図書館へ行くのに、港へ車を置き、大回りでのウォーキングだ。
港の付近には、啄木の宿なるシーサイドホテルがある。いやあった。
壁には大きく「こほりたるインクの罎を火に翳し 涙ながれぬ ともしびの下」と書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9a/218e0c19a46344269fcfc4798eca2ffb.jpg)
建物は立派に残っているが廃業したようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/1e/aa119090778f0a42b9822fabfcf7505a.jpg)
このホテルがあった場所には、啄木が下宿していた建物があったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/32/608b722e4d875263843260e8ed976186.jpg)
それでホテルが「啄木の宿」として営業していたのだろう。
因みに、この近くには、私の本籍地がある。
私が生まれる前のことなのだが、祖父母が暮らしていたと思われる本籍地の付近を、今回は丁寧に歩く。
前に歩いた時は、「う」という大切な仕事が迫っていたため周りが見えていなかったのだ。
通りには、啄木の旗が下がり、啄木の町をアピールしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/cc/32fac318e9049b0ed60f3550e211956d.jpg)
坂を上がる途中に公園のような広場があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/2c/65796b4a8c256ef706dc074ab9edefac.jpg)
今まで何度も車で通っていたのに全く気付いていなかったので、改めて説明板を読んでみた。
佐野碑園と云うらしく、釧路発祥の地と云うべき場所で、啄木が何度も足を運んだ料亭「喜望楼」もここに建っていたらしい。
「あはれかの国のはてにて酒のみき かなしみの滓を啜るごとくに」の歌碑があった。
さらに、坂を少し上がった交差点にある真砂湯の前にも
「よりそひて 深夜の雪の中に立つ 女の右手のあたゝかさかな」の歌碑が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c3/2a5ad73b87585c8ca4bd64cee84315e6.jpg)
啄木クンは幸せ者だ。
酒を飲み、女と手をつないで、沢山の立派な歌碑を建てられているのだ。
才能のある人は、遊んでいても残すものは しっかりと残すのだ。
おっちゃんの方が遥かに健全で、ウォーキングを頑張り 女とは手もつながず、首から重いカメラを提げて一生懸命歩き回っているのだが……
残るものは何もない。
港の付近には、啄木の宿なるシーサイドホテルがある。いやあった。
壁には大きく「こほりたるインクの罎を火に翳し 涙ながれぬ ともしびの下」と書かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9a/218e0c19a46344269fcfc4798eca2ffb.jpg)
建物は立派に残っているが廃業したようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/1e/aa119090778f0a42b9822fabfcf7505a.jpg)
このホテルがあった場所には、啄木が下宿していた建物があったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/32/608b722e4d875263843260e8ed976186.jpg)
それでホテルが「啄木の宿」として営業していたのだろう。
因みに、この近くには、私の本籍地がある。
私が生まれる前のことなのだが、祖父母が暮らしていたと思われる本籍地の付近を、今回は丁寧に歩く。
前に歩いた時は、「う」という大切な仕事が迫っていたため周りが見えていなかったのだ。
通りには、啄木の旗が下がり、啄木の町をアピールしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/cc/32fac318e9049b0ed60f3550e211956d.jpg)
坂を上がる途中に公園のような広場があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/2c/65796b4a8c256ef706dc074ab9edefac.jpg)
今まで何度も車で通っていたのに全く気付いていなかったので、改めて説明板を読んでみた。
佐野碑園と云うらしく、釧路発祥の地と云うべき場所で、啄木が何度も足を運んだ料亭「喜望楼」もここに建っていたらしい。
「あはれかの国のはてにて酒のみき かなしみの滓を啜るごとくに」の歌碑があった。
さらに、坂を少し上がった交差点にある真砂湯の前にも
「よりそひて 深夜の雪の中に立つ 女の右手のあたゝかさかな」の歌碑が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c3/2a5ad73b87585c8ca4bd64cee84315e6.jpg)
啄木クンは幸せ者だ。
酒を飲み、女と手をつないで、沢山の立派な歌碑を建てられているのだ。
才能のある人は、遊んでいても残すものは しっかりと残すのだ。
おっちゃんの方が遥かに健全で、ウォーキングを頑張り 女とは手もつながず、首から重いカメラを提げて一生懸命歩き回っているのだが……
残るものは何もない。