北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

宇宙船に似ているけれど

2020-01-15 20:39:38 | 日記
マイナス12度。
車のフロントガラスに霜が貼り付き真っ白。
エンジンを掛けて家の中へ逃げ込み暖気運転を試みたが、マイナス12度の寒さは強烈でエンジンはなかなか暖まらず、諦めてプラスチック製の氷取りでガラス面をガリガリ。
何とか視界が確保できたところで車をスタートさせた。

今日は半年に一度あるジェームスの検査日。
初詣も10円ではなくて100円を奮発。数日前から行いを正し、いつも以上に清い心で迎えた今日の検査。

オチッコを提出し、後は検査に呼ばれるのをジッと待った。

職員も半数ほど移動があったようで、私好みの看護師さんが二人。
どうせジェームスを握られるのなら彼女たちのどちらかになれば良いなぁ~なんて思っていたのだけれど、私の番号を呼んだのは何とオトコの看護師。

ジェームスが気落ちして縮んだ。

用意された紙パンツを穿き検査椅子に座ると、まるで宇宙船のシートのようにグイーンと持ち上がり90度後ろへ倒れる。
宇宙船と違うのは、その後パカッと足が開くことだ。



もうこうなったら恥ずかしいなんて感情は意識の中から外すようにして、全てを男性看護師さんに任せ、好きなように握られ先っぽをチョンチョンと消毒されて先生待ち。

その間、「どうか再発していませんように・・・・・」と普段信仰心なんか無い私が知っている限りの神様に声を掛けてお願いをする。

検査が始まり、先生以上にモニター画面を食い入るように見つめる私。

結局、「きれいですね、何もありません」と云われて、美しい安堵の涙がひと滴。

また看護師さんに先っぽをチョンチョンと拭かれてシートがグイーンと持ち上がり無事に地上へ生還した。

着替えようとしてジェームスを見たら先っぽに大きなテイッシュ片がベッタリ。
文句も云えず 皮をつままないようにと自分で丁寧に剥がした。