ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

9年で熟成ピーク クリュ・ブルジョワ CH ボー・シット 2001

2010-03-09 | ボルドー
CH ボー・シット クリュ・ブルジョワ 2001
CHATEAU BEAU-SITE ST-ESTEPHE CRU BOURGEOIS




久々のボルドー

サンテステフは7年前にモンローズを飲んで以来だろうか
現在では好きでもないシャンパーニュよりも飲んでいる本数は少なくなっている

ワインとの出会いはサンテミリオン(観光局のYouTubeのVideoが見られます)だった
そこから出発してだんだんワインを知っていくうちに
畑を見たくて、どんな街か見たくて、何か掘り出し物を探しに、子供たちのVintageを探しに
PAQUE(パック=復活祭)などの連休を利用してボルドー現地へ観光がてらに良く行ったものだ

しかしながらフランス在住の初期に確かにハマったボルドーだが・・・
いつの間にかワインセラーはブルゴーニュが殆ど占めている

でも時にはボルドーを飲みたくなるのは事実で
今回は時たま目にとまったオークションにこれならと思った市価の1/3価格を入れた



その結果、えーホントに!とビックリ価格で落札したワイン
”ありえへん”価格=ワンコインで落札できた拾いものでした

味わいはいいのだが欲を言えば後引く力が弱い
このクラスでは仕方がないのはわかっていることだけど抜群のQUALITE-PRIXなのだ
そこそこの厚みのある熟成感もありエッジの色調からみればピークはまだ先のように見えるのだが
滓からみれば十分熟成しているようだ



CSが70~75%のメインのセパージュで左岸におおいタイプではある
右岸も左岸も私にとっては美味しいワインが多いのだが
造り手の固有名詞というか顔が見えてこないのがやっぱりボルドーだなって

まあそんなことはどうでも良いことで
CSの熟成感をそれなりに楽しんで飲ませてもらった