北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

雪国

2015-01-17 21:46:35 | 日記
未明、トイレに起きた時に 違和感を覚えカーテンの隙間から外を窺って「あぁ」とため息が出た。

「夜の底が白くなっていた」・・・・・これは川端康成先生 雪国のパクリ。
「闇の底」だとサスペンスだし、ここはやっぱり「夜の底」が何とも文学的な表現だと感心してしまう。
夜の黒いイメージと降り積もった雪の白とが見事なコントラストを描いて頭の中に浮かんでくる。
昨日のブログに書いた「気体と固体」の対比とは大違いだ。


朝飯を食べてから戦闘服に着替えて外へ出た。
腰椎コルセットを装着しての出陣だ。

多分、今冬3度目の雪かき。粉雪から水分の多い牡丹雪に変わったようで重量がある雪を黙々と運ぶ。
10往復位までは元気があるのだが、それからは徐々にキツさが増してくる。
その頃に洗濯を終えたルンバ奥様とスリスリ娘が汗止めタオルを巻いて参戦。
この二人は活きが良いので私より動きがキビキビしている。

向かいの家はオヤジが一人で頑張っている。雪かきが嫌いなオバンは窓の中からオヤジの動きを見ているだけ。何か可哀相だ。

隣の家は いつものことだが誰も出てこない。出勤時間ギリギリになって娘が自分の車の周りだけを除雪してエンジン音も高く出て行った。

最近、ジョギングで体重が5kgほど落ちてから調子が良い。雪かきしていても最後まで頑張れるようになった。
今までは、最後に外へ出て適当な所で切り上げて最初に撤退していたのだが黙々と除雪隊に違和感なく加われるようになったことに自分で驚いている。

除雪の鬼(ルンバ)の域には達していないが、雪かきで頭から湯気も出るようになった。
だから今日のウォーキングは休み。
長椅子でゴロンでも文句は言われない。