昼から強い通り雨の天気予報、往きは電車~折り畳み自転車、帰りは、迎えに来た妻の車で竹田農園でした。
11:30頃に到着、椅子・焚火コンロなどの荷物を木陰の休憩場に出していると、畑友達のY夫妻。
強い通り雨がありそうなので、相談の結果、ブルーシートを張ることに。
カボチャの棚の補強をしたりして、昼めしの準備。
お互いに持ち寄った食材を炭火焼。
レンコ鯛の炭火焼きが好評。
車運転しない私だけビール。
Y氏は、畑周りの草刈。
草の生えるのが早く、最近は、朝5時に来て草刈りすることもあるとのこと。
Y氏の言うには、お隣のE氏は、朝5時にY氏が農園に着くと、既に草刈りを終えて、戻ってくるとのこと。
Y氏は鹿児島の農家の出、E氏は82歳、今も米作りでお元気。
夏の暑さ対策で、涼しい早朝に草刈りするのが長年農業をやってきた人の知恵。
天気予報(雨雲レーダー予想)どおり、強い雨が降り出す。
雷も。
20分程でピタリと止み、真夏の青空。
畑の野菜には、恵の雨、私も水やりの手間がかからず、有難い。
3時過ぎから、腰を上げて、休耕田の草刈に。
油タンク1回、50坪程刈ることに。
快調に草刈り、梅干しを混ぜた水を適宜喉に。
半分刈ったところで、胃の辺りが重い。
草刈り機を担ぐベルトが胃に当たっているからと、ベルト調整。
段々と、力が抜けてくる、これはいかん、一休みと、草刈り機のエンジンを止めて、日陰は、電信柱の日蔭と、腰を下ろし、水をガブガブ(梅干し入り)。冒頭
いよいよキツイと、50メートル程上手の集落の住人の家の日陰に避難。
コンクリートブロックがあったので、ここに腰かけるも、座るのもキツイ。
脈を計ると112回/分と高い。
ペットボトルやカメラを入れている、布袋を、コンクリートブロックに置いて枕代わりに横になる。
もう一度脈を計ると、65回/分と正常に。
通りかかった顔見知りの農家の方が、大丈夫かい?と声を掛けてくれたので、ええ大丈夫ですよと、返事。
草刈りの再開は無理と、よろよろと立ち上がって、空のリヤカーに草刈り機を載せてトボトボ、炎天下の農道を農園向かって歩くも、段々きつくなる。
もうすぐ、農園というところで、お腹が便意。
これは困った、野糞も憚られると、リヤカーをわき道に置いて、一目散に農園のトイレに。
汲み取り式和式トイレで、この35年間、トイレは全て洋式・ウォッシュレット。
この汲み取りトイレで、大便をすることは殆どない、しかも最近は膝を大きく曲げるのが困難で、使いにくい。
下痢で3回トイレに駆け込むも最初の2回は、随分トイレを汚して、備え付けのティッシュでふき取り、3回目は要領がのみこめ、上手にトイレ。
屋敷の上り口の石に腰かけていると、吐き気で、何度も吐く。
Y夫妻もこれは熱中症と保冷剤を持たせてくれたり、ポカリスエットを飲むようにと呉れたり。
水分補給と水やポカリスエットを飲んでも大半下痢便となって体内には取り込めていない。
やがて妻も来て、私は木陰の椅子に座って休憩。
道具類の片づけは、3人でテキパキとやってくれ、私は、時々、口を動かして、話に加わるのが精いっぱい。
Y氏は「俺はドン百姓のせがれ、あんたはシティボーイ」とからかわれるも、反論する気力なし、トホホ。
Y夫妻は、病院に行って点滴してもらったらと言うも、面倒、船酔いで吐いても病院には行かないなど返事して、妻運転の車でわが家迄。
重い折り畳み自転車も妻が火事場のくそ力で家まで運び、私は病人モード。
冷たい水を飲んでも、下痢になってしまうだけ。
最近釣りの船酔い対策で釣りのスタート時、熱い紅茶を飲んで、体が喜ぶのを思い出し、麦茶を電子レンジでチンして、熱々の麦茶を少しずつ飲んで見る。
胃が受け入れてくれる感じで、吐き気もないし、下痢にもならない。
結局、魔法瓶に熱い麦茶を入れて、枕元に置き、計1.5L飲む。
今日、元気になってネットで調べると、熱中症で嘔吐下痢になるのは、胃が機能停止して胃酸が適切に出なくなり、そのため、腸も機能しなくなり、吐いたり下痢になる、胃を正常にさせるには、熱いお茶が良いとのこと(お茶屋さんのホームページ)。
強い通り雨の直後の休耕田の草刈で、湿度100%、暑さもあり、体温が限度以上に上昇してしまったのだろう。
早めに草刈りを中止してよかった。
釣りの船酔い対策で覚えた、熱い紅茶で胃を整える技が、今回の熱中症騒動でも役立った。
教訓
①真夏の雨上がりの直後の草刈は、厳禁
②真夏の草刈は、昼めし前に。これからは、草刈りの時は1時間早く出る。
③真夏時、昼食時のビールは良いが、その後は、農園での野菜取入れや、
水やり、といった楽な作業、時には木陰での読書程度で過ごす。
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