まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

青春スターの訃報

2022年02月23日 | 日記
SNSにたまたまこんなポスターが投稿されていて
あれ?と思ったのがきっかけだった。
そうそう、昔の映画のポスターは写真ではなく
みんなこういう極彩色の絵だったんだよなあと思いつつ
初めて西郷さんの訃報を知ったのだった。


歌手で俳優の西郷輝彦さんが亡くなった。
西郷さんと言えば何かにつけて「星のフラメンコ」だが
私はこの「十七歳のこの胸に」の方が好きで
まだ中学生になったばかかりのハナタレ小僧だったが
当時の流行歌をよく口ずさんだものだった。
この初の主演映画も観たような気がするが定かではない。
青春歌謡を代表するスターだった。
舟木一夫、橋幸夫とともに「御三家」などと呼ばれ
いつも若い女性の黄色い声につつまれていた。
その後、映画やドラマの世界に転身され
いつの間にかいい役者になったなあ、というのが印象だった。
最近はガンを発病しておられたとかで
最新医療を求めてオーストラリア渡られたニュースも知った。
現役続行への意欲は誰よりも強かった聞くが
それだけに75歳は若すぎたと思う。

そんな西郷さんの思い出話を熱く語ってみるが
家族の誰一人として知らないのが寂しい・・・


独裁者と独善者

2022年02月21日 | 日記
北京の冬季オリンピックが閉幕した。
開会式も閉会式も見ていないのでよくは知らない、
ニュースで競技の結果を知るぐらいだったが
見る限りは盛り上がっていて日本選手も頑張っていた。
しかし、この空々しさ後味の悪さは何だろうか。


テレビでは習近平とプーチンがにこやかに握手をし
バッハ会長がまるで太鼓持ちのように
ニコニコと笑顔を振りまくのを見ながら
ああ、これは平和のためのスポーツの祭典などではない。
批判に耳を貸さぬ「独裁者」と「独善者」が結託し
力ずくで開催した大運動会なのだなあと合点がいった。
ウイグル族や香港への人権弾圧などどこ吹く風で
世界中の批判をコロナとともに封じ込めてしまった習近平。
オリンピックは自国の力を誇示する絶好の機会である。
かたや国家ぐるみのドーピング疑惑で出場停止の立場なのに
オリンピックをあくまでも国威発揚に利用するプーチン。
この男の人権抑圧ぶりも負けず劣らずである。
ウクライナ国境に山ほどの兵と戦車を集めて脅しをかける。
二人ともヤクザ顔負けの恫喝ぶりである。
そして、そんな両巨頭にへいこら揉み手をしながら
ひたすら金もうけに余念がないぼったくり男爵のバッハ。
この男にはオリンピック精神など皆無である
まさしく独裁者と独善者の盛大な宴。
新聞は体裁よく「岐路の五輪」などと書いているが
こんな薄汚いオリンピックなどもう結構!
というのが日本人の・・・いや私のホンネである。


♪ 宗谷岬

2022年02月20日 | 日記
日曜日の昼下り。
ラジオを聴きながらついウトウトしていた。
何かの夢を見ていたような気もするのだが思い出せない。
耳元に流れて来た懐かしいメロディーに
思わず目が覚めてしまつた。


確かダ・カーポが歌っていた「宗谷岬」だ。
もう20年近く前の曲だろうか。

  ♪ 流氷とけて 春風拭いて
     ハマナス咲いて カモメも啼いて
    遥か沖ゆく 外国船の 煙もうれし 宗谷の岬

当時、男女のデュオと言えばチェリッシュが人気だったが
私はちょっと地味目のダ・カーポが好きだった。
とくに女性(名前は失念したが・・)の
やわらかで伸びのある高音がとても魅力的で
いつもウットリしながら聞きほれていたものだった。
大ヒット曲の「結婚するって本当ですか」も好きだったが
この曲には最果ての岬の旅情が歌いこまれていて
学生時代に一度だけ稚内から足を延ばした
本州鯛北端の地の風景が懐かしく思い出されたものだった。
そうか、そろそろ流氷がとけ始める頃か・・・
などと思いながら、このフォーク調の軽快なメロディーが
意外にも演歌の船村徹の作曲と聞いて驚いた。

ちなみにダ・カーポという名前は
音符記号で「曲の最初にもどる」という意味らしい。
つまり原点に戻るという意味合いで
高齢者間のオジサンには見果てぬ夢なのかも知れない。


出口は見えたか?

2022年02月18日 | 日記
久しぶりの朝日新聞。
岸田内閣の相変わらずの迷走ぶりを伝えている。
ここまで感染爆発が拡大してしまって
今さら水際対策を緩和して意味があるのだろうか?
いつまで鎖国を続けるのか!と言う
経済界からの批判に抗しきれなかったようだ。


一方では5県で「まん延防止」を解除しながら
17の道府県では延長を継続するなど
綱を締めたりゆるめたりと忙しいことである。
この迷走ぶりを国民はどう見るのか?
人の話を聞くのは上手かも知れないが
結局は決断のできない「朝令暮改」内閣ではないのか?
初めて「出口戦略」を検討し始めた岸田首相。
専門家でもピークアウトを口にする人がいるようだが
これだけ過去最多を繰り返す現状で
果たして本当に出口は見えて来たと言えるのか?

ウクライナ問題でも出口が見えない。
やれ撤退しただの増強しただの
今や米ロの情報戦の様相を呈してきたが
オリンピックのドーピングでも厚顔無恥を繰り返すロシアは
実にしたたかでうしろ暗い国である。
とても一筋縄ではいかないと思うのは私だけだろうか。


コブシふくらむ

2022年02月18日 | 日記
北風がピープー吹くのに
もうコブシの蕾がほころび始めてます。
ぬくぬくとした綿毛につつまれてふっくらと
そろそろ開花宣言かも知れません。
三月に入ると真っ白な花を咲かせてくれます。


昔の人はこの時期のふくらんだ蕾を
小さな子供の握りこぶしによく似ていることから
コブシと名付けたそうですが・・・
うーん、そう言われれば似ていなくもないような。
早春を代表するような凛としたたたずまいで
私はコブシの花が咲き始めると春の到来を感じます。
すぐお隣の梅林では・・・
早咲きの梅がもう満開の風情です。
昔の人は梅林にやって来る若い女性たちを
バイリンギャルと名付けたそうですが
果たして本当でしょうか?

   行き暮れて 見上げる空に コブシ咲く (杉作)

オジサンは今日も行き暮れています。(笑)