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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

勝沼醸造 甲州テロワール・セレクション 金山 2010

2013-04-10 | 日本のワイン
勝沼醸造 甲州テロワール・セレクション 金山 2010

酸味が強いのですが、2日目になれば、たぶん、随分柔らかくなるんでしょう。下位キュベの3月に飲んだ「祝」よりも「金山の方が厚みがあるように感じます。

2種類飲んでみて共通したこととして、四恩に比べるとフルーツ感が弱く感じます。それが、収量の問題でしょう。美味しいんですけどねぇ・・・。 ^^ゞ

<モトックス情報>
『祝の中に属するより小さく狭い地域。祝と同じく、黄色の火山灰質土壌で形成されています。皮が厚く、ゆっくり成熟するブドウが収穫できるため、力強い果実味が特徴的です。だからこそ樽熟成に向くといえ、味はパワフルでニュートラルな酸味。ヴァニラ・バター、キャラメルなどの強いブーケ。ミネラルが豊富で、1~3年落ちのブルゴーニュ樽を使用しています。
果実味が力強く、良いバランスを保ったワイン。リンゴ系の果実味がを強く感じ、余韻が長く、ダシとの相性が素晴らしい。おすすめはお寿司とのマリアージュ。』

品種:甲州 100%
醸造・熟成:醗酵:琺瑯タンク   
熟成:オーク樽 18ヶ月(仏産、225L) ステンレス・タンク 6ヶ月
年間生産量:1263 本
栽培面積:2ha
平均収量:130~170hl/ha
樹齢:15年
土壌:火山灰・砂質



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花見と北巨摩の貴腐人 ベルフォーレ・ワイナリー  

2013-03-24 | 日本のワイン
近くの都立公園に花見に出かけたのですが、散策途中にあるお菓子のシャトレーゼで自社銘柄の貴腐ワイン(フランス産と自社農園のセミヨン混醸)とスモーク・カマンベールをつまみに買い求めて、桜とワインを楽しんできました。



貴腐ワインは、自分史では飲まなかったワインでしたが、先般のモトックス試飲会でCH・ギローのVT96を飲んで、ちょい嵌りかけに。それで、このワインは値段も1500円と手軽で、味わいはギローには広がりや深さに劣りますが、期待以上に美味しくいただきました。やはり、青天井の開放感もあって味わいが深まったのでしょう。



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勝沼醸造 甲州テロワール・セレクション 祝 2011

2013-03-10 | 日本のワイン
今夜は、WBC第2ラウンド第1代表の決定戦でオランダとの決戦です。ペースが上がらないまま、悪いなりにちゃんと井端や鳥谷などキーマンが現れて、辛うじてここまできました。今日も期待したいですね。

さて、ヴィンテージ2011と若いワインですが、既に美味しいです。

香りは
白桃、マンダリンというかオレンジジャムなど優しさのある柑橘、ミネラル香、水飴など
味わいは
オイリーで香りのままの味わい、余韻に自然の果皮的苦味(甲州にしては軽い苦味)、甘酸のバランスもいいです。
全体的には
収量は高収量で凝集度が高くなさそうですが、実際に飲んでみると粘度も高く、ちゃんと果実味があって、全く悪さが見当たりません。

お主やるなぁ! ・・・勝沼酒造、甲州に特化しているとのことだけありますね。

こういう日本ワインが、実力を付けてきて大変美味しくなってきているを知ると、海外へ目を向けている場合ではないなあと感じます。
このモトックスのシリーズ物の日本ワインは、勝沼酒造とのコラボで生まれたとのふれこみです。WEBを調べると次の情報がありました。

<モトックス情報>
『火山灰質土壌。黄色をした富士山の火山灰、栄養分に貧しい土で形成されています。7~8人ほどの農家で栽培されています。桃などの白いフルーツの香りが特徴的で、柑橘系よりも、少し糖度が高いフルーツの印象。口の中にほのかな苦味を感じ、これが和食の旨味とマッチする要素といえます。』

品種:甲州 100%
醸造・熟成:醗酵:琺瑯タンク   
熟成:ステンレス・タンク 6ヶ月
年間生産量:3012 本
栽培面積:1ha
平均収量:100~130hl/ha
樹齢:15年
土壌:火山灰・砂礫質



