夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

六郷用水 コサギ

2009年01月11日 23時02分34秒 |  多摩川散歩


今日の多摩川の散歩。六郷用水にコサギが来ていました。近所の方の話では「この子最近よく来ているよ」とのことでしたけど、まだ子供なのでしょう、ずいぶんと小さい体をしています。でも人に慣れているのか、私が1メートルほど寄っても逃げませんでした。70-300のズームで300側では入りきれません。かなり広角側に振ってやっと全身が撮れました。

今日は本物の十五夜

2009年01月11日 21時33分16秒 |  デジカメ練習帖


昨日は14日の月を撮って、レンズのテストをしておりました。
今日も、別なレンズで満月を撮ってみています。
時間も暮れてはいますけど夕方で、月はまだ低い。
月が高く上ると、空気の影響も少なくなるのでしょうけど、そうなると外に出ないと月が撮れません。寒いのは嫌、、、っていうのは昨日も書きましたっけ。

トップはレフレックスニッコール1000に1.4のテレコンをつけたもの。
下は、昨日も使いました500ミリ。
それぞれ35ミリでの換算では2100ミリと750ミリに相当します。
もちろん、今回はトリミングなし。リサイズのみです。

ウサギさんは見つけられましたか?

石壁精舎還湖中作

2009年01月11日 21時12分27秒 |  漢詩を長崎弁で


出谷日尚蚤
入舟陽已微
林嶽斂瞑色
雲霞収夕霏

   谷を出でて日尚はやく
   舟に入りて陽已に微なり
   林嶽 瞑色を斂め
   雲霞 夕霏を収む

谷から出てきたときは、まだ朝だったけど
舟に乗り込んだときには、もう陽は陰ってきた
森や谷は暮れなして
雲や霞は夕焼けの光を吸い込んでしまった

   謝霊運の石壁精舎還湖中作(石壁精舎より湖中へ還る)の一部


この詩の本題は、最後にある

意適理無違
  私の心は満ち足りて、自然の法則にそむかず、無理がない

というところにあるのですけど、、、
はて、そこまで悟りを開けるには、私は何回人生をやり直さなければならないでしょうね。



朝、出かけてきたとばってん、
船に乗ったときにはもう夕暮れになっとった
森や谷は暮れてきて
雲や霞が光を吸いこんでしもうた

仕方がないのでしょうね~

2009年01月11日 12時18分43秒 |  これがまあつひのすみかか我が日本
人間を襲いそうになった犬を警官が射殺したという記事が出ていた。
仕方がないのだろうなって暗い気持ちでこの記事を読んでいた。

私の小さな恋人達というカテゴリーで私の身近な猫や犬、そして山羊などの話を書いていたりしていますので、ブログを見て下さっている方は、私が猫や犬などの小動物を大好きだということはご存知だと思います。



人間だってただの生き物の一つ、他の生き物に対して横暴に振舞う権利はないという普段からのメッセージとは矛盾するようだけど、仕方がないのだろうなって暗い気持ちでこの記事を読んでいた。

人間の社会の中で動物を飼い、育てることは、飼う人間にもその動物に対する責任だけでなく、周りの社会への責任も負う事なんだと思います。

近くのドッグレストランのオーナーが秋田犬を飼って、毎日散歩させている。先日、話をしていたときに、「この犬が暴走を始めたら、犬を殺す」っておっしゃっていた。犬が大好きで、ドッグレストランを始められ、レストランに入ってくる犬達を嬉しそうに目を細めてみておられるこのオーナーですら、そこまでの覚悟がなければ犬を飼う事はできないのですね。

父の飼っていた柴犬の子供を、知人に紹介してあげたことがあります。その知人と話をしていて、どんなに可愛くても、家族の一員であっても、最後には犬は犬という気持ちがなければ飼っちゃいけないんですって彼が話をしていたことで、逆に私は安心して柴犬を託しました。

犬も猫も可愛い。飼い主がそのような気持ちでいれば、犬や猫はそれに答えてくれます。家族の一員になれます。でもいつなんどき暴走するか分からない、そのときにはどうするのか覚悟を決めておかないと本当の意味でこのような小動物は飼う資格はないのだと思わなければいけないのですよね。

この警官の方は、飼い主の責任を代行させられたのだと思います。
警官の方が可愛そうです。
もしかしたら、この方も犬が大好きだったかもしれないのに。

でもね~
この冬、一番の寒さ、職を失い、家を失った人が何万といるというのに、こんなニュースが全国紙に取り上げられるというのは、他に流すニュースがなかったのでしょうかね。






射殺された犬は土佐犬3歳 飼い主から事情聴く (朝日新聞) - goo ニュース