韓国のKS研究員から、福岡のO氏と一緒に韓国南部の探鳥旅行をした、と言うメールが入りました。二人は同年代で、面識もあるので楽しい旅行をしたはずです。そのとき見た鳥のリストを見ると、クロハゲワシが200羽とか、韓国では珍しいとされているオオノスリが4羽だとか、タカ長ならずとも羨ましいような鳥の名前が並んでします。
彼らはワシタカ狙いで行ったわけではなく、どちらかと言えばカモメ類に重点をおいて東海岸にも足を伸ばしたので、当然ですがカモメ類の名前も並んでいます。その中のひとつ、ゴビズキンカモメのことです。
ゴビズキンカモメは韓国でも珍鳥のはずですが、二人はバッチリ見たようです。タカ長はまだ見たことがありません。正しく言うと、あるいは見ているのかも分かりませんが、確認していないのです。
早速読めもしないのにこの図鑑を出してみます。韓国では最初の本格的な図鑑、と言ってもよい図鑑で、実質的な執筆者はあの朴眞永博士です。余談ですが、タカ長は先生とも交流があるのでサイン本を頂いています。
写真では分かりにくいでしょうが、上からユリカモメ、ズグロカモメ、ゴビズキンカモメです。この中からゴビズキンカモメの特徴を、と言われてもタカ長にはほとんど分かりません。よく見ると頭の形が少し違うようですが、その違いをフィールドで識別できる自信はまったくありません。ゴビズキンカモメは大きさがウミネコ大ですから、数字的には簡単に識別できそうですが、数字などフィールドではあまりアテになりません。つまりタカ長にはお手上げ、と言うことです。
何年か前、朴眞永先生に会ったとき、インチョン(仁川)に行ったら見ることが出来る、と教わって行ったことがあります。何処に行って、どの方向を向いて、干潟の水際のどのあたりを見たらよい、と微にいり細にわたり教えを受けたのですが、肝心のタカ長は平素カモメには関心を持っていなかったので見ることは出来ませんでした。
それにしても先生の説明は具体的なのです。さすがフィールド派の研究者です。さすが韓国No.1のバードウォッチャーです。先生の説明には言葉の壁を越えたものがあり、舌を巻いたものです。
タカでもカモメでも、ほかの野鳥でも同じことですが、平素から注意してみていないと、どんなに立派な先生から教えを受けてもフィールドに出ると手も足も出なくなる、と言うことなのです。
ゴビズキンカモメの名前を見るたびに、平素からシッカリ鳥を見ることの重要性を思い出しています。
彼らはワシタカ狙いで行ったわけではなく、どちらかと言えばカモメ類に重点をおいて東海岸にも足を伸ばしたので、当然ですがカモメ類の名前も並んでいます。その中のひとつ、ゴビズキンカモメのことです。
ゴビズキンカモメは韓国でも珍鳥のはずですが、二人はバッチリ見たようです。タカ長はまだ見たことがありません。正しく言うと、あるいは見ているのかも分かりませんが、確認していないのです。
早速読めもしないのにこの図鑑を出してみます。韓国では最初の本格的な図鑑、と言ってもよい図鑑で、実質的な執筆者はあの朴眞永博士です。余談ですが、タカ長は先生とも交流があるのでサイン本を頂いています。
写真では分かりにくいでしょうが、上からユリカモメ、ズグロカモメ、ゴビズキンカモメです。この中からゴビズキンカモメの特徴を、と言われてもタカ長にはほとんど分かりません。よく見ると頭の形が少し違うようですが、その違いをフィールドで識別できる自信はまったくありません。ゴビズキンカモメは大きさがウミネコ大ですから、数字的には簡単に識別できそうですが、数字などフィールドではあまりアテになりません。つまりタカ長にはお手上げ、と言うことです。
何年か前、朴眞永先生に会ったとき、インチョン(仁川)に行ったら見ることが出来る、と教わって行ったことがあります。何処に行って、どの方向を向いて、干潟の水際のどのあたりを見たらよい、と微にいり細にわたり教えを受けたのですが、肝心のタカ長は平素カモメには関心を持っていなかったので見ることは出来ませんでした。
それにしても先生の説明は具体的なのです。さすがフィールド派の研究者です。さすが韓国No.1のバードウォッチャーです。先生の説明には言葉の壁を越えたものがあり、舌を巻いたものです。
タカでもカモメでも、ほかの野鳥でも同じことですが、平素から注意してみていないと、どんなに立派な先生から教えを受けてもフィールドに出ると手も足も出なくなる、と言うことなのです。
ゴビズキンカモメの名前を見るたびに、平素からシッカリ鳥を見ることの重要性を思い出しています。
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