天路歴程

日々、思うこと、感じたことを詩に表現していきたいと思っています。
なにか感じていただけるとうれしいです。

そんなの信じない

2017-01-06 20:35:32 | 
足の間から血が流れる

かたい床に転がされ

こわばった手足

破れた唇

私は死んだ

ただの骸として

生きることを強要された

もう私の瞳に

未来が
太陽が

うつることはない

それでも

私は

罪の子なのだろうか

永遠に

罰の茨に縛られ

血を流し続けなければ
ならないのだろうか

私は穢れたのか

魂が死してなお

許されないのだろうか

もう

私が

空を見ることはないのに