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四恩醸造 ローズ・ロゼ 2012

2013-02-22 | 日本のワイン
今年も四恩醸造はいいですね。
自然な甘みと柔らかい酸、欧州にはない別次元の果実酒ですね。
そんなに沢山造ってないようですから、輸出で欧州等へもってってほしくないです。

このワインは、中辛口というのでしょうか。辛口でなくても、それすら気にならない。
香味というか、特に味わいの上品な優しさに巨峰の葡萄の味わいが感じられて、美味いです。

今日は、ALC11%だし、金曜日だし、・・・・・空いちゃうかな?! ^_^



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シャトー酒析 甲州バレル 2011

2013-01-07 | 日本のワイン
KOSHU Barrel 2011 シャトー酒析ワイナリー

ショップ情報では以下の通りです。
「秀逸なぶどう栽培家の池川仁氏の指導の下で、「i-vines」という農業法人が栽培した甲州ぶどうを使用。
はつらつとした果実味と香りに、複雑な厚みのある味わいを持たせるため、複数の酵母を使用し、オークの小樽で発酵、約2か月間の樽熟成。」

なかなかいいですねぇ。日本のワインは、造り手毎に同じ甲州葡萄でも特徴ある味わいが楽しめて、年々レベルが上がっているように感じます。

香りは正しく甲州。そして、このワインの場合はネゴシアン的ですが、ちょっと栽培農家との関係から言えばフランスの生産者組合のようで・・・・・  
柔らかい香りが味わいにも反映して、アロマと味わいの一体化が好印象。へたなブルゴーニュ・ブランなら甲州ワインの方が美味しい!!! そんなレベルかと思います。

因みに、家内がこれ結構美味しいねといいつつ、桜チップを使った鶏のスモークをツマミに2杯ほどで撃沈・・・ ^^;。



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四恩醸造 ローズ 赤 2011

2012-07-03 | 日本のワイン
葡萄は、マスカットベリーA98%、甲州2%というデータがありますが、実態かどうかは?です。甲州を混ぜるなんて、まるでコト・ド・ロティを模しているようです。

香味は、相変わらず優しく爽やかで、食中酒として和食に合わせやすそうです。ALC度数も11度と低めですので、スーッとグラスが空いていきますね。



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グレイス茅ヶ岳 2010

2012-06-28 | 日本のワイン
GRACE KAYAGATAKE 2010 中央葡萄酒

キャップ式って前からでしたっけ?
アメブロ時代のデータを探せば分かるのですが・・・。日本でも、四恩醸造を筆頭に、コルクを止めて、キャップタイプが流行りになてきているのでしょうか? ・・・Ecoであることに間違いはないですし、ブッショネの心配もないですし、特に早飲みタイプであれば、これが面倒でなくていいです。

さて、本題の味わいですが、従前のグレイスのスタンダードタイプでは、アタックにちょっとヤンチャさがあって、馴染んでくるのに時間が掛かりましたが・・・・・。このワインの向かっている方向性は、四恩醸造ですね。輪郭も柔らかさの中にぼやけることなくありますし、余韻にあった果皮の苦味も抑えられて、これなら和食は何でもいけそうです。

これは、毎年探してStockしたいですね。



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四恩醸造 ローズ 橙 2011 ②

2012-03-30 | 日本のワイン
ALCが10.5%という低アルコールタイプの甲州種ワイン。

このワインは、食中酒として重宝しています。何の気兼ねも必要がなく、つまみにスナックで十分美味しく飲めるので、正しくビール代わりなんです。

こういう飲み方って、欧州産じゃあアテを選ぶからしんどいんですよね。
やっぱり、洋の東西を問わず、地動説的ワインの方が周りがうまくフィットしてくると思います。


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四恩醸造 ローズ 橙 2011

2012-02-07 | 日本のワイン
ローズの橙は初めての経験ですので興味津々です。

セパージュは窓辺の橙と同じ甲州種ですが、窓辺に比べてALC度数(10.5%、窓辺は12%)や味わいの厚みが若干スケールダウンしたような感じでしょうか。丁度、価格の差の分? でも、これはこれで酔わない・・・ではなくホンノリと酔いが回ってくるようで、こういうワインもいいですねえ。

四恩醸造のワインは、柔らかさと優しさが看板キャラで、甲州種の余韻のグレープフルーツぽい苦味も、このワインの場合には葡萄の持つキャラクターとして必需品なのかも。そういったイメージが広がる。

