TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

今月の座布団十枚

2010-04-08 12:53:00 | インポート
You must accept that you might fail; then, if you do your best and
still don’t win, at least you can be satisfied that you’ve tried.

If you don’t accept failure as a possibility, you don’t set high
goals, you don’t branch out, you don’t try you don’t take the risk.
- Rosalynn Carter


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hostility

2010-04-08 12:51:14 | インポート
昨日からいきなりの夏日。

この機会に、春の芝生の手入れを始める。農薬を使わない雑草対策として
人気のあるコーンミールを撒く。これはお菓子やチップスの原料や、牛の餌
にも使われる、トウモロコシの粉である。食べ物であるから子供やペットにも
安全で、しかも確実に雑草の発芽を防ぐ。鳥に食べられて「ヘンゼルと
グレーテル」みたいなことになるのでは、と心配したが、充分に潅水すると
地面にきれいに吸い取られたようになる。これでは小さな鳥の口でもついばむ
のは難しい。

今朝見ると、さらにきれいにコーンミールのあとが消えていた。これを雑草
対策に使うのは初めてだが、効いてくれるといい。農薬を使わない園芸を
推奨する市当局の資料によると、これは最も安全で的確に使用すれば確実に
雑草が減るのだそうだ。

ところが、これがとんでもない誤解を生むことになった。

イースター休暇なのでお隣の年配夫婦のもとに息子と孫娘が遊びに来た。
一緒に彼らのペットである大型犬(ロッティ)と小型犬(ダックス)も連れて
来た。このロッティのほうが、餌を食べたあとに少し吐いたという。
昨日うちでコーンミールを撒いていたことを老夫婦が口にしたため、息子は
「犬に毒なものを庭に撒いたのではないか」と、うちに文句をつけに来た。

「我が家にも犬がいるし、毒になるものは一切使わない。コーンミールは食べ物
だし」と説明したのだが、心配した彼らは犬を動物病院へ。イースターで普通
の病院は休みだから、救急外来へ行ったが、特に犬に異常はなかったらしい。
ダックスのほうはなんともないし、ロッティもその後庭を元気に走り回り
TABIとも仲良く遊んでいる。そりゃそうだ、もともとコーンはドッグフード
の原料だし、毒なはずがない。それに、土に吸い込まれたミールを犬が食べる
のは至難の業である。

夕方彼らが車で帰るところに出くわし、私は挨拶をしたが息子の方は敵意のある
視線を投げつけただけ。夫が「犬はどう?」と聞いても無視。高い獣医代を
払ったのが悔しいのか?それにしても、とんでもないいいがかりで、こちらの
ほうが迷惑だ。

私はアメリカに住むまで、アメリカ人のほうが攻撃的だと思っていたが、実際
にはカナダ人のほうが敵に回すとやっかいなのだ。ますますカナダが嫌いに
なってゆく。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする