先日のNHKテレビ、サラメシで鉄道紀行作家宮脇俊三の愛した駅弁が紹介されていました。
それを見て、宮脇俊三の本を読む気になって、アマゾンに注文したのが上記の本です。
中古本なのでまだ届いていませんが、遅くても明日には届くことになっています。
数ある宮脇俊三の本の中で、まず、この本を注文したのはタカ長も韓国の鉄道旅を経験しているからです。
韓国での鉄道旅の最初はプサンからソウル、セマウル号の旅でした。フィルム写真の時代のことです。
その後、高速鉄道が開通してセマウル号に乗ることは無くなりました、最初の旅では食堂車で昼食をとることが出来る時間の列車を選んだものです。
その後、何度も高速鉄道を利用していますが、韓国ではチョッと奮発して「特室」に乗っています。
3列シートのゆったりした室内、韓国では足代が安いので、ビンボーなタカ長もこの程度の贅沢が出来ます。
韓国の鉄道は南北方向、プサンからソウル、ソウルからモッポへは高速鉄道が走っていて便利ですが、、、、
それに比べると東西方向は不便で、プサンからモッポへの旅も長時間の旅となりました。
一応「ムグンファ号」と言うことで、完全な鈍行列車ではないはずですが、まぁ、実質は鈍行列車、日本の都市圏の鈍行列車よりのんびりと走る感じです。
子どものころ、もの心つくまえから親父に連れられて列車旅をしていたタカ長は、今でも乗り物に乗ったら子どもで、車窓からの風景を楽しむのが好きなので、列車旅で所要時間が永くなるのは問題ではないのですが、、、、
一緒に行くタカカノにはそのような趣味はないので、鈍行列車の旅は不評で、韓国での鉄道旅ではもっぱら高速鉄道、KTXを使用していました。
韓国では都市間のバス便が発達しているので、プサンからソウルまでの高速鉄道以外はバスを利用するのが便利です。
しかし、これにもハードルが無いわけではありません。長時間の旅になるとトイレ休憩がはいりますが、そのアナウンスが理解できないタカ長などはチョッと緊張します。
トイレに行っている間に置いて行かれる心配はありませんが、高速道路のSAなどでの休憩でものんびりと休むことが出来なくて、早々にバスにひき返していました。
日本でも有名な慶州、そのすぐ先に良洞(ヤンドン)の民俗村があります。
そこを訪ねたのはタカカノと2名の友だちでしたが、誰もが韓国語に不案内で、、、、、昼食を頼んだのは良いのですが、その量がうまく伝わらなくて,、、、、思った通りの量が出なくて、、、、満腹にならないまま店を出たことがあります。
そのようなことも個人旅行の楽しい思いですが、、、、、
帰りは近くの駅から鈍行に乗ってプサンに帰りました。
バスで帰るほうが時間的にも短くて便利なのですが、、、、、、ローカルの駅で、、、、本当に時間通り来てくれるのか心配しながら列車を待ち、、、
やっと乗った列車から外の風景を見ながら短い旅をするのも良いものです。
この風景は釜山市内のもので、ヤンドンのまわりは田舎の風景、、、、そのあと現代自動車の企業城下町である蔚山(ウルサン)を通ってプサンに帰ったように記憶していますが、、、、、、
安東(アンドン)からプサンまで列車旅をしたことがあるので、そのときの記憶と重複しているところがあるかも分かりません。
永田町にはタカ長以上に記憶のあやしいセンセイ方が日本を動かしていますから、それに比べたらタカ長の記憶違いなど可愛いもの、、、、
と言うことで、記憶が正確でなかったらご容赦ください。
韓国語のできないタカ長ですが、気分的には国内旅行のように韓国での旅を愉しんでいました。
加齢にともない、その韓国へ行く機会もなくなっていますが、、、、、でもまだ、、、あきらめたわけではありません。
機会に恵まれれば韓国での列車旅をしてみたいのですが、、、、、こう暑いと、、、いまは具体的なことは考えられませんね。