TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

本日のTABI

2015-12-27 17:03:13 | 本日のTABI
寝顔がかわいい。



このオレンジ色の骨型枕は、少し前にTABI用に買った。
でもなかなか枕として使ってくれなくて、いつの間にか床に落ちてたり。

やっと今日、まともに枕として使ってくれたよ!万歳!

おまけ。
TABIの横目づかい。
「オヤツちょうだ~い」






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ALLEY危機一髪

2015-12-27 09:41:39 | 犬話題
アメリカの犬友達からクリスマスの挨拶が届いたので、電話で久しぶりにおしゃべり。

うちのサイトの長寿村にもアップしたことのある、ALLEYの飼い主Janである。なんと、つい最近あやうく彼女を安楽死するところだったという。

今年の春には老犬に多いvestibularにかかり、飼い主を心配させたALLEY。すっかり回復したと思ったら、今度は突然食べ物に口をつけなくなった。彼女もTABIと同じで食べ物の好き嫌いが多いので、食事に口をつけないのは日常茶飯だが、三日も食べないとなると脱水するし心配だ。獣医病院へ連れて行き、点滴で水分を補給。さらに、担当獣医は超音波でALLEYのおなかを調べた。

「胆嚢にガンがある。もう助からない」と、担当獣医。

Janはショックだったが、ALLEYが子犬のころから十五年以上かかっている獣医だから信頼していた。獣医はその場での安楽死をすすめたが、Janはいったん帰宅し、あらためて安楽死の予約をとった。

予約当日の朝、最後となるべき朝ごはんをALEEYにあげたところ、なんとパクパク食べるではないか!「ちょっと待ってよ、まだ私を殺さないで!」というメッセージだったのか?Janは安楽死の予約をキャンセルし、別の獣医へ。

そのセカンドオピニオンは、超音波を見て「ガンらしいものは見えない」と言い、念のためにと専門獣医を紹介してくれた。その専門獣医の見立ては、「老犬にありがちな胆嚢の障害で、薬でコントロールできる」とのこと。ガンの腫瘍のように見えたのは、胆嚢にたまったドロのようなもので、心配いらないという。早速、処方薬をもらい、飲ませて様子をみたところ本当に回復し、ご飯もオヤツもちゃんと食べるようになった。

今ではすっかり元気になり、弟分の犬と雪の中で遊んでいるらしい。

いやあ、早まらなくて良かったね!
でも、こういう獣医の誤診の話は良く聞く。人間と違って犬の場合、とくに老犬の場合、とくにアメリカやカナダでは病気は即、安楽死。「苦しませたくないから」というのが理由だ。だから、まだ寿命があるのに誤診のおかげであの世に送られてしまった犬の数は、星の数ほどあると思う。まあ獣医代は高いし、治療費を払えないから安楽死、というケースも多い。

が、やはりセカンドオピニオン、場合によってはサードも受けておくことがいかに大事かっていつも思う。担当の先生を信用しないわけじゃないけど、人間だから間違いは起きる。専門獣医はそれなりの訓練を受けているから、自分の専門領域内での誤診は一般獣医に比べてはるかに少ないはず。専門獣医は確かに高額だが、それなりの価値は絶対にあるのだ。


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