ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シャトー・クーリー キュヴェ・サント・テレーズ 2011

2015-03-20 | 地中海周辺
Château Khoury Cuvée Sainte Therese 2011

このレバノンのワインは、マルシェ・デ・ヴァン2015で出会い、試飲会では初めて買ってしまいました。(造り手の Monsieur Khoury に会えたのでボトルにサインを貰いました (^_^)v)

使用されているセパージュは、カラドック80%、ピノノワール20%。カラドックは、ブドウ学者ポールトュルエルによって開発された、マルベックとグルナッシュの交配種です。故に、確かに色調の濃さがあるのですが、ピノの中庸さも味わえて、タンニンもいい塩梅で味わえる。結構本格的というか、クラシックというか、カツオ梅香が程よくたち、甘味もたっぷりあるのに酸味、タンニンとバランスがとれている。

但し、今回のボトルは開栓するには早すぎたと言わざるをえない。試飲会ではじっくり飲めないので、感覚の誤差は仕方ないです。お気に入りのワインですが、カラドックの葡萄の素性から長期熟成は言わずもがなですが、熟成8年以上は必要ではないかと思います。こんな本格的ワインが探せばあるんですね。神楽坂そばの日仏文化学院で、Monsieur Khouryが来て試飲会をやっていたようですが参加できませんでした。またの機会に!

<輸入元ヴァン・ド・リーヴ情報>
ブドウの木樹齢:13 年
標高: 1220m
収穫:20kgケースの100%厳選手摘み
産出高:28hl/ha
土壌:粘土質・石灰質
発酵方法:100% ステンレススティール。マロラクティック発酵
お肉のグリル料理やスパシーなお料理。最適温度は16-18°C。



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