TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ヘルシーは高い

2016-01-28 15:28:09 | カナダ話題
野菜や果物の値段が、急騰中。

冬のカナダは、新鮮な野菜や果物のほぼ100%を輸入にたよっている。地元産はじゃがいもや人参などの根菜類くらいで、それとても外国からの輸入で補給している。輸入元は、アメリカが圧倒的に多く、他にはメキシコ、中国など。

米ドルの急騰とカリフォルニア州の干ばつに伴って、アメリカから輸入した野菜や果物がべらぼうに高くなってきたのが昨年末。そして今ではなんと、カリフラワーが一つ12.99ドル(今日のレートで日本円にして1,096円)!オーガニックでもなんでもない、普通のやつだ。カリフラワーより、牛ステーキ肉のほうが安いという昨今。私は東京出身だが、東京の物価は高いといってもカリフラワーに一個千円以上出した記憶はない。


新聞の風刺漫画。
「ガソリン給油する?それともカリフラワーを一個買ってく?」

きゅうりも、小さいのが一本で約800円。今サラダはゼイタクすぎて、食えねえよ!

「健康のために、新鮮な野菜や果物をとりましょう」と言われたって、トマト一個と金貨を交換するようなご時勢ではねえ。夏なら家庭菜園で収穫したものでなんとかまかなえるが、冬はさすがに何も育ってない。缶詰や冷凍の野菜、そしてやや安価な根菜類でしのいだり、キッチンでモヤシを育ててる人もいる。

カナダはいちおう先進国なのに、いずれは共産圏みたく闇市でレタス一個に長蛇の列を作って並ぶことになるかもね。


「ぼく野菜きらいだから、関係な~い」


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