TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

油断大敵

2016-09-15 06:52:26 | カナダ話題
歯医者の帰り、いつものオーガニック食堂でお昼。

ここは、ヒッピー系のゆる~い人々が美味しい自然食を提供している。
基本的にセルフサービスなので、カウンターでオーダーしてチケットを受け取り、テーブルを自分でみつけて席をとって、名前を呼ばれたらキッチンまでとりにゆく。食べ終わったら、自分でかたづけて食器受けにお皿類を置いてくるしくみ。

今日はランチスペシャルをオーダーし、白い陶器のカップにコーヒーを入れ、いつもの一人用テーブルに席をとった。ナプキンとフォークをテーブルにセットし、熱いコーヒーを一口すすったところで名前が呼ばれた。コーヒーカップをテーブルに置き、ランチをキッチンまでとりにいった。

テーブルに戻ると、コーヒーがない!

思わず周囲を見渡したが、まわりはみないそいそとランチを食べる人々や、コーヒーとデーニッシュで一服している人々ばかり。私がテーブルを離れてキッチンでランチをもらって戻ってくるまで、2分もなかった。カップには熱いコーヒーがなみなみ入ったままだったから、バスボーイがお皿をかたづけに来て持ってったとは思えない。私が去るのを待って、誰かがコーヒーをさらっていったとしか考えられない。

なんだよ、ここは、ブルックリンNYかよ?!

いや、私はブルックリンNYにもマンハッタンNYにも行ったことがあるが、レストランでこんなセコイ経験をしたことはない。NY在住のみなさま、御免あそばせ。

まあカナダじゃこういうセコイことはよくあるので、日本からカナダに旅行で来る人は気を付けてね。コーヒーなんかどうでもいいが、貴重品は決してテーブルに置き去りにしないこと。ジャケットを椅子にかけたままとか、スマートフォンをテーブルに置いたままとかでテーブルを離れないこと。誰かに「ちょっと見ててね」と頼むのもアテにならない。目を離したら最後、もう二度と手元に戻ってこないとあきらめるしかない。

「他人のモノも自分のモノ」
これが、無法地帯カナダの決まりである。

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