<鹿島神宮 かしまじんぐう>
先月、二回にわたる震度7の地震が発生した熊本地方は、
日本列島を横断する「中央構造線」の西の端に位置します。
そして中央構造線の東の末端にあたるのが、
鹿島・香取神宮のある地域でして、両宮にあるふたつの要石は、
中央構造線の動きを抑える役目をしているという話もあります。
熊本地震の発生後ネット上では、次の大地震への予測が広がり、
「5月16日が危ない」という噂がまことしやかに流れました。
そして当日起きたのは、茨城県を震源とする震度5弱の地震。
噂されていたような海溝型の大地震ではなかったものの、
一か月前に起きた熊本地震との関連などから、
中央構造線への注目度も高まりつつあります。
東日本大震災、そして熊本大地震の発生により、
鹿島神宮の付近が動いているということは、
この地域が来るべく次の地震に向けて、
活動を活発化しているということです。
鹿島神宮の参道で感じた息苦しいほどの「熱」は、
もしかするとナマズの発する警告なのかもしれませんね。