J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

BDFプロジェクト

2008-06-06 23:59:59 | Weblog


1位をキープ!!ありがとうございます。
本日も1クリック  ( ・∀・)つ〃Ω お願いします。
人気blogランキング



4/23の日記にも書いたのだが、最近、バイオディーゼル
燃料(Bio Diesel Fuel, 略称BDF)の開発に関する
いろいろなお手伝いをしている。

#こうやって書くと自分って「何でも屋」だなぁ。。。

全国各地、全世界的に同じような動きはあるので、
まあ流行りといえば流行りなんだろうけど、様々な分野に
渡る分野横断的な取り組みでもあり、法規制なども様々な
ものがあるので、真面目に取り組むとそれだけで勉強になる。

そして、実際にモノが出来上がるというのは単純に楽しい。
単に机上で事務作業をするのとは一味違って、BDF燃料を搭載した
ディーゼル車に乗ってみると何ともいえない充実感があったり。

でも、一番自分にとってヤリガイを感じるのは、分野横断的な
プロジェクトであるがゆえに、全体像を分かっている人間が
少なく、そこをしっかりと調べて皆に伝えてあげることで皆が
喜ぶ。皆が喜ぶと自分の満足度も高まる。という、自分本来の
価値観を満たす類のプロジェクトだからなのだと思う。。。



BDFは、ちょこちょことした規模でやる分には思ったほど
難しくなく、意外に簡単に精製できるもののようだ。

ただ、小規模で作ったものでもとりあえず車を動かすことは
できるのだが、品質が安定しないとか、低温だと粘度が高くなる
といった問題があるので、特にこんな道北のような、厳寒期に
マイナス20度になるような地域ではBDF100%で使用するのは難しそう。

ただ、それはそれで寒冷地仕様のBDFを開発しようとする動きもあり、
どうやってクリアしていくか、という挑戦もなかなか興味深い。

何より、こんな田舎でも、小規模でも取り組めるという点が
皆を前向きにさせるし、具体的な達成感があるのが良いと思う。



ただ、原料をどうやって安定的に調達するのか、とか
どれくらいのユーザーニーズ、供給量が求められるのか、とか
長期的にはいろいろな課題も出てくる。

品質を安定させようと思ったら大規模に精製しなければいけなく
なる可能性もあり、大規模プラントを作る費用をどうするのか、とか。

ま、それはそれで資金調達も含めて検討していかなければいけない話。
まずは動きながら、文字通り走りながら、今は実験段階なのだと思う。




なかのひと


当たり前だが、一生懸命頑張っている人と話をするのは楽しい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする