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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ペロ・ミノ ACブル ルージュ VV 2006 (その2)

2010-11-14 | ACブルゴーニュ
PERROT MINOT BOURGOGNE VIEILLES-VIGNES 2006


ペロミノのACブル・VVのVintage2006はこれで終わり
買った値段も3千円弱と安くて、裾物としてこの味わいであれば十分満足

初日にあった篭ったビオのような味わいは随分抜けましたので
低温から飲みはじめ室温までそれなりに美味しく飲めました



ACブルゴーニュ ブラン 2007 アンリ・ボワイヨ

2010-10-22 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2007 Henri BOILLOT


ボワイヨのVintage2007の手持ち最後のACブラン
難しい年であったかもしれないけれども
ボトル差も通常より大きかったのでないかと思いつつ
それなりに流石と思わされました

開栓後は日を追うにつれて良くなっていくワインであったこと
恐らくVT07は造り手の技量次第であったこと
そして後で良い年であったと気づくVintageではないだろうか

故に思いきって安価になったDomaine Arlaud CLOS DE LA ROCHE 2007を購入決定

ボワイヨのこのワインは、せめて熟成5年程度で飲みたかったと・・・

ACブルと言えども熟成を楽しむ前に空けてしまい ・・・・・・少し反省 (^_^; )


ブルゴーニュ ブラン 2007 ベルナール・モロー

2010-09-11 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2007 Bernard MOREAU et Fils



このワインはボワイヨのACブルと同じVintage
面白ので日を変えて水平試飲をしてみた

どちらもVT07のイメージを変えるだけの味わいになってきている
初日の印象では、好みから言えばボワイヨのACブルの方が好み
でも、モローの完熟アプリコットのような噛めるような果実味は捨てがたい

二日目はバランスの取れ方からベルナール・モローの方が好みだった
ワイン自体も果実味がトロミと一体に全体の厚みを感じさせる
余り扱われてないワインだが、好みのワインの一つである


ブルゴーニュ ブラン 2007 アンリ・ボワイヨ

2010-09-10 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2007 Henri BOILLOOT



頑なに飲み手を拒んできたワインだったが
ようやく心を開くように開いてきた

綺麗な酸でサラサラしていて厚みがある
黙ってればきっとACブルとは思えないだろう
白ワインは何と言っても酸の美味しさと言うより旨さが大切だ
甘味も果実味と言えるほど葡萄をイメージさせるようになり好いバランスになってきた

ACブルに大きい期待はしてなかったしVintage07は難しいと言ってきた
しかしながら、この変化は07の見方を少し変えていかなければいけない

セラーが一杯で ・・・熟成を早めるのもあって・・・ 分かってて部屋に直置きしていた
まあ2千円強で買ったので駄目元と思いつつも
所謂荒療治と言いいつつも勝算ありだった


ミッシェル・ゴーヌー ACブル 1996

2010-08-30 | ACブルゴーニュ
AC BOURGOGNE 1996 MICHEL GAUNOUX



娘のVintageとして買い置きしていたワイン
昨今廉価になって、2500~600円で買えるショップも

薄めの造りであるが
酸味の入り方が綺麗で完熟前のサクランボをイメージさせる

香りはまあ仕方ないのだが
家内は良い香りだと言う
良い香りと言うのではなく、開栓即は閉じており
下草に乾いた牧草、僅かながらピピドシャー、そして30分程度で紫のフローラルが・・
まあこのクラスにしては良いほうか

味わいは
ACブルにしてはバランスは取れてきているが
まだまだ酸味が立っているのが長熟をイメージさせてくれる
このワインは後5年以降15年くらい平気で熟成していきそうだ

数本寝かしておこうかというところか



ACブル ブラン 2007 アンリ・ボワイヨ

2010-07-25 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2007 HENRI BOILLOT




Vintage2007は難しいと言ってきたが・・・

やっと、少しだが酸味が果実味と重なるようなハーモニーが取れてきた
それでも未だ酸味が勝ちすぎているのは否めないのだが・・・

値段も最近ぐっと安くなったのもあって少し買い込んでおいた
酸の強さから、バランスが取れてくるのは来年の今頃あたり以降かなと思っている

でも、その頃にはセラーの在庫はなくなっているんだろうなあと思う


ACブルでもしっとりと鞣革香やドライパイナップルなどなど醸しながら
まだ強めの酸味ではあるが、綺麗な酸味と温度とともにトロミがでてきて美味しい

まあボワイヨの白は難しいなかでも流石というところか



ACブル ルージュ VV 2006 ドメーヌ ペロ・ミノ

2010-07-23 | ACブルゴーニュ
PERROT MINOT BOURGOGNE VIEILLES-VIGNES 2006



ペロ・ミノのACブルでVieille-Vigne
<余談>
会社の後輩にVVって何ですかと聞かれ、先日のワイン会のメンバーでも
具体的に知らない人もいて、この機会に記載しておきます
VV=古樹の定義は特になく、概ね樹齢30年以上を示す場合が多い
誰が決めるかと言えば、造り手次第で、同じ樹齢でもVVにしたり、しなかったりする訳です

このモレ・サン・ドニの造り手はニュイのいろいろなAOCのキュベを造っていて
前からえらくVVが多いなあと思っていたのだが・・・
そういう意味で、このワインは結構な区画のVVの葡萄が混醸されているんだろう

程度に思っていた


・・・じゃあVVはいったいいくつ持っているんだろうと疑問もあって
ドメーヌのWEB(ポインターを各クラスの上へ)を調べると
GC・1er・Villageで、26もの錚々たるAOCが並んでいる・・・恐れ入りました(^_^;)
 
で、その26のAOCで、VVは何と24もある・・・・・件のACブルなんて何処にもない!
そうそうACブルはVVとノーマルに分かれているのも面白いですねぇ
なんともはや、ただ絶句 (^_^;)

ついでに、Cuvee UltraのNSGのRichemoneは1902年植樹で100年以上だし
CMのLa Combe d'Orveauは70年以上とこの2つの区画はエチケットは白だという
  
以下に取扱のAOCを記載しておきます

<Grands Crus>
1.Chambertin-Clos de Bèze Grand Cru - Vieilles Vignes
2.Chambertin Grand Cru - Vieilles Vignes
3.Mazoyères-Chambertin Grand Cru - Vieilles Vignes
4.Charmes-Chambertin Grand Cru - Vieilles Vignes
5.Mazis-Chambertin Grand Cru - Vieilles Vignes
6.Chapelle-Chambertin Grand Cru - Vieilles Vignes
7.Clos Vougeot Grand Cru - Vieilles Vignes

<Premiers Crus>
8.Nuits-Saint-Georges Premier Cru La Richemone - Vieilles Vignes - Cuvée Ultra
9.Nuits-Saint-Georges Premier Cru La Richemone - Vieilles Vignes
10.Nuits-Saint-Georges Premier Cru Les Cras - Vieilles Vignes
11.Nuits-Saint-Georges Premier Cru Les Murgers - Vieilles Vignes
12.Vosne-Romanée Premier Cru Les Beaux Monts - Vieilles Vignes
13.Chambolle-Musigny Premier Cru Les Fuées - Vieilles Vignes
14.Chambolle-Musigny Premier Cru Les Charmes - Vieilles Vignes
15.Chambolle-Musigny Premier Cru Les Baudes - Vieilles Vignes
16.Chambolle-Musigny Premier Cru La Combe d'Orveau - Vieilles Vignes - Cuvée Ultra
17.Chambolle-Musigny Premier Cru La Combe d’Orveau - Vieilles Vignes
18.Chambolle-Musigny Premier Cru Les Échanges - Vieilles Vignes
19.Morey-Saint-Denis Premier Cru La Riotte - Vieilles Vignes
20.Gevrey-Chambertin Premier Cru Les Perrières - Vieilles Vignes
21.Gevrey-Chambertin Premier Cru Les Fontenys - Vieilles Vignes

<Villages>
22.Vosne-Romanée Champs Perdrix - Vieilles Vignes
23.Vosne-Romanée - Vieilles Vignes
24.Chambolle-Musigny - Vieilles Vignes)
25.Morey-Saint-Denis La Rue de Vergy
26.Gevrey-Chambertin


上記の26AOC外の今回のワイン・・・・・(*^_^*)v私はこれで結構満足感あり!


シルキーなタンニンや柔らかい酸味、フランボワーズやイチゴのような果実味
NSGのようなカッチリした骨格がいいですねぇ
 ・・・これがACブルとはブラインドでは間違いなく!?かな

1時間半頃からVRらしい鰹出汁っぽさのある小梅などもでてきた
ふと思い出したのがティボーのHCDNのプリウール
色調なども含めて丁度ティボーの延長線にあるイメージと言える

 ①ティボー HCDNプリウール2005
 ②ペロミノ ACブルVV2006
 ③オーレリアン HCDNプリウレ2005
 ④後はドングリの背比べ

と書いたが、①と②が少し抜きん出ているかなあ
②は2005だったなら、①といい視勝負だっただろうなあと心で呟いてしまった

 ・・・1時間で香り立つ豊潤さもティボーのHCDNといい勝負だ
   ジュブレとNSGの両方を醸しだすような・・・ただ鞣革香や獣臭的なミネラルが弱い
   まあそりゃあ贅沢か!

このワインは本来の価格が5千円弱と言うのも頷けるわけだ
でも運良く3千円を下回って普段飲みに数本購入できた

久しぶりに優良なQUALITE-PRIXの”ACブル”に出会えた
つとに思うのは自分の好みはモレに終着するのかもと思うときがある ( ̄_ ̄ i)




アラン・シャヴィー ACブル 2007 本領発揮を匂わせる

2010-07-09 | ACブルゴーニュ
Alain Chavy BOURGOGNE CHARDONNAY 2007



残る在庫が2本になってしまってから
このワインの本領の片鱗が見え始めてきた
 ・・・最後の1本は後輩が欲しいというので気前よくやってしまったが
 ・・・ど初心者で、ワインのイロハを知らない彼も(奥さんも)気に入ってるので
 ・・・焼き肉と一緒に、あっという間になくなったとのこと(焼き鳥でと言っておいたのだが)



アラン・シャヴィーのACブルは、
06はダース、07は半ダースで、数日~1~2~4ヶ月の間隔でその変化を楽しみながら
自分が気に入った一人の造り手として、集中的して、Vintageと熟成の関係を追いかけたワイン

勝手解釈で、造り手の思いを感じ取りながら・・・
 ・・・Vintage08を・・・06→07→08のイメージ通りになるか楽しみにしている




ブルゴ-ニュ・ブラン 2008 アンリ・ボワイヨ

2010-05-02 | ACブルゴーニュ
BOURGOGNE BLANC 2008 Henri BOILLOT




A MEURSALTとエチエットにあるのでネゴシアン部門ではあるが
アンリ・ボワイヨはやはり白ワインの方が美味いと思える

2008はどれくらい早いのか試しに開栓
綺麗な酸の下に甘味がぎっしりというワイン
酸味の透明さと余韻に果実味のある味わいは2-3年で楽しめそうだ

ACブルをどーのこーのと評する気はないのだが
上級キュベを寝かせてあるので
たぶん熟成イメージを捉えるにはこのワインの延長線であろう

二日目の状態も合格点であり、楽しみが一つ増えた


ベルナール・モロー ACブル ブラン 2007

2010-04-10 | ACブルゴーニュ
Bernrd MOREAU et Fils BOURGOGNE CHARDONNAY 2007




先日は CHATEAU BEAU-SITE ST-ESTEPHE 1999 を開栓

Vintageとしては2001とブログアップはしていない1999の比較だが
2001の方が雑味が少ない分だけ美味しかった
滓の状態から見ると実は1999の方が多少若い状態にあったことを記録すべきだろう


さて今回はワインセラーに入りきらないで外に直置きの在庫処分のワイン
このベルナール・モローのACブルとしては最後の一本になる

数か月前にはとても飲める代物ではなかった
それでも今はやっとカラフェと2時間という時間の助けで刺々しさのある酸味を和らげ
そこそこの甘味と果実味を味わえるようになってきた

やはりVintage2007は06と比べて厳しいのが分かる
まあご多聞に洩れないわけだ


ジョセフ・ロティ ACブル・ブラン 2005 

2010-03-19 | ACブルゴーニュ
ジョセフ・ロティ ACブル・ブラン 2005 
JOSEPH ROTY BOURGOGNE BLAC




ピノブランを主とするしっかりしたワイン
Vintageの良さもあるがピノブランとしてはアンリ・グージュよりもあっさり系で
誰でもそれなりに美味しく飲める白ワイン・・・・・スタンダードなピノブランと言える



2000円ほどで買える白ワインとしては超お勧めかも知れない
但しグージュのようなコクが無い分、初心者が美味しく飲めるワインだろう



まあ時たま見つけた廉価の良い白ワインでした

8日目に大化け アラン・シャヴィー ACブル 2007

2010-03-07 | ACブルゴーニュ
アラン・シャヴィー ACブル 2007(その2)
Alain Chavy BOURGOGNE CHARDONNAY




”きたー!”
・・・きっと変化する・・・勝手な想いの勝手な予想がズバリ当たった

結果は走者一掃の逆転三塁打のような良いワインだった
造り手は違うが昨年11月に飲んだモレ・ブラン05と同様かそれ以上の大化け

同じワインの前回(2/3ブログUP)と違って今回はカラフェを使わず試飲
まあこれが前回と大違いの・・・酸味が固く甘味は非弱く薄っぺらでバランス皆無

デキャンタ誌で最も進歩したドメーヌ10傑に選ばれたのは社交辞令だったのか?!
でも2006は村名ピュリニー・モンラッシェや村名と遜色のないACブルを飲んで
凛とした造りと味わいに美味しいと思ったものだった
  ・・・故にセラーに06のピュッセル、シャルム、クラヴァイヨン、シャンガン等が寝ている

そんな思いからVintage2007のACブルを半ダース買ったのだが・・・
  1日目・・・06より遥に固くて酸味とのバランスは最悪でデキャンタすべきだったと後悔
  2日目・・・変わらず
  3日目・・・ほんの少しホッコリ感が
  4日目・・・柳の下の二匹目のドジョウはいなかたのかぁ、駄目かなあと諦めかけ
  5日目・・・ホンノリと酸味がマイルドに甘味が出てきてひょっとしてと期待が出てきた

  8日目・・・すっかり生まれ変わってこのワインは素晴らしい!


このワインは失敗買いかと思わされたのだが・・・

8日目の美しい白鳥になったこのワイン
7日目までを知らない人が8日目の今飲んでいるワインは1500円だと言ったら
間違いなく買えるだけ買い占めるだろう
(R・パーカーが良く使うのでこういう言い方はしたくないのだが)




たっぷりの甘味のある厚みが出てきて柔らかさのある酸味が実に美味しい

前回も書いた鞣革香がしっとりと変化してきているのが良く分かる
ほんとに別人になるというか大化けとはこういうことかと感心
  ・・・通にしか好まれないワインなのでしょう

長いワイン人生で1週間落るどころか
逆に尻あがりに伸びてきたワインは初めての経験

Bravo Alain Chavy!
C'est tres-bon! super! Qualite-prix!

<追伸>
このブログUPと同時に3本目を開栓し
瓶内でシャッフルして一休み後バキュバンして8日間待ち・・・楽しみなDEGUSTAION

アンリ・ボワイヨ ACブル ルージュ 2007

2010-02-25 | ACブルゴーニュ
AC BOURGOGNE ROUGE 2007 HENRI BOILLOT
アンリ・ボワイヨ ACブル 2007




ムルソーといえば普通は長熟の白といったイメージがある

でもこのワインはヴォルネイに本拠を置くアンリ・ボワイヨのピノノワール
でもエチケットの中央最下欄に”A MEURSAULT”と記載がある

考えられるのはたぶんネゴシアン物で瓶詰めがムルソーで行われたのだろう



ネゴシアン物のACブルとは言え
この赤は若干のバランスを崩してはいるものの
苦味も雑味も殆どなくACブルとしては上質の村名クラスと遜色ない

味わいからは
そのメリハリと中心線のあり方からNSGのように感ずるのだが・・・
まあVintage07のACブルとしては最上と言えると思う
裾モノでこのレベルであり
この07のVintageで初日のこの味わいは村名クラスを見まごうばかりで嬉しい驚き



勿論1時間半前からデキャンティングしていたのですが
ワインにバタツキは残っているものの少しは柔らかくなっただろうから
そうしたことを勘案すると推定で4-5年程度で十分楽しめる域に達するのではと思う

ACブル赤では
私にとってルロワの1999がこれまでは最上であったが
たぶんこのボワイヨはそれ以上に熟成していくように思える

久しぶりにいいACブルに出会えたものだ

<二日目>
若干味わいと香りに酸化っぽさがでてきた
これはネゴシアン物のルロワのACブルと同様である

まあ二日目落ちるのは良いワインとは言えないが
ネゴシアン物としては十分合格点であることにかわりない

ほんのり鞣革香を漂わせる アラン・シャヴィー ACブル 2007

2010-02-03 | ACブルゴーニュ
アラン・シャヴィー ACブル 2007
Alain Chavy BOURGOGNE CHARDONNAY


A・シャヴィーは2007年のワイン誌「デキャンタ」で最も進歩したドメーヌ10傑に選ばれ
一躍檜舞台に出たのだが、日本ではまだまだあまり有名ではないようだ

造りはメリハリが利いていて、若い間は取っ付きにくいかもしれないが
口に含んだ瞬間 ・・・・・熟成した時には芳醇でバランスが取れた良いワインをイメージさせる

おこがましい話で恐縮だが
古典的というのではなく、飲み飽きしない、熟成を楽しむ
そうした”通好み”のワインに化けるのではと思える



06に比べて果実の甘味が弱いものの余り遜色のない出来栄えの07

  ・・・・・今は開栓3日目でもOKで、それぐらい経過後の方が美味しい

どうやら一般的には07は、06に比べて難しい年で芳しくない評価のようだから
お陰で30%以上安くなったのでしょうね

A・シャヴィのようなきちっとした造り手であれば
少々の天候不良は技術でカバーしているのだと実感



写真と違って恐らく樽は余り使ってないと思われ

葡萄の果実味と甘味、酸味をダイレクトに味わえる

ACブルはピュルニーの葡萄のみ(100%)で造られるようで
現時点ではデキャンタージュで酸味を飛ばしてからでないと固さが目立つが
襟を正すようなメリハリはACブルのなかでも好みのタイプ

その味わいにポテンシャルを感じるだけでなく
ワイン香に仄かに乾いた鞣革香を漂わせて”おっ”て思わせられました

いつものことだが
結局あと3~4年寝かせればいいものを
他に開栓していいものがないので
その芳醇できっとバランスの取れた(頃の)味わいを知らないまま庫内から消えてしまうのである

好印象のアンリ・グージュのACブル ピノ・ブラン03 

2009-11-14 | ACブルゴーニュ
Vintage03の第5弾

ブログアップした03ワインの過去4回分は

優  ・・・ アルロー    リュショ
良  ・・・ コトティッド  エシェゾー
不可 ・・・ セガン     ラヴォー・サンジャック
不可 ・・・ ミヨ      クロ・ブジョー

いうなれば1勝1分け2敗というところ





なかなか味わう機会がなかったのですが

本家本元のピノ・グージュの味わいは
バランスの良さも手伝って日本食を楽しませてくれる

価格3千円は高くはないと言ったところか
外れの多い03の中で良い出来栄えのワインと言いえるでしょう