北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

アッシー君の 東北海道観光巡り 15 阿寒湖編 その1

2024-05-03 09:29:07 | 旅行

早いもので3泊4日、K子さんとの旅も最終日となった。
夕方発の飛行機時間に間に合わせる為に、彼女が熱望したのが阿寒湖。

恩根内木道で少しだけ湿原を散策した後、彼女が前のツアーで夜に着いて何も見えなくて心残りになっていると云う阿寒湖を一気に目指した。

走るのは国道240号、通称「まりも国道」だ。

国道に沿うように走り時々姿を現すのは阿寒湖を水源とする阿寒川。

山道に入りカーブの連続する道に入ると目の前に突然、雄阿寒岳が勇姿を見せた。


Pから観光時期外なのでシャッターを下ろしている店が多い温泉街を歩き、
先ず、阿寒湖畔ミュージアムセンターへ入った。

沢山並んでいる資料や説明版の床一面は阿寒湖を中心とした空撮写真だ。近隣の自然を全て高所から見下ろすことができる雄大さに圧倒される。
雄阿寒岳や雌阿寒岳、そして阿寒湖や今走ってきたばかりの道まで足の下に見られるのは、壮大過ぎる。

そして、詳細な説明入りの展示物の数々。これが全て無料。

それをジックリ、ゆっくり読みながら進む彼女を見て私は焦る。

何しろ飛行機の時間に間に合わせなければならないのだ。

この先、予定していた「隠し玉」の内、どれを外そうかと悩む。

突然、目の前に現れた背丈の倍はありそうな巨大ヒグマの剥製に、説明板に心を奪われていた彼女は気が付き「ヒエッ」と云う顔で一歩下がった。

「クマが出たら私が食べられてあげるから、その隙に逃げて」と云っていた人とは思えない顔だ。

その時私は確信した。
餌になるのは私に違いないと。