まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

春本番

2020年03月20日 | 日記

春本番の陽気です。
今日から三連休だそうです。
とは言いながらこのご時世ですから
大手を振ってお出かけとは言いにくいですねえ。
ザマーミロ!と思ってしまいます。(笑)

公園の池ではヒキガエルが冬眠から目覚めて
モゾモゾとうごめいていました。
気温だけでなく水温も一気に上がって来て
活動開始でしょうか。
あれ、あれれ、これってひょっとして
交尾中ではないでしょうか。
うーん、目覚めた途端にいきなりとは・・・
元気なやつですねえ。(笑)

 水温み 悲しみもまた あらたなり (杉作)

地下鉄サリン事件から
今日でもう25年だそうです。
ちょっと襟を正しつつ仕事に出かけます。


巨悪を眠らせない

2020年03月19日 | 日記

とんでもないものが出てきましたねえ。
例の森友問題で不幸にも自殺した
当時の近畿財務局の職員のAさんが書いた遺書です。
あれから誰もが口を拭いウソを重ね
真相は闇から闇へと葬り去られて来ましたが
やはり遺書はあったのですねえ。

国民の税金である国有地がなんの理由もなく
八億円も値引きされるという本来ありえない事件でした。
問題の幼稚園の土地には総理夫人が深く関与していて
様々な疑惑や憶測が指摘されましたが
結局、園長の籠池夫妻が国策捜査ともいえる手法で逮捕され
本丸の財務省関係者はすべて不起訴という
なんとも後味の悪い事件でした。
今回、ご遺族が発表を決意されたAさんの遺書には
総理夫人の関与を示す記述や証拠を
どのように隠蔽し改ざんしたのかが事細かく書かれています。
しかも「すべては佐川理財局長の指示です」と
実名まで上げて経緯を綴っているとか。
Aさんは自分の罪に悩み激しく抵抗もしたようですが
結局、周囲のプレッシャーには抗いきれなかったのでしょう。
痛ましい限りで言葉もありません。



だれが書いたのかは知りませんが
すべてはこのヘタクソな字の看板が掲げられてから
腐敗が始まったような気がします。
世界一優秀と言われる日本の官僚たちがその矜持を失い
誰もが官邸の顔色をうかがいながら忖度し
出世のために心ない仕事をするようになりました。
官僚の命である文章の隠蔽や改ざんやなど平気になり
良心がいつしか腐っていきました。
日本の官僚制度をこれほど見事に崩壊させたことは
まことに罪深いと言わねばなりません。
昔から検事たちは「巨悪を眠らせない」とは言いますが
今やその検察制度さえ捻じ曲げようとする
安倍内閣の前ではその決意ももう過去の遺物でしょうか。

 


ユキヤナギ

2020年03月17日 | 日記

世の中「コロナ、コロナ」で
もういい加減ウンザリという感じです。
仕事の行き帰りに公園のとりどりの花を眺めては
なんとか平常心を保っています。
朝晩もすっかり明るくなって来ましたねえ。

一週間ほど前から
ユキヤナギが咲き始めています。
白く小さな花が枝一杯に咲いて枝垂れています。
雪柳という名前からして冬の花と思われがちですが
桜やチューリップと同じ春の花です。
コロナパニックも株価の乱高下も我関せずの風情で
静かに趣たっぷりに枝垂れています。

  雪柳 六十路半ばの 思案なり (杉作)

何を思案かはヒミツです。(笑)


紅白饅頭

2020年03月17日 | 日記

桜の開花を待っていたかのように
いろいろな花々が一斉に咲き始めました。
見慣れた春の光景とは言いながら
やっぱりウキウキと弾むような気分になって来ます。
いいものですねえ。

おなじみのモクレン(木蓮)です。
淡い紫色の花でシモクレン(紫木蓮)とも呼ばれます。
花弁は6枚だったか7枚だったか・・・
ぽってりとした上品な花でいい匂いがします。
確か地球上で最古の花木と言われていて
一億年以上も前(!)からこの花姿だったそうですが
うーん、本当でしょうかねえ。

すぐ横ではハクモクレン(白木蓮)も咲いています。
いつもの年ならモクレンより十日ほど早く咲き出すのですが
今年は暖冬のせいか同時の開花です。
桜も東京が全国で真っ先の開花宣言だったそうで
どうも調子が狂ってしまいますねえ。
ということでモクレンは紅白そろい咲きです。
正確に言えば赤でなく紫ですが
そのぽっちゃりとした形状はまさに「紅白饅頭」です。
この季節、卒業式や入学式には
必ず記念品に紅白饅頭が入っていたものですが
最近はどうなのでしょう。
今年は卒業式も入学式もどうやら中止のようですねえ。


届かない言葉

2020年03月16日 | 日記

この人の言葉はどうして心に届かないのか?
記者会見を見ていつもそう思う。
もともと届けるべき自分の言葉がないのか。
言葉にこめるべき心がないのか。
おそらく両方なのだろうと思ってしまう。



コロナウィルスの世界的な感染拡大を受け
わが国も特措法で非常事態宣言を発令することになった。
それを国民に説明する記者会見であったが
なぜか「国民に語りかける」という姿勢は皆無であった。
非常事態だけに普段とは違った言葉が聞かれるのではと期待したが
いつものことながら官僚の作文をいつも以上に神妙な顔で
過不足なく報告するだけの会見であった。
もともと心がないのだから人に心に届くはずもない。
たとえポーズにしても為政者たる者
時には劇的な言葉を弄しても人心を鼓舞させるものだが
あれだけ饒舌に虚言や言い訳を重ねて来たのに
そんな素振りもない空疎な会見だった。
この人は口では「反省している」と言いながら
本当に反省したことなどおそらく一度もないに違いない。
自分の業績と政権維持が最大の関心事だから
国民の窮状など全く見えていない。
テレビカメラの向こうには何が見えているのだろうか?