J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

パターナリズムとコーチング

2008-06-09 23:59:59 | Weblog


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日本語では父権主義とか温情主義とか言うんですかね。(wiki

自分はもうちょっと広い意味で、過干渉くらいの感覚で
この言葉を使っているのだけど、まさに今やっている仕事や
その他もろもろの活動の中で、どこまでパターナリスティックに
やるべきなのかを悩む場面は多い。

例えば、他人の名前で出す企画書のゴーストライティング。
練習の出欠表明が遅いメンバーへのたびたびの督促メール。w

どこまで干渉して、自分が動くべきなのか?という話。



もともと、自分は早い段階から一人前の大人として自分自身での
判断を求められる機会が多かったし、高校から上の世界では何を
するにも全て自己責任で決断して動くのが当然だと思っていた。

そしてたまたま大学で経済学を学んだこともあり、世の中の人間は
すべて経済合理的に行動できるもの、という前提を暗黙のうちに
持っていて、いやいやそんなことないだろうよ、と自分で自分に
言い聞かせながら今はバランスを取っているようなところがある。

だから、他人から干渉されるのも大嫌いだし、他人に干渉するのも
それが本人のためになるようなことであってもあえて突き放すような
対応を取ってきたことが多かった、東京にいたころは。

ただ、転職して北海道に来てからはだいぶ変わったような気がする。
自分が他人の分まで干渉して何かをしないと、物事が全く進まないと
いうことが非常に多いからだ。。。



やはり、ある程度は突き放したり自分で考える癖をつけさせないと
当事者の成長にはつながらないと思うのだが、それだとより大きな
問題への対処に遅れる、というのが一番悩ましいところだったり。

本当は、それでダメな当事者は所詮それまでなんだろうと思うけど、
尻を叩いて蹴飛ばすくらいのことをしないと物事が一歩も進まない、
放っておくとダメになっていくのを見殺しにするのは自分の責任でも
あるような気がして、結局かなりの部分で口を出し手を出してしまう。

まあ結果が良ければそれでもいいのかな、と思うことはあるのだけど
本当に当事者のためになっているのか?というのは結構ジレンマだったり。



そうではなく、自ら考え動けるように誘導するのがコーチングなのだろう。

ただ、結局組織として活動する中では個人が自発的に動けるように
なるのを待つだけの時間的・精神的余裕がないのかもしれない。

#または、こちらにそれだけのコーチングスキルがないのかも知れない

どんな分野であっても、組織の上に立って、内部の人材開発を進めると
いうことは決定的に重要な事項。そのためにも、コーチング・マネジメント
については意識的・積極的に取り組んでいかなければいけないのだが。。。




なかのひと


週明けから結構忙しくて睡眠不足(-_-;)
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