TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「もう頬づえはつかない」(1979年)

2008年02月02日 | 映画、TV・ラジオ番組
女子大生のまり子(桃井かおり)は同級生の橋本(奥田瑛二)と付きあっていて
橋本とは同棲している。そこに元彼であったルポライターの恒雄(森本レオ)が
戻ってきて、二人の男と付き合うことになる。

男に対しては奔放な女性を描いているのですが、男のわがままな姿に辟易して
次第に離れていく。その姿には好感が持てます。
女性に大切なことは、男にすがることよりも自立して生きる事。
同棲時代の決算ではオトコは捨てられるものなのか・・・。

それにしても、1979年頃大学生であったワタシにとって、出てくる映像は
まさに学生時代そのもの。ワタシ自身は下宿暮らしの経験はなかったけど
仲間の下宿に転がり込んで、遊んでいた事も多々ありました。

一階の玄関で靴を脱ぎ、階段を昇って2階に行くと、廊下があって
四畳半程度の部屋が並ぶ部屋に、鍵を開けて入る。
そんな下宿屋さんは、まさに70年代の姿。電話はあるけど、ピンクの公衆電話。
訪ねていった彼が留守の時、メモ帳に来た事を記して、ページを破り
部屋のドアに挟んでいくところなんて、切ないですよ。

インベーダーゲームが並ぶ喫茶店とか、チューリップが開く
アナログなパチンコ屋さんとか、そして走っている車!
全てがリアルな映像なので、タイムスリップ気分。

音楽好きなワタシにとっては、映画の中に音楽系のネタが少なかったのは
ちょと残念でしたが、大学の講義のところを見たら、泣けそうでした。
確かに、あんな感じでした。でも、ワタシが通っていたところは
でも工業大学なので、女子は皆無でしたけどね。

それにしても桃井かおりさんは、変わらないですね。
「SAYURI」にも出ていましたが、あの気だるさは天性のもの。
「もう頬づえはつかない」では、その脱力感が、もてあそばれる女性を
現実味ある姿で演じています。

下宿の大家さんであり、まり子のバイトを紹介してくれた伊丹十三さん
すごく存在感があって、ドラマを締めてくれています。
ちょっと女性に対してルーズな面を見せつつも、落ち着きのある役で
見ていて、あんな大人になりたいと思わせてくれました。

そうだ、桃井かおりさんのLP盤があるから、ちょっと聞いてみようかな。

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