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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

翁長知事、一時休戦に安堵!武藤頑張れ!俺が付いている!

2015-08-05 07:51:04 | 普天間移設
 
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 防衛局の「協議書」を受理はしたが、協議しても勝ち目はないと判断した翁長知事が、「協議書」の撤回を要請してきた。
 
ところが知事の撤回要請には法的根拠はない。
 
当然の如く防衛局は撤回を拒否した。 
 
県が事実上の協議を避けても、法的にいえば協議は「協議書」の受理以来続いていると看做され、10日には協議は終了するという。
 
翁長知事にとって頼みの綱だった第三者委員会は、「法的瑕疵あり」の結論は出したものの、その人員構成や検証内容に疑念がある、と産経新聞が一面トップで暴露した。
 
翁長知事は希望通りの「瑕疵あり」の結論で、取り消しの法的根拠が出来たと嘯いているが、内心では国側が法廷闘争に持ち込んだ場合、県幹部やメディアのアドバイスにより、県に勝ち目がないことは誰よりも承知しているはず。 
 
絶体絶命の翁長知事。
 
前に立ちふさがる日米両政府の厚い壁。
 
そして後方からは支援してくれるはずの革新勢力から激しい圧力が・・・。
 
 
翁長知事がこれ以上「あらゆる手段で新基地は造らせない」などとグズグズしていたら、支援者の共産党や沖縄2紙からも翁長知事への不信感が芽生え始めている。
 
そんな八方塞の状況に、降って湧いたような菅官房長官からの休戦の申し出である。
 
口にこそ出さないが狂喜乱舞したい心境の翁長知事だ。
 
翁長知事はもったいぶって、休戦期間中は「承認取り消しなどを一時中止する宣言した。
 
翁長知事は、休戦の喜びをモロに表情にあらわしていた。
 
 
翁長雄志知事が臨時記者会見を開いた=4日午前、県庁翁長雄志知事が臨時記者会見を開いた=4日午前、県庁

 政府が普天間飛行場の名護市辺野古への移設作業を1ヵ月間中断する方針を示したことを受け、翁長雄志知事は4日午前、県庁で臨時記者会見を開き「集中協議期間として(県と国が)断続的に移設問題を協議する」と発表した。翁長知事は「対話の道が開け、工事がストップすることは前進」と評価しつつ「辺野古は不可能」と強調し、県外移設の要求を堅持する考えを改めて示した。協議の枠組みは菅官房長官と翁長知事を中心に行われる予定で、日程は未定。
 政府がは辺野古移設作業を停止している間、県は、埋め立て承認の撤回や取り消しを含め、新たな法的・行政的手続きを行わない方針。翁長知事は「話し合いで解決の糸口が探れるなら努力は惜しまない」と述べた。
 また協議期間中に、県が要請していた辺野古沖の潜水調査が認められ、実施される見通し

 

辺野古工事1カ月中断 政府と沖縄県で集中協議へ

沖縄タイムス 2015年8月5日 05:05

名護市辺野古移設で、政府と県の集中協議に向けた内容の骨子

 菅義偉官房長官は4日午前の閣議後会見で、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設の作業を10日から9月9日までの1カ月間、中断すると発表した。翁長雄志知事も同日の臨時会見で、辺野古沿岸の埋め立て承認取り消しなどの手続きをその間停止する意向を示した。対立が続く辺野古問題について、集中的に協議する場を設ける。菅氏は今月11日に来県して翁長知事と会い、協議を始める見通しだ。また政府は、沖縄県が求めてきた岩礁破砕に関する辺野古沿岸の立ち入り調査を、期間中に許可する前提で、県との最終調整に入った。

 昨年7月1日に新基地建設の作業が始まって以降、政府が自主的に中断するのは初めて。翁長知事と菅官房長官が先月4、31日に会談したほか、安慶田光男副知事が水面下で話し合うなど、一時中断と集中協議の実施を模索してきた。

 今後、早い時期に協議の日程や枠組みを調整する。

 協議の中で、政府は「普天間の危険性除去には辺野古が唯一の解決策」という姿勢や沖縄の負担軽減策を説明し、理解を求める。県は「新基地建設は不可能」という翁長知事の考えを、歴史的な背景や海兵隊の沖縄駐留に軍事的合理性がないと訴えることで裏付け、断念を迫る。

