上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

国上山と五合庵

2019-05-19 08:28:34 | 良寛

 

国上寺 本堂

本堂回廊の壁には、宗教離れが著しい若者に興味を持ってもらうための試み、この寺に縁があるという偉人の絵が描かれていた。

 

 

国上寺から山道を15分ほど下ると五合庵がある。

国上寺。その寺の近くに良寛は48歳の時に庵を結ぶ。

帰路、寺泊魚市場で鯵たたき定食。1150円

 

市場近くで眼をひく、バルタン星人?


出雲崎と良寛

2019-05-18 01:20:01 | 良寛

 

 

          高台にある良寛と童像

出雲崎、良寛記念館で「高橋まゆみ人形展」があるというので、久しぶりに良寛の書に会いに行った。残念ながら人形展は期待はずれで、足を運ぶまでもないものだった。肩透かしを食う感じであった。しかしいつもながらの良寛の書は心を和ませた。館内は撮影禁止であるが、館の裏手の高台からの出雲崎の町並みは一見の価値がある。

 

高台には山頭火の碑も。

 

出雲岬の町並みと日本海

良寛は18才出家し、修行した曹同宗、光昭寺。この寺で4年間修行した後、備中(岡山県)円通寺にて12年間修行する。師の国仙和尚の死に際して、旅に出よとの言葉に34歳で国内を旅する。48歳の時、地元の新潟に帰り、国上山、国上寺の近くに五合庵を設える。

 

修行した光昭寺からの眺め

出雲岬、北国街道

北国街道、町並み。


飯山市・映画「阿弥陀堂だより」ロケ地

2019-05-17 08:38:45 | 飯山市

飯山、高橋まゆみ人形館に行ったついでに、前から気になっていた、映画「阿弥陀堂頼り」2002年公開のロケ地に足を運んでみた。折良く菜の花の季節で、飯山の山村部は黄色いカーペットで埋まっていた。

< 妻がパニック障害になり、治療のために田舎に移り住んだ夫婦(寺尾聰、樋口可南子)と、その村の阿弥陀堂に住む老婆(北林谷栄)との物語である。この映画で北林谷栄は日本アカデミー賞、助演女優賞を受賞した >

 

 

車を止め、急坂を歩く。阿弥陀堂までは車で行けそうだが、山里の景観を楽しみながら歩く。路傍には石仏が次々と現れる。

 

 

 ここがメインになった阿弥陀堂。ここにお梅ばあさん役の北林谷栄、当時90歳が。

 

阿弥陀堂からの眺めは値千金。まだまだ、頸城の山々は雪が残る。


妙高市・長沢茶屋

2019-05-16 09:57:24 | グルメ

山菜の季節になると気になるのが、妙高市にある蕎麦屋「長沢茶屋」である。山菜天ぷらそばセットを頼むと、季節の山菜満載な天ぷらが出てくるのが、たまらない。名物の笹寿司もついて、至れり尽くせり、これで1200円。カラッと揚げたての山菜の香りが口中に広がるのは、この季節限定だ!

この地域のおばちゃんの笑顔もご馳走だ。NPO法人が営業との事。

 

 

 

天ぷらの素材は、フキノトウ、おどりこそう、こごみ、うど、イタドリ、うるい、などなどである。

 

県境の峠を降りると飯山。3度目の高橋まゆみ人形館。以前は「瞽女人形」も展示していたのだが、最近は置いてないようだ。ほのぼのとする人形たちに口元が緩むが、展示人形はマンネリ気味だ、と私は思う。大きな新作と思われる「風神、雷神」の人形もメインに展示してあつたが、ジスプレイも良くないし、訴求力のない人形もイマイチ、と思われた。作家さんの迷いが感じられるように思われたのは、私だけだろうか。好きな作家さんなので、頑張ってほしい。

 

館内は撮影禁止なので、興味のある方は足を運んでいただきたい。