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北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

終診と新たな戦いの場へ

2025-02-26 21:48:00 | 日記
今日は定期の受診日だ。
検査結果によっては抗がん剤の第二クールがスタートするかも知れないのだけれど、どうせ採血されるのならと、少し検査項目を増やしてもらって3回手術を受けた泌尿器科の受診も合わせてもらった。

と云うことで、現在治療のための診察を受けている消化器内科と抗がん剤の治療を受ける化学療法室に泌尿器科が加わり、さらに数日前に出たという私の痰と体温が平熱なのに続く悪寒が気になると云う先生の指示で胸部写真の撮影で放射線科が追加になって、院内を忙しく行ったり来たり。

家の中に籠っていた私が急に階段を上がって降りるのだから、これはシンドイに違いないと思うのだが家ではヨタヨタしている私が意外に歩けることに自分で驚いた。

化学療法室は消化器内科からの連絡で準備が始まるので、先に呼ばれるのは泌尿器科か消化器内科だ。

私は難聴なので先生の声が聞き取れないことがある。そのために連れてきた手下2名。つまりルンバとスリスリを2つの科に待機させ私の番号が出たらlineで呼ぶようにと指示して放射線科へ。

次に泌尿器科で呼ばれ膀胱に蓄えていたオチッコを提出して数分後に診察室に招かれた。

実は、泌尿器科では再発のために3回手術を受け、そして早いもので10年になろうとしている。

私より10歳以上は若い先生がいつもの笑顔で迎えてくれた。
検査結果の説明を受けて「今日で終診です」の言葉。つまり治療終了と云うことだ。

「今、別の戦いが始まっているようですが、タブタブさんなら大丈夫。頑張れますよ」と云う先生。

そして「実は私も同じでね、抗がん剤を入れるポートを付けているんですよ」と云いながら胸元を広げて見せてくれた。

そこには確かに私の胸に付いているのと同じものが固定されていて私は絶句。

「今は薬も良くなったし、投与法も慎重になっているから強い気持ちで頑張れば大丈夫。私だって元気に見えたでしょう」と微笑む。

「こんな事を言っては失礼かも知れませんが、先生も同志だったんですね」と云った所で私の目から涙が溢れた。

「せっかくこちらで命を助けて頂いたのに、他科の検査を先延ばししてこんな状態になってしまい申し訳ない気持ちです」と声を詰まらせて最後のお礼。
奥に座っている看護師さんもテッシュで目を覆った。

いつもは診察室の椅子から立ち上がらない先生が私の横に立ち「大丈夫ですからね」と私の背中を優しくポンポン。

目を赤くした私を待合室まで送り出してくれた先生に、もう一度深く頭を下げ新たな戦いの場に向かうため、強い味方を得た私は気合いを込めて階段を降りた。