ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

おじいちゃん、ごめんねぇ

2015-08-29 23:58:45 | 日常
起きた。

昨日毟って持ち帰ったツユクサが開花している。
既に何個か種が付いている。




昨日睡魔に負けで出来なかった買い物と散歩をして来よう。




バスに乗って街に出る。
定期の更新。
そこからまたバスで途中まで戻る。

始発から二つ三つのバス停で、数人の乗客が乗って来て
発車しかけた所で急停止、
再び扉が開いたと思ったら怒号が聞こえた。
見ると明らかに四肢に何かの後遺症があって
乗り降りに介助と見守りの必要な老婦人が

「すみません」

と言いながらゆっくり乗って来た。
その後ろから夫と思われる高齢の男性が激怒しながら乗って来た。

「何でお前が謝るのだ!
 すみませんなどとお前が謝る必要は無い!」

男性は妻を叱りつけ、運転手に向かって激怒している。
運転手は老人には構わず無言で発車した。
男性は走行中も運転手に抗議し続ける。

「歩くのが不自由な者が後から乗ろうとしたのを
 あんたは見ていただろう!
 わざと急発進しやがって、ふざけるな!
 どういうつもりだ!
 足が不自由でテキパキ乗り込めないのを見ていただろう!
 それを何で鼻先で扉を閉めて発車した!
 どういうつもりだ、
 しかもこんな車道の離れた所で止まりやがってこのやろう!」

男性が血相変えて怒鳴り続けるので、事情がよく呑み込めなければ
この人が一見狼藉者か何かのように見えるが、そうではない。
激怒する男性の怒りは正当な怒りである。
この人は運転席から見えなかった筈のない、
体の不自由な妻のために抗議している。
無視して意地悪くバスを発車した運転手に怒っている。

つまり、先程のバス停で数人の客が乗り込んだ一番最後に
この四肢の不自由な老婦人がゆっくり乗り込もうとしたら
運転手が扉を閉めて一度発車したが、前に車がいて停止した。
夫が追い付いてバスの乗車口を叩いてインターホンで抗議、
扉を再び開けたが、路肩から離れた半端な位置に停めたため
体に不自由のある人にとっては一度歩道から車道に下りて
それから高いバスのステップによじ登らなければならなかった。

走行中、男性は猛抗議し続けるが運転手は無言でバスを走らせた。
目的地のバス停に着いたのか、老夫妻はバスを降りた。
下りる時、夫は運転手に更に抗議した。
バスの運転手は初めて口をきいた。

「おじいちゃん、ごめんねぇ。
 前に車がいてちょうどいい場所に停めれなかったんだわ」

!?
このでたらめな言い逃れは何だ。
起こった事実を捻じ曲げて見当違いな言い訳をする、
この運転手の人格は何で出来ているのだ。

言い訳にすらならない運転手の言い逃れが男性の怒りに油を注いだ。
老婦人は激高する夫をたしなめ、
足止めを食らった他の乗客に「すみません、すみません」と
頭を下げながらバスを降りた。

市内に一社しかないこのバス会社、何度かこのブログにも書いた。

 ※ぱんくず日記 2015-04-13「休日浜歩き」
  http://blog.goo.ne.jp/t-i801025/e/ce32fa8f0cec3f72b68af911aedf5fbc
 ※ぱんくず日記 2015-03-21「春分」
  http://blog.goo.ne.jp/t-i801025/e/cd55d93dbdfd1aa58695c9ea5b506a47

私は過去に同じような場面に出くわして何度も目撃している。
バスの走行中に運転手に話しかけるのは事故の危険性から禁忌である。
それでバス会社に電話を入れて運転手名指しで抗議した。
明らかに心身に不自由のある乗客に対し陰険で横柄な対応をしたり
乗ろうとした乗客の鼻先で扉を閉めて意地悪く発車したのを見る度に
バス会社に抗議するが、いずれの時もバス会社の電話の対応は
「はいはいあーすいません」であった。
乗客の苦情など市内に一社しかないバス会社にとっては
痛くも痒くもないのだろう。
停車中に乗客が抗議しようものなら「他の乗客に迷惑」と
言わんばかりに無視してバスを走らせ続ける。

ド僻地の、市内に一社しかない公的交通機関。
陸運支局にも同じ事で一度電話を入れた事があったが
「バスに関する苦情はバス会社へ」の一点張りで話にならなかった。
もしあの夫が誰も口を挿めないほど猛抗議しなければ、
あの老婦人は不自由な体で乗り降りに時間がかかる事を
運転手や他の乗客に気兼ねしながら鼻先で扉を閉められて
次の1時間後のバスを待つのだろうか。
きっと今までも同様の扱いをされて来たのだろうか。
そしてこれからも。