 昨年12月の翁長知事の就任後、平行線のままの主張をぶつけ合い、解決の糸口を探る狙いがある。一方、互いに方針転換する考えがないことから、協議の先行きを見通せない。

 期間中、政府は辺野古沿岸の海上ボーリング調査中断、スパット台船撤去、キャンプ・シュワブ内への資材搬入停止を実施。県は埋め立て承認取り消しの作業など、法的、行政的な手続きを一切行わないことで合意したという。

 沖縄防衛局は埋め立て本体工事に向けた実施設計と環境保全対策の協議書を県に提出し、14日までの質問を求めているが、この協議も一時的に棚上げする。

 菅氏は「政府の考え方をもう一度説明したい」と強調し、「夏まで」と明言してきた本体工事着手の遅れには「1カ月間は全てのことを停止する」と述べるにとどめ、言及を避けた。

 翁長氏は厳しい交渉になるとの認識を示した上で、「対話の道が開け、工事がストップしたのは前進だ」と評価。「県の主張をしっかり持ち、全力で議論したい」と決意を見せた。

           ☆

存在そのものが矛盾の塊である翁長知事の減らず口を、国が法的に一気に追い詰めることは造作もないことだが、ここに国側が一ヶ月の休戦期間を提言した真意は何か。

コメント欄で読者の心配性さんも心配されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150804-00000043-jij-pol
政府、辺野古工事を1カ月中断=埋め立て先送り―沖縄知事、承認取り消しを留保
時事通信 8月4日(火)10時14分配信

これはどういうことなんだ?なぜこの期に及んで工事を1ヶ月中止なんだ。1ヶ月が1年になろうが、オナガは変わらんぜ。誰か教えてくれませんか

菅官房長官の心の内を知る術はないが、休戦提案で狂喜乱舞する本日の沖縄タイムスの発狂見出しから菅氏の真意を読み取ってみよう。

■一面トップ

辺野古工事 一ヶ月中断

政府、県と集中協議へ

県の岩礁調査も許可

知事、承認判断を停止

潜水調査へ3者協定

防衛局・米軍・県で調整

■二面トップ

県と政府 同床異夢も

集中協議激しい攻防へ

打開策 模索できるか

知事は絶対妥協するな 【識者評論】 照屋寛之沖国大教授

稲嶺知事に連絡なし 「知事は変わらない」

■三面トップ

一時中断 極秘に準備 

政権 支持率低下を懸念

県慎重「出方見極める」

2ヶ月前から調整

知事と菅氏先月末に合意

■四面トップ

与党 知事の姿勢評価

県議会 自民、協議の意義疑問視

辺野古工事一ヶ月中断

■第二社会面トップ

本格交渉 狙いは

表舞台 ようやく整った 吉元政矩さん(78)元大田県政の副知事

政府 必要に迫られ対話  比嘉良彦さん(78)元稲嶺県政の政務参与

知事の胸中 政府見極め 上原良幸さん(65)仲井真県政副知事

「支持率対策に過ぎない」 元共同通信記者 魚住氏が指摘

                ☆

安倍政権は、「戦争への道を驀進する戦争法案を強行採決する」などの印象操作による支持率低下が心配のタネ。

そこで、見出しから政府側の休戦提案の本音を推測すると、こういうことであろう。

>政権 支持率低下を懸念

 

>「支持率対策に過ぎない」 元共同通信記者 魚住氏が指摘

残念ながら一時休戦して相手方の出方を見極めるの作戦の一つなのだろう。

 

 【おまけ】

 
 朝日新聞の冨永格(ただし)特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込み、削除していたことが3日、分かった。

 冨永氏は自身のツイッターに、ナチス・ドイツの旗を持った人たちのデモ写真とともに英語で「東京での日本人の国家主義者によるデモ。彼らは安倍首相と彼の保守的な政権を支持している」と書き込んだ。

 冨永氏のツイッターは、朝日新聞のホームページにある記者紹介のページからリンクが張られている。同氏は、ツイッターの紹介として「あれこれ含め個人の責任で本音をつぶやきますので、ヨロシクでごんす」としている。

 すでに冨永氏は書き込みを削除し、ツイッター上で「嫌韓デモに参加する人たちには安倍首相の支持者が多いという趣旨でしたが、英語ツイートに『一般的に』の言葉が抜けていたので、彼らがこぞって首相を支持しているかの印象を与えるツイートになってしまいました。失礼しました」などと釈明、謝罪した。

また、本社からの指示で「不注意から誤った内容をつぶやいてしまいました。改めておわび申し上げます」とした。

 朝日新聞社広報部は、産経新聞の取材に対し「誤った内容のツイートだった。編集部門のガイドラインを逸脱した内容であり、記者に厳しく注意した」と説明。「今回の事態を重く受け止め、記者への指導を徹底していく」としている。

