TAKAのつれづれ帳

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桶狭間の戦い

2009年05月14日 | 街と暮らし
永禄三年(1560年)5月19日、わずか3千人ほどの手勢を率いた織田信長が
2万5千人余りの今川義元勢の本陣を急襲して、義元を倒したのが桶狭間の戦い。
場所は名古屋市緑区から豊明市の付近で、今も石碑などが残り史跡となっています。
ところで、この桶狭間の戦いの中心地とされる「桶狭間古戦場跡」は2箇所あります。



まずは名古屋市緑区桶狭間の「桶狭間古戦場跡」(名古屋市指定)。
こちらは住宅地の中の公園ですが「今川義元戦死之地」と記された石碑があり
義元がのどを潤したとされる「今川義元公水汲みの泉」もあります。
そしてすぐ近くには義元の首を検証したという長福寺があり、境内には
戦死者の供養塔などがあります。



もうひとつは豊明市にある「史跡桶狭間古戦場」。場所は名鉄中京競馬場前駅近くの
国道一号線脇、こちらの史跡は昭和12年に国の指定を受けています。
ここの古戦場跡地は整備されて休憩所もあり、今川義元の戦死の場所を示す石碑や
今川義元の墓もあります。そして向かいにある高徳院の境内には「今川義元公本陣跡」
の石碑があります。

何故、今川義元公の戦死の地が2箇所にあるのか、研究者の間でも意見が分かれているそうです。
まぁ大きな合戦でしたから、この付近一帯が戦場になっていたことは確かな事。
文献などからの推測でもどちらが本当かは決められないでしょう。

さて、その桶狭間の戦いの日はもうすぐです。そしてその日近くには「古戦場まつり」が
ありますが、名古屋市と豊明市、それぞれ別の日に開催されます。
名古屋市の桶狭間古戦場まつりは5月17日。桶狭間古戦場公園、長福寺、戦評の松などで
慰霊祭や武将パレード、史跡めぐりツアー、万燈会などがあります。
豊明市の桶狭間古戦場まつりは6月6日(土)・7日(日)桶狭間古戦場伝説地一帯で
供養祭、武者行列、火縄銃発砲などが行われます。



桶狭間古戦場伝説地の近くには旧東海道有松宿があります。そして6月6日・7日には
有松絞りまつりも開催されますので、史跡めぐりと絞りまつりを楽しむのも
良いかと思います。



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