1
日曜の インサドン は歩行者天国、午後になると人がどんどん増えていきます。
あちこちに韓国名物の 屋台 が並んでいます。

トッポッキ(細長い餅をコチュジャンや水飴で煮てあります) の屋台です。
甘いけど辛い
屋台に集まる人は、みんなニコニコ楽しそうです。


浅草の 雷オコシ みたいな物を作っています。


ホットック(黒糖入りおやき) です。
アツアツを噛むと、とけた黒砂糖がジュワーっと口に広がり、砕いたピーナツがコリコリします。
1個500ウォンと書いてありますから、おおよそ50円ということですね。


ホットックはおいしかった!






仁寺洞 (インサドン) 1

2006-05-28 | 韓国1
5月14日 (日)
Eddie(娘1の夫)に 仁寺洞(インサドン) に連れて行ってもらいました。

初めて乗るソウルの地下鉄、迷子にならないようについていくのに必死です。
インサドン はソウル駅から3つ目と4つ目の駅の間に位置します。

インサドン は韓国雑貨や骨董品のお店が並び、外国からの観光客に喜ばれそうな街ですが、
日曜日にソウルの人達が遊びに行く場所でもあるようです。



下の写真のお店で昼食をいただきました。


テレビで紹介されたことがあるらしく、韓国の人がぞろぞろ入る人気のお店のようです。


韓国ではオーダーが済むと、写真のような小皿がいくつもテーブルの上に並べられます。
客の好みにかかわらず、店が出したいものを並べます。
サービスですから、文句は言いません。
それどころか、何が並ぶかが楽しみです。


味噌味の ビビンパプ です。
野菜が入った器の中にご飯と味噌を入れて、グチャグチャにかきまぜて、
スッカラ(スプーン)でいただきます。
箸はチョッカラと言いますが、どちらも金属製です。
ちなみに韓国では器をテーブルから持ち上げて食べてはいけません。
この味噌は日本の味噌のイメージとは少し違うかもしれません。
甘味があって、いろいろまざりあった深みのある味でおいしいです。


メインは プルコギ という肉料理だったのですが、あまりのおいしさに写真を撮るのを忘れ、
気付いた時にはお見せできる状態ではありませんでした。

韓国の料理というと 辛い というイメージがあるかもしれませんが、
辛くないものの方が多いと思います。
薄味で すごーくおいしい です。
辛味が好きな人は、辛いものを混ぜて自分で調整できるような作り方です。




スーパーで買い物 3

2006-05-27 | 韓国1
お米も安くて、たくさん売っています。
ソウルでもお米を栽培しているようで、帰りの飛行機から
空港近くの田んぼが見えました。
水が張られ男の人が手植えで苗を植えていました。

野菜の種類も豊富で、焼肉に欠かせないサンチュ(緑の葉野菜)の類などは、
何種類もあります。
本場の人はいろんな葉っぱにくるんで食べているのがわかります。

下の写真はミニトマトです。フタの部分にご注目ください。


フタを開けて裏を見ると日本に向けた輸出用の品であることがわかります。
日本用のシールの上に韓国用のシールを貼って売っていました。


味付けしてあるナッチポックム(手長ダコをニンニクや唐辛子で炒める激辛料理)を買って帰り、
家で ナンチャッテ韓定食 (ハンジョンシク) をいただきました。
ナッチポックムはすごく 辛い です。


明日は本物の韓国料理を載せるつもりです。

スーパーで買い物 2

2006-05-26 | 韓国1
韓国の人達は食を大事にすると聞きますが、食材の種類が豊富で
値段も東京よりずっと安いと思いました。

焼肉用の肉などはキロ単位で豪快に買っていきます。
レポーター “韓人(ハンビト)” としては、
「それを何人で食べるの?」  「1日分? それとも冷凍するの?」 
など聞いてみたいのですが、悲しいかな韓国語が話せません。
いえ、ほんとはこの日までに話せるようになる予定でした。

魚も多種類売っていますが、目に付いたのは イシモチ です。
娘1が ハングルを読んで チョギ と書いてあるといいます。



イシモチは別名グチ、日本では高級かまぼこの材料です。
ソウルのスーパーに売っているイシモチは干してあるようでした。
食べると少し塩味がして独特の匂いがありますが、食べやすい魚です。
袋に10匹位入っていて9,400ウォン、1匹約100円というところでしょうか。
韓国ではよく食べられている魚のようです。
それに日本のお中元、お歳暮にあたるような時期には、贈り物になるそうです。
デパートに行くと同じ魚がもっと高く売られています。

先日、日本のスーパーで生の イシモチ をみつけたので、塩焼きにしました。
あっさりした白身の魚で、匂いなんか全然ありません。 おいしいです。
でも1匹300円・・・・・・高い。