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4月8日、米国務省に辞表を叩きつけて一民間人のなったケビン・メア元米国務省日本部長が、日本のテレビに出演し名誉回復のため反撃を開始した。
メア氏は5月22日の「たかじんのそこまで言って委員会」 に緊急出演し、ウォールストリートジャーナル、産経新聞のインタビューに続き、「メア発言」の真相を語った。
今なら下記のアドレスでまだ見ることができる。
たかじんのそこまで言って委員会5月22日動画⇒http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-8739.html
なお本日24日は地元テレビのRBCテレビがメア氏のインタビュー番組を放映すると言う。
メア発言の真相は動画を見ていただければ一目瞭然だが、概略次の通りである。
<ネタを持ち込んだ米学生グループは通常の学生ではなく沖縄の米軍基地に反対運動をしている特殊な学生であり、メア氏がこれに気付かないままに講義をした。 そして学生たちが、悪意をもって歪曲された「講義メモ」を日本のマスコミに売り込んだ、ということである。>
番組の核心部分を文字起しするとこうなる。
<村田氏
「いいですか?
その・・あの・・メアさんが話された学生達はごく普通の学生達だったわけですか?」
メア氏
「その時は私はそう思ったけど、実はアメリカ人でしたけど
アメリカン大学・・ワシントンにあるアメリカン大学の学生達ですけど
でも1人・・後で調べたけど、あの1人の日本人がアメリカの大学に留学してる人が
募集した沖縄の反基地ツアーにいわゆる研修旅行だったけど
本当は反基地の団体でした。」>
結局、メア氏が学生たちにはめられたということだが、当日記は既に4月の段階でこの事実を指摘している。
⇒続・罠にかかったケビン・メア氏、学生たちは何処を訪問して、誰と面談したか
では、学生達をこのような大規模の陰謀に誘った人物は一体誰か
この点についてメア氏は、番組で名指しはしなかったが日本人の留学生が、メア氏の講義を募集したと述べている。
この人物こそ日本人弁護士でアメリカの弁護士資格も有する左翼活動家猿田佐世氏のことであり、これについても当日記は4月の段階で指摘している。
メア氏が日本からの留学生と指摘した猿田弁護士とは一体何者なのか。
上記エントリーから猿田氏に関する記述を抜書きするとこうなる。
<ここで筆者はメア氏がアメリカ西海岸の大学に張り巡らされた左翼勢力のネットワークに見事はめられたと再度指摘したい。
そもそもメア氏に沖縄旅行のための事前講義を申し込んだのは、講義メモを書いたミヤギ氏を含14人の学生グループではない。
沖縄の米軍基地を視察する「平和学習」の企画を学生たちに持ち込んで、沖縄の米軍基地視察する沖縄ツアーを企画したのは反日左翼弁護士の猿田佐世氏であった。
学生たちを扇動した猿田 佐世氏とは一体どのような人物か。
猿田氏は早稲田大学出身の女性弁護士で、在学中から人権団体アムネスティ・インターナショナルなどの左翼政治活動をしており現在「憲法行脚の会」事務局長である。学生たちと同じアメリカン大学の大学院に通っていた猿田弁護士は、米国での沖縄の基地問題の関心の低さに驚き、学生らに知ってもらおうと沖縄基地見学ツアーを発案したという。
そして賛同者を集め、6月に大学に企画を提案、競争率の高い試験に受かり承認された。 メア氏の講義を受講した14の学生は猿田氏の企画に対する賛同者であった。
当初から反基地のイデオロギーに染められた14人の反戦学生が、メア氏の講義を受けた結果は企画者の猿田弁護士の思う壺であった。>
沖縄の新聞には学生たちの指導教官であるパイン准教授の談話が頻繁に出てくるが、パイン氏はむしろ猿田弁護士に扇動された学生グループのリーダー格と見た方がこのグループの実態を表している。
日米両国の弁護士資格を有し、太平洋を叉にかけた反米軍基地活動を続ける猿田弁護士がアメリカン大学に「成りすまし学生」として潜入し、その反基地オルグ活動に洗脳されたのがパイン准教授が指導するミヤギらの学生グループだと言うほうが的を射ているだろう。
さらに番組では、メア氏が名誉回復のため記者会見をすると上司に申し出た所、拒否された件に話題が及んだ。 メア氏ん直接の上司が沖縄に行き、メア発言をわびた点を問われ、
こう答えた。
「(事情を知っている)キャンベル氏は、事実を述べたかったはずだが、そのうえの上司に口止めされていた」。
メア氏は名を伏せていたが、キャンベル氏の上司とは、3月末で米国務省を退職したスタインバーグ氏のことであり、この件についても当日記は4月の段階で指摘している。
<メアバッシングが起きたのは3月7日から同時に始まった沖縄2紙の狂ったような大キャンペーンであるが、メア氏の上司であるスタインバーグ氏は、その月の末にはめでたく大学院大学の学長就任が内定していた。
スタインバーグ氏は学長就任の前の大事な時期に部下のメア氏が名誉回復のため、記者会見などを開くと、さらに火に脂を注ぐような大騒動に発展することを極度に恐れた。
臭いものには蓋をしてバッシングの自然鎮火が自分の「就職」にとって最良の策だと判断したスタインバーグ氏は、「栄転」を」餌にメア氏に沈黙を要求した。
すまじきものは宮遣いの例えは洋の東西を問わぬものらしく、公務員のメア氏は上司の命には涙を飲んで従わざるを得なかった。
そこで、辞表を提出して反撃を考えた。 その矢先の巨大地震の来襲である。
日本人の妻を持ち日本を愛するメア氏が、長年の日本滞在による知識を生かして被災地支援に協力すべく、辞表を一次保留にし、災害支援に全力を尽くしたことは周知の通りである。
そして、上司が予定通り3月末に退職し、米国政府と軍の調整役とし貢献した「トモダチ作戦」も終了したのを見届けたメア氏は、4月8日に保留していた辞表を再提出し、改めて名誉回復の反撃に打って出たのである。>
つづく
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