ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

モエ・ヘネシー試飲会 "GRAND WINE TASTING 2012"

2012-06-15 | ワイン会/レストラン
モエ・ヘネシーが主催する試飲会に行ってきました。
この会に行ってみようかと思ったのは、ナパを中心とするカリフォルニアワインに興味があり、特に、評判の良いNEWTONを味わっておきたかったものです。

流石にヴィトングループ、沢山の関係者や報道陣に先行公開され、その後で一般の方達が入場するという2部制?の趣向でした。

(画像クリックで拡大)
1F CHANDON オーストラリアのヤラ・ヴァレー


2F CLOUDY BAY ニュージーランドのマールボロ

SBは、嫌いではありませんが、好んで飲まないセパージュ。でも、ここの”ソーヴィニヨン・ブラン2011”を何気に試してみてビックリ。青臭くないんですねー! 素直な果実味が、初夏に冷たく冷やして冷製パスタで、というイメージの広がりがありました。で、たった今カタログを見たらナント”WS91!”いい評価のはずです。価格次第ですが・・・調べると2.5~2.9K、このワインは買いですね。

2F LAPOSTOLLE
  ・・・撮り忘れ ^^;

3F NEWTON カリフォルニアのナパヴァレー この試飲会に参加した最大の理由でした!!

シャルドネに関しては赤ラベルと白ラベル(アンフィルタード)を試してみました。市場でも値段も倍くらい違ったけか、確かにそのくらいの差がありますね。赤はフラッグシップのザ・パズル2008を試したのですが、会場担当者の説明とは違って、既に十分飲める状態でした。聞くと、開栓後2時間でデカンタージュをしているそうでした。
で、件のシャルドネ・アンフィルタード2008は、サラサラした味わいで、香りに少し鞣革があって将来性を感じましたが、素直すぎるのと、粘性から好みのレンジには入ってきませんでした。WS93ですが・・・ン (?_?)、まあ機会があれば、VT07など良い年のものを試してみたいですね。

3F CAPE MENTELLE オーストラリア マーガレットリヴァー


3F TERRAZAS アルゼンチン メンドーサ


3F NUMANTHIA スペイン トロ

トロのテンプラニ-ニョは、将来の偉大なワインを期待させるワインでした。テルマンシア2008(WA95)は、さすがにガチガチに近く、ワインを味わうと言うより樽を味わうようなもので、余りにも幼児虐待的で、試飲会向きではありませんでした。で、ヌマンシア2008(WA93)は、硬さの中にも随分こなれてきていて、将来性を期待させるイメージが創れました。・・・ここは、プレ・フィロキセラの葡萄樹を使っているというイメージを大切にしているのでしょうか、所謂、ワイン造りの本道を歩むんだという感じで、好感がもてました。

3F TAYLOR'S ポルトガル ポート

甘口ワインは、普段は飲まないのですが、やはりポートの代名詞の一つですから、ヴィンテージ・ポート(Vintage2000)をいただいてみました。 ・・・ピュアな味わいですが、でも、十年ちょっとじゃあ流石にコクもへたくれもないですね。

滞在は、2時間程度でしたが、目当てのNEWTONも試せたし、掘り出し物?!のCLOUDY BAYにも出会えましたので、有意義な試飲会でした。

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

にほんブログ村 酒ブログ 今日飲んだ酒へ
にほんブログ村