昨日の当日記とチャンネル桜「沖縄の声」紹介した朝日新聞編集委員による世界に誤解を与える捏造ツイート炎上騒動。

安倍首相を批判するためハーケンクロイツやナチスを利用したのは決して許されるものではない。
 
安倍批判では朝日と同じ穴の各メディアも、さすがに無視するわけには行かず、大騒動になってきたようだ。

朝日記者ツイート:カギ十字写真に「政権の支持者」(毎日新聞 8月4日)
朝日記者、かぎ十字写真を「首相支持派」と紹介(読売新聞 8月4日)
ナチス旗デモ「安倍首相を支持」 朝日編集委員が書き込み (日経新聞 8月4日)
朝日新聞特別編集委員 不適切ツイートで謝罪(NHKニュース 8月4日)

朝日編集委員ツイート、菅官房長官「あらぬ誤解招きかねない」(産経新聞 8月4日)


朝日編集委員ツイートに自民が抗議、謝罪・訂正申し入れ「誤解解けない」(産経新聞 8月4日)

自民党は4日、朝日新聞の冨永格特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込んだ問題に関し、朝日新聞東京本社に対し強く抗議するとともに、冨永氏のツイッターでの訂正と謝罪、朝日新聞ホームページでも英語とフランス語による訂正と謝罪を掲載するよう申し入れた。

 申し入れ書では、冨永氏が「嫌韓デモの参加者には安倍首相の支持者が多いという趣旨だったが、英語ツイートに『一般的に』の言葉が抜けていた」と釈明したことに対し、「全く不十分なもので、到底欧米のフォロワーの誤解は解けるものではない」と指摘。「冨永氏は一般人と異なり文章表現はおろか、取材や記事の編集にまで精通している。『フォロワーが誤った印象を持つことを予想できなかった』ということは信じられない」とも訴えた


 
朝日新聞の名前を使ってヒトラーと同じとまで言ってそのままで済ましてはいけない。
 
朝日新聞東京本社 お客様オフィス【ご意見】   03-5540-7615

 

【おまけ』2

本日の沖縄タイムス第三面にこんな見出しが・・・。

自民武藤氏「撤回しない」

ッイッター学生デモ批判

これに関しても昨日のチャンネル桜「沖縄の声」で武藤議員の発言を支持すると主張した、。

武藤議員 ツイッター書き込み撤回しない

NHK ニュース
安全保障関連法案を批判している学生らの団体の主張を「利己的考えに基づく」などとツイッターに書き込んだ自民党武藤貴也衆議院議員は、党本部で記者団に対し、「法案が成立しても戦争に行くことはなく、学生たちが誤解している」と述べたうえで、書き込みは撤回しない ...

武藤頑張れ!俺が付いている!

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コメント (14)

辺野古作業1カ月中断 菅・翁長両氏の会見の全文

2015-08-05 05:33:22 | 普天間移設
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辺野古作業1カ月中断 菅義偉官房長官会見の全文

 

 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、名護市辺野古の新基地建設を一時中断すると発表した。沖縄関連のやりとりは次の通り。

 

【冒頭発表】

 沖縄問題でありますけども、普天間飛行場の辺野古移設に関して、沖縄県では第三者委員会の報告書が翁長知事に提出をされ、埋め立て承認の取り消し等が検討をされております。そこで政府としては、8月10日月曜日から9月9日水曜日までの間、工事を一時中断し、改めて辺野古移設に関する政府の考え方を沖縄県に説明するとともに、問題の解決に向けて集中的に協議を行うことといたしました。また、沖縄県が在日米軍に申請していた辺野古沖の臨時制限区域における立入調査について、沖縄県がこの期間中に調査できるように決定をする予定であります。

 

【一問一答】

 

記者 移設作業の中断について、政府は今まで、県の姿勢にかかわらず作業は進めていくと、法令に従って進めていくという方針だったと思うんですが、今回、県の求めている中断に踏み切った理由をお願いします。

 

長官 辺野古移設について、沖縄県で第三者委員会の報告書が知事に提出されたと、そういう中で、埋め立て承認の取り消し等が今、沖縄で検討されてる。そういう中で、一時中断して、1カ月間ですけど、集中的に協議を行いたい、そういう申し入れをしました。協議において、政府からは、普天間の危険除去と辺野古移設に関する政府の考え方や沖縄県の負担軽減を目に見える形で実現したいという政府の取り組み、こうしたことを改めて丁寧に説明をしたいと思ってます。また、当然、沖縄県からはですね、第三者委員会の報告書を受け検討中の事項も含めて、お考えを伺える、そういう機会にしたいというふうに思います。

