まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

独裁者と独善者

2022年02月21日 | 日記
北京の冬季オリンピックが閉幕した。
開会式も閉会式も見ていないのでよくは知らない、
ニュースで競技の結果を知るぐらいだったが
見る限りは盛り上がっていて日本選手も頑張っていた。
しかし、この空々しさ後味の悪さは何だろうか。


テレビでは習近平とプーチンがにこやかに握手をし
バッハ会長がまるで太鼓持ちのように
ニコニコと笑顔を振りまくのを見ながら
ああ、これは平和のためのスポーツの祭典などではない。
批判に耳を貸さぬ「独裁者」と「独善者」が結託し
力ずくで開催した大運動会なのだなあと合点がいった。
ウイグル族や香港への人権弾圧などどこ吹く風で
世界中の批判をコロナとともに封じ込めてしまった習近平。
オリンピックは自国の力を誇示する絶好の機会である。
かたや国家ぐるみのドーピング疑惑で出場停止の立場なのに
オリンピックをあくまでも国威発揚に利用するプーチン。
この男の人権抑圧ぶりも負けず劣らずである。
ウクライナ国境に山ほどの兵と戦車を集めて脅しをかける。
二人ともヤクザ顔負けの恫喝ぶりである。
そして、そんな両巨頭にへいこら揉み手をしながら
ひたすら金もうけに余念がないぼったくり男爵のバッハ。
この男にはオリンピック精神など皆無である
まさしく独裁者と独善者の盛大な宴。
新聞は体裁よく「岐路の五輪」などと書いているが
こんな薄汚いオリンピックなどもう結構!
というのが日本人の・・・いや私のホンネである。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大きく同意 (雫石鉄也)
2022-02-22 09:14:25
おっしゃることに大きく同意します。
オリンピックなるイベントは完全に役目を終えた
過去の遺物以外なにものでもありません。
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嫌悪感 (まろ)
2022-02-22 18:37:40
雫石様
私は幸運にも最初の東京オリンピックを
現場で観るという幸運に預かったクチですが
あれからすでに半世紀以上です。
時の流れはオリンピックをすっかり変質させました。
今は嫌悪しか感じません。
返信する

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