カーラジオから流れる音楽は、どこもクリスマスソング。
ま、この時期はそうだろう。
しかし、このところはこのシーズンの挨拶の言葉が変って来ている。
ラジオでもテレビでも、Merry Christmasを聞くことは滅多になく、たいてい
Happy Holidaysで、CMもSeason's Greetingsという言葉を使うことが主流だ。
犬リストでもモデレーターがMerry Christmasを使用することを規制している
ところがある。それはもちろん、この世の誰もがクリスチャンとは限らない
からだ。日本人は仏教徒でもこの時期、にわかキリスト教徒となりクリスマス
を年中行事として祝うが、そういう国民は珍しいのだ。クリスチャンでもない
のにMerry Christmasと挨拶されるのは、仏教徒でない相手に数珠を持たせて
お経を唱えさせるようなもので、不愉快に思う人がいても不思議ではない。
12月から1月にかけて、その他宗教の人も様々な行事を行う。
アフリカン・アメリカンのKwanza、ユダヤ教徒のHanukkah、イスラム教徒の
Eid-al-Adhaなど。そしてもちろん、日本人は大晦日とお正月が一年で最も
大きな重要行事である。そこで、相手がどんな宗教や系統であっても無難な
挨拶、Happy Holidaysが選ばれるようになったのも納得である。
うちは私が仏教徒で夫がカトリックであるから、これまでも中庸をとって挨拶
やグリーティングカードはHappy HolidaysやSeason's Greetingsを選んできた。
日本の友達からはまだ「メリークリスマス!」と明るいノリでカードが来る
ことがあるが、カナダやアメリカの知人たちは変化しつつある。慣例的に
この時期にやりとりするカードをクリスマス・カードと呼んだり、百貨店の
安売りをクリスマス・セールと呼ぶことがあっても、挨拶の言葉自体は皆、
慎重に選んでいる。個人の信念や信仰を、とても尊重するお国柄なのだ。
ということで、Happy Holidays, everyone!
ま、この時期はそうだろう。
しかし、このところはこのシーズンの挨拶の言葉が変って来ている。
ラジオでもテレビでも、Merry Christmasを聞くことは滅多になく、たいてい
Happy Holidaysで、CMもSeason's Greetingsという言葉を使うことが主流だ。
犬リストでもモデレーターがMerry Christmasを使用することを規制している
ところがある。それはもちろん、この世の誰もがクリスチャンとは限らない
からだ。日本人は仏教徒でもこの時期、にわかキリスト教徒となりクリスマス
を年中行事として祝うが、そういう国民は珍しいのだ。クリスチャンでもない
のにMerry Christmasと挨拶されるのは、仏教徒でない相手に数珠を持たせて
お経を唱えさせるようなもので、不愉快に思う人がいても不思議ではない。
12月から1月にかけて、その他宗教の人も様々な行事を行う。
アフリカン・アメリカンのKwanza、ユダヤ教徒のHanukkah、イスラム教徒の
Eid-al-Adhaなど。そしてもちろん、日本人は大晦日とお正月が一年で最も
大きな重要行事である。そこで、相手がどんな宗教や系統であっても無難な
挨拶、Happy Holidaysが選ばれるようになったのも納得である。
うちは私が仏教徒で夫がカトリックであるから、これまでも中庸をとって挨拶
やグリーティングカードはHappy HolidaysやSeason's Greetingsを選んできた。
日本の友達からはまだ「メリークリスマス!」と明るいノリでカードが来る
ことがあるが、カナダやアメリカの知人たちは変化しつつある。慣例的に
この時期にやりとりするカードをクリスマス・カードと呼んだり、百貨店の
安売りをクリスマス・セールと呼ぶことがあっても、挨拶の言葉自体は皆、
慎重に選んでいる。個人の信念や信仰を、とても尊重するお国柄なのだ。
ということで、Happy Holidays, everyone!