 

記者 これまでの翁長知事の発言等からしても、移設問題に対するスタンスを大きく変えることは考えづらいと思うんですが、政府としては、この1カ月間で知事に方針転換を迫っていくというお考えでしょうか。

 

長官 方針転換というよりもですね、政府の普天間の危険除去と辺野古移設に関する考え方、そして、全体の負担軽減策、こういうものも、もう一度しっかり説明をしたい、そういうふうに思いますし、また、沖縄県側の考え方も伺ってみたいと、そういうことで、期限を区切ってですね、集中的に協議を行うと、こういうことにしたということです。

 

記者 そうなりますと、政府が目指していた夏中の本体工事着工は事実上困難になるという……。

 

長官 いずれにしろ、この1カ月間は全てのことを中止します。

 

記者 集中的な協議なんですけれども、どういった枠組みで行われるのか、教えてください。

 

長官 私と翁長知事との会談のほかにですね、事務的協議も含めて、集中的に行っていきたいというふうに思います。

 

記者 長官と知事との会談はもうセットされてるんでしょうか。

 

長官 まだ具体的になっておりませんけれども、国会の状況を見ながらと思ってます。

 

記者 この件に関してですが、今回、この一時中断することで、工事の完成が遅れることがあると思うんですが……。

 

長官 この問題について、沖縄県でも第三者委員会が報告書も提出をされて、知事も取り消しというものをいろんな会合で言明をされております。そうした中にあって、やはり政府の考え方をもう一度、説明をしたいというふうに思ってます。また、当然、沖縄県からの考え方もあるでしょうから、そういうことにも、耳を傾けながらこの協議をしていきたいと思います。

 

記者 そのためには多少の遅れはやむを得ないと。

 

長官 1カ月間は全て中止します。

 

記者 今回の1カ月の間で、政府方針を変えるというような判断も場合によってはあり得ると。

 

長官 政府の考え方を、沖縄県に説明させていただいて、問題の解決に向けて、集中的に協議を行っていきたい、そういうことであります。

 

記者 この集中期間は置くとしても、あくまで政府が辺野古に新しい基地をつくるという方針は堅持するという……。

 

長官 政府の考え方を、沖縄県に説明し、それと、問題解決に向けて集中的に協議していきたいというふうに思ってます。

 

記者 長官がおっしゃる問題解決というものは、どういう解決策が考えられる……。

 

長官 いや、ですから、今日までの経緯がありますから、経緯を含めて、この普天間の危険除去、そうしたものについて、率直に意見交換していきたいと思います。

 

記者 この1カ月間で協議を行うという方針について、沖縄側とはこれはもう合意されたものなんでしょうか。

 

長官 政府の考え方は伝えております。

 

記者 今月中にも、下旬にもですね、翁長知事はこの例の承認取り消しをするんじゃないかという憶測も流れておりますけれども、こういったものとはリンクするんでしょうか。

 

長官 それは沖縄県の判断だろうと思います。

 

記者 今、辺野古の海の海中にですね、アンカーを沈めていると思うんですけれども、この工事期間中というのは、このアンカーっていうのは一時撤去されるご予定なんでしょうか。

 

長官 この辺野古沖で実施しているこのボーリング作業、これを中断するとともに、車両による資材の搬入、実施設計、協議等、これについて提示する予定です。さらに、臨時制限区域に示しておるブイについて、これは米軍の許可がなければ立ち入りすることができない区域でありますから、それを示すために必要であります。で、この期間中に、沖縄県がここの立入調査、行いたいという要望がありますので、そこについて、米軍と政府として交渉し、この期間中にここに、立入調査できるようにしたい、そういうことを考えたときに、そこまで撤去はすることは考えておりません。制限区域を示すものでありますから。

 

記者 かねてから、この辺野古移設が唯一の解決策であると繰り返し強調されてきましたけれども、この考えに変化というのはあるんでしょうか。

 

長官 政府の考え方についてご説明する、したいということです。

 

記者 一方で、沖縄の考え方についても耳を傾けたい、話を聞きたいということだったんですけど、そうすると、何らかの妥協策というのを探っていくということになるのか、それとも、政府方針を維持した上で、ほかにプラスアルファで負担軽減とか、そういったもので折り合いをつけるという……。

 

長官 先ほど申し上げましたけれども、政府の考え方ですね、これ、負担軽減も含めて、そこはしっかり説明をさせていただきたい、こういうふうに思ってます。

 

