北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

ゴールは まだ先だ

2014-01-06 21:30:05 | ウォーキング
今日は月曜日。
「本格的に頑張ろう」とウォーキング準備していると、ルンバが「今朝はイチバン寒かったみたいで、洗面所の窓ガラスが凍り付いていた」と説明。
そんなに寒かったのかと思った途端、「本格的に頑張ろう」から「少しだけ頑張ろう」に意気込みを大きく後退させる。
それでも、我が家を中心に考えたコースの内、中程度の王子製紙一周6.7kmを予定して家を出る。

夜半、少しだけ雪が降ったらしく、車道に雪は無いのだが歩道は白くなっている。


阿寒の山々は雪化粧している。

この複雑な形の方が女性の山「雌阿寒岳=めあかんだけ」


このニョキッとしている方が男性の山「雄阿寒岳=おあかんだけ」


この山に命名した人は、絶対にイヤラシイこと考えていたと思う。
ね、絶対そうだよね。

歩道の柵の影の部分だけ雪解けから残されている。


阿寒川には、氷が浮かんで流れている。


2.5km地点で歩道が一面の雪に覆われているのが見え、滑って転んで骨折する危険を避けるためユーターン。


この決断が破滅から自分を救うことになるのだ。

同じ道でもユーターンすることで景色は一変する。

阿寒川を越えた辺りで、例の現象が始まる。ウォーキングで体の奥底が目覚めたらしい。

コース上にはコンビニも無いので、とにかく先を急ぐ。
症状が強くなった時には、停止して空を仰ぐ。これが耐えるコツだ。
空に浮かぶ雲を眺め、深呼吸をして自然を味わうことで心を無にする。

ゴールが近付いても緊張を解いてはならない。むしろゴールは100m以上先にあると自分に言い聞かせることが失敗しないコツだ。

手には鍵を持ち、一瞬で玄関のドアを開けスリッパも履かずにゴール。

誰もいない家に沸き起こった騒音に、ルンバが顔を覗かせて、「またガマンしてきたの?大丈夫だったの?」とあきれ顔。

「大丈夫、ワタシ絶対に失敗しないので……多分」