ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

待降節に墓参

2015-12-06 23:05:07 | 日常
加湿器2台が一晩頑張ってくれたおかげで
湿度は30%以下から35%まで回復した。




午後から来客あるのに体調崩しており、
本日の教会行きは中止した。
牧師夫人に連絡入れたら牧師夫妻も
二人揃って風邪にやられたと言っていた。
症状を聞いたら私と同じなので、
やはりこれは今どきの感冒なのだろう。


加湿器に水を補充したりそこいらを拭いていたら教会から電話あり
私が風邪引いたと聞いて教会の人がおいなりを届けてくれると
言って下さったが辞退した。
有り難い事だ。
しかし間もなく客が来るので迎えに行かねば。


快晴。



容赦なくからりと晴れて目と鼻と喉と気管が痛む。


風邪をばらまかないようマスク着用で来客(じじの知人)を
JR駅に迎えに行くと、どうしても「墓にお参りに行く」という。
無理と言ったが自分でバス時刻まで調べて来ていたので
まさか墓の場所もわからない人を一人で行かせる訳にもいかず
バスで連れて行く事にした。
14:45のバス時刻まで1時間ある。
しばし岸壁を散策。




見晴らしのよい場所に行って市内全景を見て頂いた。








ターミナルからバスに乗って霊園で降り、
話しながら霊園内を歩き回った。
霊園と言っても通常霊園内の移動は車で動くが、
今回はバスと徒歩。
歩くと息が上がった。
お客人が納骨堂の前で合掌し満足してくれたのでよかった。








じじの生前の事やじじの夜学の学友の話をしたり、
お互いの親の介護事情を話したりした。




市内に戻るバスが来る頃には日没していた。
車窓から鮮やかな夕焼けを見た。
帰りのバスに乗っていたら、
霊園から何番目のバス停だったか、
人がバス停に立っていたらしく運転手がバスを停めた。
扉が開き、・・・誰も乗って来なかった。
運転手は首を傾げ、周囲を見回してからバスを発車させた。
人気のない山の中だから運転手もよく見ており当然点灯している。
しかしバスが停まって扉が開くと
誰も乗って来なかったので発車した。
山中の1本道、そういう事もあるさ。


市内に戻ってじじと夜学時代の友達がよく食べに行ったという、
昔からある古い蕎麦屋で夕食にしようと思ったら既に閉めていたので
一昨年訪ねて来た時には混んでいて食べられなかった回る寿司屋に入り
二人で何十皿か、カウンターで我々の頭の高さくらいまで
皿をどんどん積み上げてタワーが出来るほど食べた。
シャリをお子ちゃま用にちっちゃく握って貰えば
たくさんいろんな種類食べられる。
活ツブが格別にイキ良くてウマかった。
えーと、まぐろ赤身、真鯛、金目鯛、甘海老Lサイズ、鯖3点盛り、
トロサーモン、活帆立、活ツブ、活北寄、炙り北寄、活雲丹、筋子握り、
蛸わさび、葉わさび巻き、かぼちゃ団子。
せっかく北海道に来てくれたのでここならではのものをと思うが
どう見ても食い過ぎ。(笑
じじとじじの学友がいたらもっと盛大に歓迎したであろう。
二人に夢枕に立たれ叱られるのは嫌だからたくさん食べて貰えてよかった。
思い出話がたくさんある。


辺りは真っ暗であるがまだ19時にもなっていないので
もう一度昼間の展望室に行き、今度は夜景を見て頂いた。








まだ時間ある。
とどめのデザート。




私は昨年夏に父を天に見送りこうして墓参しているが、
同年代のお客人は春にお母様を亡くされたばかりだった。
お互い、出来る事しか出来なかったが、
あれでよかったんだろうか、もっとああしておけば、
という思いを共有している。
残った親の介護事情の深刻さもあり。
私がまだこの土地に戻って来る前の、じじも学友も元気で
金も時間も自由に投じて写真を撮ったり温泉巡りした時代に
この私と同年代のお客は偶然旅に来ていて知り合ったという。
親達が人生を一番楽しんでいた頃に、このお客人は
一緒に楽しんでくれた旅人であった。
じじが自分から受洗を希望して私が最初反対した時の事など
話すと目を丸くして聞いていた。
生きている時に、楽しみの時間を共有する事は大切だ。
親に排斥され育ててくれる人もなく親族間を盥回しで育ち
最後は病院と施設の盥回しで受け入れ先を探すうちに力尽きた親が、
生前何かを楽しむ時間と交友関係に恵まれていた事は
もっとああしておけばよかったという後悔の痛みを和らげてくれる。


帰宅。
気管が痛む。
加湿器全開なんだけどなぁ。
再び熱発中。
先日処方されたニューキノロン系の抗生物質は今朝飲み切ったが
症状の改善なくむしろ悪化、咳は乾性から湿性咳嗽に転じ、
夕方になると発熱するのも変わらない。
要するに全然叩けていないって事だ。
ていうかあの抗生剤は何に効くのだ?

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