ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シャンパーニュ アヤラ ブリュット ミレジメ 1999

2012-06-10 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
AYALA BRUT MILLESIME 1999

梅雨晴れで暑い日になり、やっぱり泡かなあと思いつつ開栓。泡は、セラーの手持ちが少ないのですが、こうして時おり味わうのも乙なものです。

先日、お台場のベイコートの中華レストラン眺遊楼で開けたPOL ROGER Cuvee Sir Winston Churchill 1999 の印象が良かったのもあり、ボランジェやアンリ・ジローなど有名どころを擁するAY村の造り手ですが、割安感のあるAYALAの同ヴィンテージ1999が手に入ったので開栓してみました。

先日のこと、泡もエージングをすると柔らかさが出てきて美味しい。そんなことを言っていたら、来月予定しているワイン会Espace-Vineuxの主幹も同意見。勿論、しっかりした造り手で、ミレジムクラスであればの話しですが。まあ、この泡は、PNが80%-CD20%とピノが主であるので好みのタイプでもあります。

香りは、オレンジマーマレードが中心で、軽く蜂蜜、白系のブーケと言ったところでしょうか。
味わいは、酸が柔らかく、でもしっかり骨太で、ピノの特徴が良く出ていて美味しいです。わたしの苦手な雑味のような苦味はなく、オレンジ果実由来のような苦味があるのですが、自然な感じでOKです。Degorgeは、2011年5月のようですが、13年という熟成が柔らかさと調和の取れたバランスをもたらしているようで、やはり泡も葡萄の強さに合わせて、エージングは必要だというのが実感ですね。



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