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自分が進めているプロジェクトの事前説明というか、
要は根回しのために関係者のところを回っている。
ある業界団体のところに行くアポを取り付け、住所を
確認しようと関係課のところに聞きに行ったところ
関係課のA課長に呼び止められた。
A「ところで誰と会って話をするの?」
J「誰って。。。事務局長ですけど」
A「あそこは会長に話さなきゃ意味ないよ。
事務局長に話したって全然通じないから」
J「まあ、まずは話しに行くことが重要ですから」
実際に対応していただいたのは事務局長だったが、
話してみればいろいろ意見も出てくるし、自分としては
行って全く意味がなかった、とはとても思えなかった。
こういう、フットワークが求められる場面でいろいろと
理由をつけて自らの動きを鈍くしたって仕方ないではないか。
とにかく動かなければ見えてこないことも多々あるのだ。
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昨日の話の続き。
子どもに何かあった場合は、親の人生にも甚大な影響があり、
場合によっては親の人生そのものが消滅するくらいの覚悟が
求められるのかもしれない、というヘヴィな話を書いてしまった。
それで思い出したのが、千葉大学法経学部の
廣井良典教授の
著書(何という本だったかは失念)に書いてあったこと。
生物が子孫を残す年齢というか時期と、その後の寿命というか
生存期間には一定の割合があって、寿命の長い生物も短い生物も
両者の間には一定の相関関係のようなものがあるのだという。
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例えば、平均寿命10年の動物は8歳くらいまでに子孫を残すとか、
平均寿命が1年の生物は10ヶ月目くらいまでに子孫を残す、とか。
平均寿命と生殖可能年齢を2次元の座標にプロットして、いわゆる
散布図を作ってみると、概ね一定の関係が見いだせるらしい。
その散布図において極端な外れ値に位置するのが人間で、
要は子どもを作り子孫を残した後、自らが死ぬまでの期間が
他の生物に比べると異常なほどに長いのだ、という。
実際、40歳で子どもを産んでも80歳までは40年あるわけで、
産むまでの人生の期間と産んだ後の人生が同じかそれ以上
ある生物などというのは、他にはほとんどいないのだという。
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何が言いたいかというと、本来は子どもを産んだ時点で、
生物学的な種の保存という役割は果たしているわけで、
その後の人生というのはある意味「おまけ」のようなものなのだ。
せいぜい、子どもを外敵から守らなければいけない期間だけ
親としての役目があり、その後、子どもが自立して勝手に
生きるようになったら親の責任なんてものもなく、ただただ
死んでいくのが生物本来の姿なのではないか、ということ。
人間の場合、子どもが自立する年齢になってからも親が
長生きしてしまうから、親としてのコントロールが効かなく
なるような事態が起こり、その時にはもう子どもを制御
出来ないはずの親にもいろいろな影響が降りかかってくる。
だからどうなんだ、と言われると難しい問題なのだが。。。
成人した後の人間が起こした事象について(それは良い
ことも、悪いことも両方だ)親に何かコメントを求めたり
責任を求めるようなスタンスが社会的に取られるのは、
人間だけが種の保存という役割を果たした後も妙に
長生きするから起きてしまう現象なんだろうなぁ、と。
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何という本だったか思い出せないが、あの本は面白かった。