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楽団長は短気ですけれど、何か? / 金山茂人

2008-05-12 | Diary
東京交響楽団の楽団長を務められた金山茂人氏のエッセイ。

楽団長といってもピンとこないのですが
氏いわく、会社でいう社長と同じ役割なのだそうだ。

とはいっても、お金集めに走らなきゃいけないし
楽団員からの文句も聞かなきゃならないし
と、なかなか大変なお仕事のようです。

ご自身はヴァイオリニストとして
東京交響楽団に入団されたようですが
楽団長になられるということは
人望もあるんでしょうね。

もともとは住んでいる市の広報誌への連載で
オーケストラとかクラシックとかを
知らない人でも気軽に読める内容で書いたとか。

たしかに読みやすく、一気に読めます。

実はこれも国立のBOOK OFFで見つけて
買おうかと思ったのですが
図書館にあるかも、と思い検索してみると
ありました。

貸し出し中でしたので、2週間待って借りてきました。
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1 コメント

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日本の若者を鬱にせず育ててください。 (評論家IK)
2008-05-24 17:28:39
この本僕も読みました。現実ではこういう体質の人物達は、運営面での悪をおこなっている噂がちらほらですから、度を過ぎないよう気をつけて頑張って欲しいものです。運営で問題をおこなっていてもそれを中和させるには、金儲けになる有名演奏家のことばかりでなく、無名でもどんどん日本にいる演奏家を育てることです。この人のような立場なら、どんどん起用してやれることで、若者が自身をもって成長できるはずです。危険な賭けをして若い芽を育てるのがヨーロッパ、アメリカです。芸能など他の職の分野でもそうですが、使用する前から能力があるはずがないと、無名の若手日本人を酷評し、才能を見つけてやらないでつぶしてしまう典型にとどまらず、どんどん演奏のチャンスをあたえる、その楽しさを客にも教えられる。この変革ができたらはじめて尊敬すべき人物になれると思います。そうでなければただの人物にすぎないと感じます。
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