乗客からはっきり抗議されて弁解の余地の無いのが
余程気に入らないのか、運転手は続々と下りる他の乗客にも
終始無言で仏頂面をしていた。
定期を差出す時、ネームプレートを見た。
見覚えのある氏名だった。
私はこの運転手の顔を憶えていなかったが名前に記憶がある。
日時は正確には思い出せないが、
何年か前に名指しで苦情を入れた憶えがある。

最悪だ。


・・・・・


中古屋で古い白黒映画のDVDを2本買い、
その足で量販店に行って土と小さい鉢を買った。


土は5gkもあって重たいが、
いい天気だから空を見上げて歩く。














地面の草はまだ青々しているのに落ちて来る葉は赤い。






体感的には既に秋の彼岸過ぎのような気がする。
まだ8月の末なのに路肩の花は枯れ、飛ぶ虫も少ない。








普段あまり歩かない場所から自宅方向に歩いて来たら
路肩の植え込みにあの植物が。





これはノコンギクか、ヨメナか。
いやどちらでもなさそうだ。
色も形も似ているが、花弁が一重でない。


5kgは持って歩くと結構重たいな。
低い日差しが強くて汗が出て来た。




・・・・・


帰宅して、写真の整理作業を再開、あと少しで去年が終わる。
PC睨みながら先日の残りの柿の種を
全部完食してしまった。。。。。。orz
胃が痛くなるくせに。


今夜も眠りたくないのに物凄く眠い。
頭振ったら耳と鼻の穴から脳みそが流れ出てきそうなほど眠い。
ガリガリ君スイカ味を齧って眠気を払ったら震えが来た。


いやほんとにダメだわこれは。
珈琲淹れる。


今さっきTwitterのお仲間が紹介していた歌。
ずっと聴いていたい。

Sing! Day of song - Bobby McFerrin - Improvisation


聴きながら、
何処までもずっと歩きたい。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど・・・ (こあこあ)
2015-08-30 02:50:40
読むと気分悪くなる っておっしゃった意味が分かりました。

お住まいの地域のバスの運転手の「無礼な振る舞い」について書かれていた以前の記事も記憶していて
「なんじゃーこいつ、まさか同じ人じゃないだろうね・・・」
と思いながら読んでいたら
「またお前か!?」でありましたね・・・なんと・・・。
お前の傍若無人でプロな叱らぬふるまいは
全国区ですよ。
いや、ワールドワイドですよ と言ってやりたい。
屁でもないかもしれんけれどね。

仕事ができている自分であることに感謝したことはなんだろうな・・・

で、大丈夫ですよ(*・ω・)ノ
最後に、歌でいい気分になりました(*・ω・)ノ
返信する
悲しいなあ (ちお)
2015-08-30 07:07:37
この運転手、将来きっと同じ目に遭うと思います。因果はめぐる。

市内に1社、独占企業なんですね。
激昂するご主人がいなくなったらどうなされのか…。
返信する
独占企業 (井上)
2015-08-30 09:44:24
>こあこあ様
>ちお様