記者 この集中期間中に説明したいということですが、説明して話し合った結果ですね、政府側のほうとして辺野古以外の案を考えるということはあり得るんでしょうか。

 

長官 これからですね、協議を始めるところであります。そういう中で、政府としては、改めて辺野古移設に関する政府の考え方、そして負担軽減策、こうしたものを説明をさせていただきたいということです。

 

記者 県との主張は対立してると思うんですけども、この集中期間中にですね、折り合える可能性はあると長官自身はお考えでしょうか。

 

長官 いずれにしろ、話し合うということはですね、ここはいいことじゃないかなというふうに思っています。いずれにしろ、政府の考え方についてですね、そこは丁寧に説明する機会をぜひ設けて……、たいと思いますし、またですね、普天間の危険除去、どういう形でしていくのかという、こういうことも、これは極めて大事、現実問題として、私は大事だというふうに思っていますので、そうしたことも含めて、ここは協議していきたいというふうに思っています。

 

記者 沖縄県は、防衛省が提出した事前協議書に関して、取り下げを求めていますが、その事前協議書の取り下げに関しては、どう……。

 

長官 これについては、もともと沖縄県のほうから提出するようにということで書いてた部分ですから、それで提出をしているということであります。

 

記者 取り下げはしない……。

 

長官 しないということを行ってます。

 

記者 集中協議の期間を1カ月に区切った理由というのは……。

 

長官 沖縄県から出てます、臨時制限区域に立入調査というのも、これもありました。それと同時に、やはり沖縄県で第三者委員会の報告書も提出されたものですから、そういう意味で、話し合う機会として、ちょうどいいだろうという形の中で、1カ月間、その間は全てを中止する、そういうことで話し合いをさせていただく、協議をさせていただく、そういうことです。

 

記者 入れる調査の期間ですね。それは米側とは合意はいつごろなさって、どれぐらいまで入れるのか。

 

長官 沖縄県の準備もあるでしょうから、そういうことも含めて、米側に強く、政府として、それができるように申し入れをしております。

 

記者 これまでも翁長知事が就任して以降ですね、作業を進めながら並行して政府交渉や説明してきていると思うんですが、今回、作業を中止して話し合いの場を設けるというのは、これはやはり両者が落ちついて話し合うには作業中止が必要と判断したということですか。

 

長官 そこはやはりですね、1回、きっちり落ちついた中で協議をする必要があるだろうという判断をしたということです。

 

記者 潜水調査の関係で確認なんですが、臨時制限区域を管理する在日米軍が決定して、日本政府に通知したという形になるんでしょうか。

 

長官 政府としても、沖縄の要請を受けて、米側に対して強く要請をしておりましたんで、そういう見通しが立ってきたということです。

 

記者 もう1点。かねて普天間の危険除去について、現職の知事として翁長知事がどう考えているのか聞いてみたいと、こうおっしゃってましたが、協議の中では、そうしたことも直接……。

 

長官 そういうふうに思ってます。

 

記者 確認ですが、今回の協議は、そもそも沖縄の依頼を受けてというか、沖縄からの要望を受けた形で、今回、そういう協議会に入るのか、もしくは能動的に政府が判断ということに……。

 

長官 政府から申し入れをしました。

 

記者 沖縄の問題に戻ってしまうんですけれども。これまでの経緯でいくと、特に民主党政権の時代に、沖縄の基地をめぐっていろいろ錯綜したことが、沖縄県民を傷つけて問題の解決を遅くしたとおっしゃっていますが、今回のこの方針の変更というか、一時中断させることが、沖縄県民にとって過度の期待を持たせる。例えば、県外移設の可能性だったり、そういった懸念というのはないでしょうか。沖縄県民の感情、気持ちというのは、どのように考えていらっしゃいますか。

 

長官 いずれにしろ、やっぱり国と沖縄はもう少し話し合ってほしいというのが、多くの皆さんの思いじゃないでしょうか。そこの中で、政府としての基本的な考え方を説明をさせていただくと、そういうことの集中的に期間を設けるということです。

 

記者 関連しまして、沖縄に、今の集団……、集中的な協議というのを伝えたのはいつ……。

 

長官 今までそういう沖縄の考え方という、聞く機会が何回かありましたので、そういう中で、政府としては判断をしたということです。

 

記者 確認します。ということは、先週、翁長知事と長官はお話し合いする機会がありましたが、そこでも、このことについて……。

 

長官 いや、それは、まだ判断をしてませんでしたから、いろんな情報収集、考え方は……、については意見交換はしてましたけど、判断をしたのは、まさにきょうということです。

 

記者 ということは、きょう伝えられたという……。

 

官房 はい?