まあ、ご他聞に漏れないのですが、Vintage2011ですから幼児虐待のような若飲みなのですが、開栓即で美味しく飲めます。が、よーく味わうとやはり酸が走っていることに気が付きます。我慢できないかもしれませんが、1本2年後当りまで寝かせてみましょう。


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四恩醸造 ローズ 赤 2011

2011-12-28 | 日本のワイン
四恩醸造は「窓辺 橙」が良かったので他のキュベを買ってみました。
このVintage2011は4種出荷があったようですが、買えたのが2種でした。
人気が上がっているのでしょうか、入手がだんだん難しくなるのでしょう。
  ・・・価格と味わいから良いパフォーマンスのワインですから当然といえば当然で、価格高騰をしないように祈るだけです。

さて、今日は休肝日にしようかと思っていたのですが・・・
会社では朝から餅つきをして無病息災を祈りつつ、昼で納会も終わって、帰宅後ゆっくりしていたら、忘年会、送別会(西暦決算のために年中行事の人事異動)やらが重なって飲み疲れがあるのですが・・・

開けちゃいました (^^;
想像通りで、優しい、飲み疲れのない、欧州のワインとは一線を画す手作りワイン

疾風怒濤であった、今年の世相や、仕事や、会社の業績など、いろいろと思うところをしみじみ考えてしまいました。
来年は、海外へ重心をシフトしなくてもよい、震災復興を含めて、辰年はそういう再生元年であって欲しいですね。

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四恩醸造  窓辺 橙 2010  (1000円シリーズ:07)

2011-12-10 | 日本のワイン
今回は、窓辺 橙を初めて購入しました
イメージ的にはグレイス甲州のような香味かなとイメージしてます
さて、どうでしょうか?

日本のワインでは、グレイスの2Vintageくらいしか知らなかったので
価格的にも最近注目している1,000円シリーズのワインと比べてどうなのだろうと興味津々
今日届いたのですが、山梨の購入店では既にVintage2011の4種類のローズが出ていました
早いですねえ (驚)
購入価格:1,785円税込

では開栓してみましょう

色調は
濁りがあって、滓や酒石酸など出やすい(エチケット写真参照)ように記載がありましたが・・・
光に透かしても透明度が高くて、何の意味だろうかというところで、全然気になりません
香に
甲州種のイメージがグレイスとは別世界!
優しく甘酸っぱい香りが支配的で、複雑味はないのですが
かえってシンプルにセパージュが香るのが好感をもてて好いです
味わいに
優しい酸(グレイスと違って舌の刺激がない)の分だけアタックも優しい
果実味も甘すぎず辛過ぎず、メチャ若いVintage2010に拘らずバランスも良いですねぇ

このワインはグラスがスイスイ空いていく、食事とでも、アテとでも
  ・・・・・実は今、亀田製菓の”お米のスナック からしマヨネーズ味”をツマミにいただいてます
     こんな飲み方って、造り手に失礼かもしれませんが、気軽で好いですねえ
いい意味で甲州種の良さを改めて教えていただけました (合掌)

今回の自分企画の1000円シリーズの白ワインでは、今のところ№1
今夕はこのワインを楽しみましょう (Cincin! A votre sante!

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リンゴの果実味一杯 紅玉ワイン 

2010-02-14 | 日本のワイン
リンゴのワイン 紅玉




紅玉から造られたリンゴのワインを仙台出張で見つけました

でもワインというのは葡萄酒のことですから
よ~く考えるとリンゴの場合に使う言葉としては変だなあと思う

リンゴ系では蒸留酒がカルバドスで、リンゴの発泡酒がシードル・・・と思うのだが
”cidre”というのは仏語辞書ではシードル、リンゴ酒という

どう言えばいいのだろうか?
まあリンゴワインと呼ぶ方がイメージしやすいし、何とはなく高級感があるような気がする

ALC8%なので軽さとリンゴの甘さとサラリと味わいであっという間になくなりました



YAMAMOTO APPLE WINE<紅玉>
宮城県山元町特産リンゴの中から、厳選した”紅玉”
をていねいに発酵させました。ラベルもリンゴの木皮
を成分とした、こだわりの手造りです。
すっきりとした酸味の中に、リンゴのやさしい甘さが
とけ込んだバランスのよいワインです。よく冷やして
お飲みください。

とは裏ラベルの売り文句でした