ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

醸し人九平次 純米吟醸 山田錦 (製造2011.04)

2011-05-04 | 日本酒
初めて試飲する 醸し人九平次 純米吟醸 山田錦

酒米:山田錦
歩合:50%
杜氏:佐藤彰洋
価格:1724円

裏ラベルに、日本語での説明文とは別に
仏語で製造方法や保管方法や飲む前に準備することを記載があり
<Note>注意として
Le GINJO est tres delicat. Veuillez le garder a une temperature de moins de 10 degres avant degustation.
"吟醸はとても繊細です。試飲する前は10度以下にしておいてください。"とあります
FRの★付きレストランでオンリストされたためでしょうか
清酒に英語ではなく仏語でワイン同様に記載しているのも、ある種オシャレで好いですね

EAU DE DESIR”を希望の水と訳させてもらっていると言うことですが
直訳すれば欲する水でしょうが ・・・潤いの水、憩いの水、刹那の水などもいいかも


さて、酒米は山田錦で同じ酒米を使った東洋美人とも、伯楽星とも違った味わいです
強いて挙げれば、酸味が微妙に違うように感じます
 ・・・もちろん最近、吟醸は飲む前に10~12℃あたりに冷やしてから試飲してます

味わいは透明感があって・・・・・東洋美人も伯楽星も同様
雑味もないというか、バランスが良いというのでしょうか、それが普通なのでしょうか
好みの清酒には、香りと味わいに”ライチ”を感じるのですが ・・・麹? ・・・酵母?
ワインのような酸と分かるほどでないにしろ
微妙な酸味があるのは酸度が示すとおりでしょう

とどのつまりは、良い造り手で、水と酒米と麹と酵母が良ければ、旨い酒ができるのでしょうか

細心の注意を払ってちゃんと杜氏が造る清酒は
  ・・・そもそも優劣が付かないほど美味しいのですが・・・
ワインのAOCや造り手の違いほど差が出ないものでしょうか

清酒は飲みなれてないので、微妙な差異がよー分からんですねぇ (^^;