たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

ナマズの警告

2016-06-01 10:57:29 | 東日本・三陸の神社

<鹿島神宮 かしまじんぐう>

 

先月、二回にわたる震度7の地震が発生した熊本地方は、

日本列島を横断する「中央構造線」の西の端に位置します。

そして中央構造線の東の末端にあたるのが、

鹿島・香取神宮のある地域でして、両宮にあるふたつの要石は、

中央構造線の動きを抑える役目をしているという話もあります。

 

熊本地震の発生後ネット上では、次の大地震への予測が広がり、

「5月16日が危ない」という噂がまことしやかに流れました。

そして当日起きたのは、茨城県を震源とする震度5弱の地震。

噂されていたような海溝型の大地震ではなかったものの、

一か月前に起きた熊本地震との関連などから、

中央構造線への注目度も高まりつつあります。

 

東日本大震災、そして熊本大地震の発生により、

鹿島神宮の付近が動いているということは、

この地域が来るべく次の地震に向けて、

活動を活発化しているということです。

鹿島神宮の参道で感じた息苦しいほどの「熱」は、

もしかするとナマズの発する警告なのかもしれませんね。