 

記者 きょう伝えられたと。

 

長官 はい。昨日も含めて、政府の考え方はわかるようにしてます。

 

記者 沖縄の件についてお伺いします。集中的な協議の枠組みなんですが、確認ですが、知事と長官の打ち合わせに並行して、事務レベルでも並行して行っていくと……。

 

長官 事務レベルについてもですね、そこは考えています。これから打ち合わせをしていきたいと、具体的なことについて。

 

記者 1カ月間、集中的に協議されるということですけれども、頻度とですね、あと現時点で初会合等はいつごろのイメージをされているんでしょうか。

 

長官 もう1度、最後の。

 

記者 初会合の時期とですね、これからの頻度ですね。話し合いの頻度はどうイメージされてますか。

 

長官 お互い日程調整しながら、できれば早い機会というふうに思っています。

 

 

 政府が辺野古新基地建設作業を一時中断すると発表したことを受け、翁長雄志知事は4日午前、臨時会見を開いた。会見とマスコミ各社との一問一答の全文を公開する。

辺野古作業1カ月中断 菅義偉官房長官会見の全文

【冒頭発言】

 先ほど閣議の前に菅官房長官からも東京の方で発表があったと思うが、私の方からも、みなさま方にご報告をしたいと思う。

 昨年当選をして以来、いろんなことがあったが、特に3月、4月ごろから、とにかく工事を中断して、そして話し合いをしてもらいたいというようなことをいろんな講演とかシンポジウムで話をしていた。そういう中で約1カ月ほど前に、そういったことも受けながら、菅官房長官から中断についての話があったので、早速いわゆるそういったことに向けて、そういう水面下で調整をしながら、これから発表する内容等を詰めていって、そして、7月31日に官邸に私の方で菅官房長官を訪ねた時に、最終的な詰めをして、今日発表する次第だ。

 その間、私と浦崎副知事、安慶田副知事と3名で協議をしながらやってきた。窓口としては安慶田副知事にお願いしながら、ずっとやりながら7月31日に、ある意味で最終的に私と官房長官で決着というか、結論を得たことの内容を、改めてこちらから発表したい。

 

 

【発表文読み上げ】

 

 普天間飛行場移設問題について、政府との間で以下の内容で合意いたしましたので発表いたします。

 一点目に、政府と沖縄県は、本年8月10日から9月9日までの間を集中協議期間として、断続的に普天間飛行場移設問題について協議することとする。

 当該期間中、政府は、辺野古移設作業を全面的に停止することとし、具体的には、ボーリング作業の停止、スパット台船の撤去、資材等運搬車両の運行停止を行うとともに、7月24日に沖縄防衛局から提出された辺野古埋め立てにかかる事前協議書にかかる対応を期間中停止することとする。

 また、沖縄県は、当該期間中、第三者委員会の検証結果報告書を受けての対応を中止するとともに、辺野古埋め立て作業に関する新たな法的・行政的手続き等を一切行わないこととする。

 二点目に、当該期間中に、県による岩礁破砕立ち入り調査を実施することとする。

 私からの発表は以上です。

 

【一問一答】

 

記者 当該期間中は検証結果を受けての対応を中止するというが、この間は取り消し撤回を含めて判断を見送る、保留するのか。集中協議期間にこの問題がどういう風に動くと期待するか。

 

知事 今発表した通り、8月10日から9月9日までの間を集中協議期間として断続的に協議をするということになった。私としても第三者委員会の報告を含め、いろんな作業の状況を見ながら、それを横目でにらみながら、私の判断をしていきたいと申し上げてきた。そういう中で約1カ月間停止になるので、その意味では、この1カ月は両方とも動かないとなっているから、私たちから第三者委員会の検証結果報告書を受けての対応は行わないということになる。それは当然、停止がしっかり守られて、横目である意味でにらむ必要がないという状況の中で、これはそうなると思っているので、その間は見送っていきたい。それから、これからどう動いていくかということだが、いずれにしても今、入り口に立って2、3回お話をしたところだが、私たちからすると、やはり普天間飛行場を辺野古に移設することは不可能と、改めて申し上げたいが、その中では、やはり今日までは結論めいた話ばかりをお互い言い合っていたが、例えば海兵隊の抑止力の問題とか、あるいは国際情勢、あるいは歴史的な経緯も、裏づけの話をしながら、理解し合えるようなものがあるかないか、これがこれから話し合われると思う。話し合いで解決の糸口が探れる可能性があるのであれば、そのための努力は惜しまないという意味で、この1カ月間の集中的な協議になると思う。

