TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

ヘッドフォンの修理

2009年08月19日 | オーディオ・パソコン
ワタシは家のパソコンで音楽などを聞くときは、パソコンの音声出力をミニコンポの
ライン入力に接続してスピーカーで鳴らすか、ヘッドフォンを使っています。
ところが先日、ヘッドフォンの右側の音が途切れるようになり、ついには
全く音が出ない状態になってしまいました。

「では新しいヘッドフォンを買いましょう」

と言うわけにはいかないので、状態から不良箇所の特定をすることにしました。
まず、原因はケーブルの断線であることは間違いないので、どこで断線しているかを
探ることにしました。ケーブルをグリグリと動かして、右側から音が出る場所がないかと
あたっていましたら、コネクタやヘッドフォンの根元ではなくて、ヘッドフォンの
内部であろうということになりました。

それで、解体を始めました。



まずこういうものは、銘板の下に固定ネジが隠れていることがほとんどなので
「AKG K141」のアルミプレートを取り外す。先の細いマイナスドライバーを突っ込んで
じわりじわり広げていったら取れました。接着剤で留めてありましたが
意外と簡単に取りはがせました。



この状態では断線は確認できませんでしたが、赤いリード線を持ったらす~と抜けました。
ヘッドフォンの音を出す部分の端子で断線していると思われます。
それで、内部のネジを外して見ると、確かにリード線が断線した痕跡がありました。



これで原因がはっきりしたので、次は修理です。
フラットケーブルの端材を、断線箇所の端子にハンダ付けをしました。
そして外に出してきて、接続部分にケーブルの反対側をハンダ付けしました。

これで、とりあえず繋がったので、ヘッドフォン端子に接続してみて
音を出したら、無事両側から音が聞こえました。
後は、最初の工程の逆に作業を進めて無事終了。

「AKG」のアルミプレートは反りを直してから、両面テープで貼り付けました。
これでしばらくは大丈夫。ですから、もう少し使おうと思います。



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