  似たようなエピソードに出くわす度に
  顛末をこの日記ブログに書いたのですが
  記事が多過ぎて何処に書いたかわかりませんでした。
  検索でヒットした二つだけ本文に追記しました。
  酷い話で、酷いバス会社だと思いますでしょ?
  同様の対応をする運転手は何人もいます。
  この乗ろうとする客の鼻先で意地悪く扉を閉めて発車するのは
  よくある事です。
  書いた記事は探せなかったのですが、
  私がバス停の前をたまたま歩いていた時に
  隣の町の高校生を最後の1人だけ置き去りにしたのを見て
  時間帯と路線をバス会社に知らせて抗議した事ありました。
  何故なら、季節は冬でその日は日曜日の夕方で、
  置き去りにされたその生徒は
  氷点下のバス停で1時間後の次のバスが来るまで
  待たなけれはならなかったからです。
  気付かなかったとか見えなかったと言うのは
  言い訳になりません。
  気付かなかったと言うなら
  後ろを見ないで発進した事になりますから
  もっと問題です。
  その時は「乗客が扉に手をかけていたのに見ないで発車するのか」
  とバス会社に抗議したら「ドライブレコーダーを調べます」などと
  返答していました。
  この記事では老夫婦の夫による猛抗議でしたが、
  高校生の男女というほぼ同じケースもあり、
  彼氏が置き去りにされた彼女を自転車の後ろに乗せて
  バスに追いつき、次のバス停で運転手に猛抗議したのもありました。
  一番卑怯なのは、相手が抗議して来ると運転手が即座に発車し
  運転を始める事です。
  車が動き出したら横から運転手に話しかける事は出来ません。
  それから、
  今回の場合の運転手の対応「おじいちゃん、ごめんねぇ」。
  抗議している人は子供ではありません。
  怒る理由があって抗議している相手に対して、
  認知症の年寄を小馬鹿にする時のような返答をしたのは、
  抗議する人の方に非があるかのように事実を捻じ曲げています。
  「お前は頭がおかしい」と愚弄したのも同然、
  しかも体の不自由な客を置き去りにした事に対する抗議を
  認知症の年寄が意味不明な難癖を付けて来たかのように
  話をすり替えて矛先をかわしている。
  この運転手に見覚えがあったのは、
  三度目だったからだと思います。
  一度目は私がここに引っ越してきて間もない頃、
  下りる時に小銭が探せなくて手間取った年配の女性に
  「ちゃんと小銭くらい用意しといてよ皆迷惑してんだから」
  と急かすような暴言を吐き、怒鳴られた客の方が
  「すみませんでした、ありがとうございました」
  と言って料金を支払って降りた時。
  二度目は4月に新入学したばかりらしいピカピカの制服を着た
  男子生徒が定期を間違えて出した時に、
  万引きでも捕まえたように怒鳴りつけて途中で下した時。
  この運転手でした。
  名指しで抗議の電話を入れたのでそれで記憶にありました。
  その頃はまだ市町村合併の前で、
  隣町のバスと市内のバスとが共通の定期券ではなかったために
  新入学生は隣町のバスに乗る筈が、
  間違えて市内のバスに乗ってしまったのでした。
  それを万引きか何かのように怒鳴りつけた運転手でした。
  その場を目撃してバス会社に苦情の電話を入れても
  結局同じ運転手は相変わらず同じようにバスに乗り
  同じような事をしています。
  最低最悪のバス会社ですが、
  このバス会社の運転手だからと一括りにも出来ません。
  丁寧な接客をしている若い運転手も数多くいるからです。  
返信する
これはひどい (みつこ)
2015-08-30 10:12:08
でもいい運転手もいるんですね?
なんでこんな奴ほっておくんでしょうね?そのバス会社は。
他に競争相手がいないからそのバスに乗るしかないから評判悪くても構わないってこと?
人手不足だからそんな運転手でもいなくなると困るってこと?
それにしても本当にひどい。

返信する
私はずるい人ですが (こあこあ)
2015-08-30 10:43:24
今、この出来事は直接私が見聞きしたことではないので
まだしも私はちょっとだけ策を巡らせることができます。
この人、いくつくらいの方ですか?

45歳を超えているなら 老眼かかっているかもしれませんよね。
あんまり目が良くないんじゃないですか?
目が良くないから、急ブレーキをかけて急停止する。つまり視野が狭くなってきている。
目が悪いから、客を取りこぼす。
そしてきっとそんな自分の衰えにイライラしていることでしょう。言動も粗野である。
お宅の会社が、運転手さん全員の健康管理をしているのですか?
勤務時間がきついせいでイライラも溜まっているのではないですか?
と、すなわち、御社は、社内の運転手教育と管理をしっかりやっているのですか? と
手を変えて苦情を申し述べる。
運輸局から指導されてるとおりに、しっかり社員の健康管理を把握しているんですか。
ほんとかな~

と、会社全体の、過剰労働問題と、件の運転手の体調と心身の不良は
あなたたち会社のせいではないですか と
話は逸れてはいるけれど、お上の調査なんて受けたら嫌だから
少しは考えるんじゃないですかね。と思うんですが。

性格悪くて、動体視力が悪い運転手なんて、本来運転手させたら危険です。
まっとうな注意、苦情を聞いていただけないなら私は、そいつの目が悪すぎるんでないか ということを前面に押し出して、不信感を伝えます。
そのせいでお宅の会社も信用できない。
市民の安全をどう思っていらっしゃるんですかと。

あー私も頭にきてまいりましたwww
今日も徹夜でしたw
そろそろ一旦撃沈しますかねw

神様、井上様に、こんな性格がすっかり黒いおばちゃんの言葉の代わりに
何か光明をお願いいたします。
ちいきのみなさまが安心して暮らせるように。
返信する
ひど過ぎましたね (井上)
2015-08-30 14:09:49
>みつこ様
>こあこあ様

  年と共に頭に血が昇り易くなりました。
  ここの地元に住んでいるとこういう事は日常茶飯事なので
  腹を立てていては身が持ちません。
  今回たまたまあのように
  はっきり言葉と感情で抗議する人が現れたのですが、
  運転手はまず過ぎましたね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。