 

記者 1カ月の猶予が生まれたことの受け止めは。1カ月ではなく恒久的な中断、中止にしていきたいか。 

 

知事 法的行政的な作業を中止するということです。その意味では政府の方で、1カ月だが中断に応じたことは、唯一辺野古だということには、そうこだわらないようになってもらいたいと思っている。ですから、私たちも主張し、その背景等を話しながら、1カ月の中断というものが、今日までの状況をいい形で一歩前進させるのであれば、これは重要な期間になる。

 そういう中で、この1カ月が延びるかは、今の時点では1カ月ということで区切っているので、まだスタートしていないので、そういった中で先々の事を話をすると、相手がいることなので、言葉遣いを間違ってはいけないから、いずれにしても交渉を決裂しないということを念頭に置きながら、前向きに物事を進めるが、沖縄県の主張はしっかりしたいと思っている。

 

記者 解決というのは政府が辺野古を断念するということか

 

知事 一番ベースはそれになると思いますので、そのベースの中から何かあるのかないのかも含めいろいろ議論すると思うが、それについてはまったく今日まで話をしたことがないので、どういう風になるか分からない、県側からすると、辺野古への建設は不可能というような中からいろんな議論をしていきたい。

 

記者 政府と県の協議の場は、移設協議会や沖縄政策協議会の下の作業部会などあったが、今後はどういった話し合いの枠組みを想定しているか。

 

知事 話し合いという意味からすると、今おっしゃるような今日まで設けているものの中でという話は出てきていないので、これから菅官房長官と、私をはじめとする両副知事、そういったような、今までの経緯から言うと安慶田副知事の方で交渉してきたわけだけが、三役を中心として事務方からは知事公室長が今回の最後の詰めはまとめてもらったので、そういった形でやるようになると思うので、ただ、決めたことではないのでどうなるか分からないが、イメージ的には新しいやり方でやるのかなーと思っているが、そういうやり方でやりましょうという話で決着ついたわけじゃないので、これから連絡を取り合ってその窓口の中で早めに第1回目も開始していきたいと思っている。

 

記者 ここに至る経緯をもう少し詳しく、いつ頃どういう場でこういう話が始まって今日に至ったかを補足で説明いただきたい。

 

知事 これは決してその中で今日という日が決まったわけではないが、安慶田副知事がカナダに行っていて、今日、晩に帰ってくると思うが、補足できるものがあれば後で補足したいが、私と浦崎副知事、安慶田副知事3名で相談しながら、約1カ月ほど前から官房長官に基本的なことを申し上げ、政府が応じるという中に今日発表したようなものをどうやって盛り込んでいくかというようなことで詰めてきたので、今日こういう話ができるようになった。

もう一回繰り返すが、7月31日に官邸を訪ねた時に、微調整があったのでそれを調整して今日という日が迎えられたわけで、その間のやりとりは普通に言えば今回出てきているようなものを、これはどうでしょうか、あれはどうでしょうかみたいなものをそれぞれ言い合いしながら、こういう風にまとまってきたと思っていただきたい。

 

記者 約1カ月ほど前に官房長官から中断の話があったということだが、そういった理解でよいか。

 

知事 あくまでも約、ということでやってください。例えば25日前とか、31日前とかってことでははっきり申し上げられないので、約1カ月という意味では間違いない。

 

記者 辺野古の作業を中止して話し合いの場を設ける、一方で県が求めていた立ち入り調査を実施することになったことについて、知事としては普天間基地の移設問題の解決に向けて前進したと評価しているか。

 

知事 去年の12月に当選して約3カ月間お会いできず、4月5月で官房長官、総理、防衛大臣という形でお話をする中で、こういった内容で合意に達したというのは、沖縄県側の思いも伝わったのかなという感じはしている。1カ月間、集中的に協議をするということで、お互いこれからが今まで主張してきたことの裏付けの話をし、それぞれが理解しきれるかどうかというようなですね、私2、3週間前にシビアなものがこれから行われるでしょう、というような話もしたが、まさしくそういう意味からしたら、そういうことになると思うので、こういう風に対話の道が開けて、私たちからすると工事がストップしたということは前進だと思っている。

 

記者 集中協議期間中に政府が従来の「辺野古が唯一」という方針を説明するだけでは前進にならないが、知事としては県外移設など辺野古移設に代わる新しい案が提案されることを期待しているか。

 

