タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

水害のお見舞い

2017年07月09日 | 日々雑感
今回の豪雨災害に遭われたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

広島は今日も雨雲の下、いまにも降りそうな天気です。

九州から山陰にかけては発達した雨雲が、、、。

あれだけの災害が出ているのだから、もういいでしょう、、、、と神様にクレームをつけたくなるタカ長です。

タカ長が小学6年生の時、ルース台風が広島をおそい、床上浸水した経験があります。

台風が去ったあと、家のまわりは水をかぶった畳や家具、泥などがうずたかく積まれ、集落はシッチャカメッチャカの状態になったのを今も覚えています。

わが家は畳がなくなり、農家からもらった藁を床に敷いて寝たことも覚えています。

とにかく、水害に遭ったらあとが大変、高齢化が進む集落が水害に襲われたら後処理も思うにまかせなくて、、、

本当に大変だとは思いますが、ボランティアなどの助けを借りて、少しでも早く立ち直れることを祈念しています。

    

水害のニュースを耳にするときいつも思い出すのがベトナム中部の町、フエからの脱出行のことです。

そのとき大型の台風がやってきて、、、予定通りの行動がとれないと判断したガイドのマーさんが、ハノイから車を呼び、、、、

その車に乗って急ぎハノイに向かいました。

    

ホテルを出るころは町はこのような状態で、、、、水の上を走る感じで強引に脱出、、、、、

幹線道路に出ると水没直前、、、、、

    

タカ長たちはめったに見ることのできない風景を見て、、、

不謹慎なことですが、喜々としていましたが、ガイドのマーさんの心労はいかほどだったか、、、

不眠不休でハノイ・フエ間をとんぼ返りしてくれた若い二人のドライバー君も疲れたはずですが、、、、

彼らは嫌な顔もしないでそれぞれの業務に専念してくれました。

お蔭さまで予定を変更することなく旅を続けることが出来た私たち、、、、

後日、旅行者から聞いた情報によると、あのあと道路は冠水して、走れなくなった大型バスが数珠つなぎになり、、、

そのことがテレビでも放映されたとか、、、

まさに間一髪の脱出行でした。

タカ長達にはめったに経験することができない、楽しい(と言ったらベトナム人チームに申し訳ないのですが、、、、)旅の想い出です。