ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ド・ラ・ルヴトゥリ ミュスカデ S/e/M S/L ル・フィエフ・デュ・ブライユ 2010

2012-11-23 | ロワール
Domaine de la Louvetrie Muscadet Sevre et Maine Sur-lie Le Fief du Breil 2010

仏語でワイン名を記述すると、長いのなんの。ブログタイトル名が、文字数オーバーで入りませんでした。 ・・・ま、それもアリかな。
通常の金ラベルは知っていましたが、”あれ!?黒ラベル?”って気が付いて買い求めました。
ミュスカデは、随分久しぶりで、生牡蠣を食べる時には、確かにミュスカデが合いますし、廉価で美味しく魚介が楽しめるのでたすかります。おまけに、ミュスカデの第一人者のレキュのレクスプレッションの半値近くだったので財布に優しいワインです。

そもそも、この造り手のミュスカデは金ラベルの通常品を良く見かけます。が、この黒ラベルと通常の金ラベルとの違いは、前者がコンクリート・タンクによる発酵と熟成、熟成期間が18ヶ月、後者が発酵と熟成がステンレスタンクによるもので、熟成期間が6ヶ月、という違いが大きい差です。要するに発酵熱をどう処理しているかによって熟成期間も変えているということなのでしょうか。

香味のバランスも良く、メロン香のような・・・蜂蜜やアーモンド香があり、優しく柔らかい酸と果実味がいいです。
ミュスカデ は、「別名がMelon de Bourgogne。原産地はブルゴーニュと言われ、熟すとメロンのような芳香を発することから」とありましたが、アメブロのGeorgesさんの話ではそれは間違いで、葉っぱの形からとのこと。 ・・・葉っぱからかもしれませんが、この香りと味わいでは間違えて言い伝えられたと言っても過言ではなさそうです。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
le Melon (Georges)
2012-11-23 18:44:48
こんにちは。

正式名称 Melon ムロンですが、いくつかの文献でその名の由来が書いてあります。ネットでは貼り付けさせて頂いたURLにそのことが書いてありますよ。
日本のソムリエだけに通用するのが香りからの説だと思いますよ。

ところで昨日飲んだクロ・サン・チューン1983年、2本とも色がグリーンなのには驚きました。今のクロ・サン・チューンはもう買うことがありませんけどね^^
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Unknown (Unknown)
2012-11-23 21:53:37
こんばんは。コメント有難うございます。
ミュスカデは安かったので、よくブルターニュ産の生牡蠣をレモン絞ってシンプルに、グラタン風に焼くなどして、例の牡蠣箱で2ケースくらいやってました。シャブリよりも合うかと思うのですが・・・ ^_^

「クロ・サン・チューン」自体を、ワイン会で飲んだことがあるかもしれませんが、昔は安かったらしい・・・・、でもよく知りませんでした。クロ・サン・チューン1983年でも、グリーンであることは、まだエラク早いくらいなのでしょうね。
わたしは、実はリースリングが余り好みではないので・・・。ま、それでも美味しければ、いつか美味しいリースリングに会えるかと思いながら飲んでいたのがリースリング。葡萄が強いのであろうこと、故に長期熟成タイプもあること、等等思いながらもあのペトロール香味が余韻にあると引いてしまうんです。美味しいものは、熟成したトリンバック、20-30年以上?あたりのものなのでしょうか? それならわたしには別世界ですね。

早々 system-d
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最近のTrimbach (Georges)
2012-11-24 10:44:53
昔のお話で恐縮ですが、輸入が途切れていた時個人的にトリンバックを日本に持ち込んだのは私です。
相手が大きすぎるので、当時親しくしていた日本リカーにその輸入代理権を譲ったので、私は好きなだけキュヴェ・フレデリック・エミールやクロ・サン・チューンを買うことが可能でした。
ですが1994年以降持ち前の「辛口」を返上してしまったので買わなくなりました。
世間に認められるとワインはいつしか甘くなってしまいます。
生牡蠣には最近、ちょっと甘い目のソミュール・ブランを合わせて楽しんでいます。一度お試し下さいませ。
返信する
>最近のTrimbach (Georges) (s)
2012-11-24 21:40:28
Georgesさん、ご教示有難うございます。

トリンバックの輸入代理権とは、恐れ入ります。Georgesさんは、その世界の有名人であろうなとは思っていましたが、小市民のわたしなどは趣味人ですので。・・・(^^;
ソミュール・ブランならVENT DU NORDあたりで機会があるときに試してみます。

早々 system-d
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