知事 可能性は別として、私たちが主張しているのは県外移設であるので、そうあってほしいという願いはあるが、それを可能性として捉えることを事前に話をするわけにいかない。いずれにしろ辺野古には造ってもらいたくないということにつながるような話であれば、話し合いをさせていただきたい。ベースは当然のことながら県外移設であるということ等をいろいろ議論をしたいと思っている。

 

記者 水面下という言葉使ったが、これまで見えないところで協議が行われてきたという印象は拭えない。今後概算要求など県側から要請控えた中、そういう見方がされる部分もあると思うがどう説明するか。

 

知事 私とすれば、この間、私の方で対応しなかったのは今おっしゃったような、密室であったり不透明であったりしてはいかんという部分も、トップはしっかり守っておかなきゃいかんという部分もあったので、両副知事と相談しながら窓口をつくって、いずれにしろ議論はしなきゃいけないので、そういった中で進めてきたと思っているので。最後の詰めの方で、私の方で出て行って官房長官と合意に達したということで、こうした形で発表できることも含めて、今日までの流れはそういう形でやった方が物事が前に進むのではないかということでは、よかったのかなと思っている。

 

記者 菅官房長官は「辺野古は唯一」という政府方針を元に政府の考えを伝えたいと。他の負担軽減策についても話していきたいと(記者会見で)話した。知事はどういった条件が出てきても、辺野古移設反対と県外移設を求めるベースに変わりはないという決意を。

 

知事 私どもはそういうことを主張してきた。辺野古唯一という以外にも、政府側が考えている日米安保体制というものについても変わりはあろうかと思う。辺野古の場合には、埋め立ててしまったらすべてがダメになると私たちは思っているから、いずれにしろそういったことをお互い主張しながら集中的に議論して打開策が出てくるかどうかってのはやってみなきゃ分からない話だが、せっかく糸口がつかめたので、いい形で物事が進めばいいと(思っている)。こちらも全力あげて議論していきたいと思っている。

 

記者 国政を見ると安倍政権は安保法案の審議、原発の再稼働など重要課題を抱える中で、沖縄との対立を回避したい狙いもあると思う。冷却期間を置く材料にされているという見方もあると思うが知事の受け止めを。

 

知事 いずれにしても政府が応じる、沖縄県が応じるというのは、私も今日まで対話がない時には大変頑なで、政治的にはどうだろうかという風にも言われたし、どこそこでお会いすると、密室で何か裏でやっているんじゃないかと言われるわけで、どっちにしてもプラスマイナスの両方から物を見ることができる。今おっしゃるようなものは、政府がどう考えているか分からないが、逆でいうと中断する重みは大きいと思うので、こういったこと踏まえて物事が推移していくのかな、と。この件は当然のことながらワシントンDCの方も無関心でいられないと思いますので、こういったことを踏まえた上で物事の議論が進んでいけばありがたいなと思っている。

 

記者 集中協議の第1回のメド。いつ頃になりそうか。

 

知事 官房長官の漏れ聞いていることなので確認はまだしていないが、知事をはじめとする両副知事含め交渉したいという話をされたと聞いている。今まで通り三役で官房長官とは対応するのかな、と。あるいは間に事務方が入るものがあるのかどうか、スタートしなければ分からないので、私としてもこういう風に公になっているので、これから以降の会談があるとすれば、率直に意見交わせると思って頂けるものだと思っているので、こういうことも含めて詰めていかないといけない作業だと思っている。

 

記者 今朝、知事公舎に県議会与党全員を集めた。理由と、どういった話をしたのか。

 

知事 与党の皆さん方には官房長官の会見が終わった後、しっかり私どもの合意内容と間違いがない中で私も記者会見するので、与党議員の皆さんも内容等で間違いなくやるであろうと。ただ、官房長官の記者会見の内容を確認してからということを話をした。

 

記者 政府との集中協議。明日以降、知事は上京予定だが、早ければ今週中に東京で開催があるか。

 

知事 この辺も、例えば7月31日に会うのも参院集中審議があるということでなかなか時間がはっきりしない中でのことだった。これから総理が7日にお会いできると聞いているが、その中でとりあえずの1回の時間が取れるか、これから恐らく相談になるんじゃないかなと思っている。

 

記者 立ち入り調査の流れはどうなるか。

 

知事 5カ月ほど前から立ち入り調査をさせてくれとシミュレーションはずっと描いてきているので、一定程度の期間が与えられたら、事務方に聞いたらできると言っているので、台風など来たら別だが、普通の状況であれば全部対応できると聞いている。それは可能かと思っている。

 

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