ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ 1998

2010-11-17 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
CHATEAUNEUF-DU-PAPE ROUGE 1998 CHATEAU DE BEAUCASTEL

随分久しぶりのボーカステル
元々この造り手には、FR駐在時代に、白のVV1997を鳩料理で戴いて
ワインの美味しさと、鳩とのマリアージュに感激して、このワインに嵌りました
食したレストランは、日本人シェフ福山さんが采配されている
A&Mというパリのアピシウスのセカンド店で16区にあるビストロでした

白のボーカステルが気に入って
ある時、凱旋門の東方向に下がったところのレストランで会食の帰りに
路地裏にあった小さなCaveの窓ガラス越しに
ふと目に入ってきたボトルのエチケットに見覚えが・・・・・あれだ!
時計は夜の10時を回っており既に閉まっていたので
翌日帰宅時に立ち寄って、店主からVintage1997の白のVVを見せられたときは感激でした
因みに白のVVはルサンヌ100%、ノーマルはルサンヌをメインに混醸
一方の赤は最大13種の混醸で、微妙にVintage毎に配分は変えたかと記憶しています
そういった混醸技術も含めて
クラスマンで南ローヌにおける唯一の三ツ星たる由縁でしょう


前置きが長くなりましたが
エチケットはカビが・・・慣れっこではありませんので、ギョッとしますよね(汗)
勿論ワインはOKでしたが・・・

十分美味しいのですが、色調にもオレンジ系がエッジにも入っていないし
余韻にかけて、舌に残る硬さも物語っているのですが
熟成13年目でも未だ未だ若い状態でした
南ローヌのVintage1998は強い年の葡萄ですので
本領発揮は20年以上、できれば30年とかのレベルかも知れません





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